こんにちは。
発声改善士のトクガワ です。
あなたは、コミュニケーションについて悩んでいることはありませんか?
例えば・・・
人と話すことがあまり得意でなかったり、
自分が思っていることを自信を持って言うことができなかったり、
レッスンに来てくださる方の中にも、こんなお悩みをお持ち方がおみえです。
今の私たちの社会で生きていく上では、コミュニケーション能力が重要なのは周知の事実。だからこそコミュニケーションについて悩んでいて、能力を向上させるために行動されているわけです。
そしてその想いや行動の裏側には「自信を持って話すこと話すことができるようになりたい」という望みが隠されているはずです。
その望みを叶えるために、本を読んだりセミナーに参加したり、色々な努力をしている人が多いのですが・・・
残念ながら、あまり効果を実感できていない方が多いようです。
ネットで調べたり本を読んでも効果を実感できない。
セミナーに何度行っても効果も改善も実感できない。
さんざん時間とお金を掛けて学んでいるのに一向に改善しない。
その結果、自分に非があるのではないか?という新たな悩みに繋がってしまっている方もいるようです。
でも安心してください。あなたに非はありません!!
あなたも自信を持って話すことができるように、コミュニケーション能力を向上させたいと考えている人が見落としているポイントについて解説しながら、あなたが自信を持って話すことができるようになるための方法をお伝えします。
・「何を言うか?」ではなく「どうやって言うか?」
・話す前から結果を決めているから上手く行くはずがない
ノウハウだけではコミュニケーション能力は向上しない
まずはじめに、大切なことを理解しておいて欲しいと思います。
それは「ノウハウだけではコミュニケーション能力は向上しない」ということです。
あなたもこれまでにネットで調べたり本で読んだノウハウをいくつか知っていると思います。「コミュニケーション能力を向上させるためにはこうすればいいよ」というようなノウハウやテクニックは山ほどありますよね。もちろんセミナーでも教えてくれます。
でもそれだけでは機能しないのです。
なぜなら、ノウハウやテクニックというのは例えるならアクセサリーのようなものなんですね。あなたの中身が変わっていないのに、いくらアクセサリーで着飾っても人としての魅力は変わらないのと同じことなんです。
でもノウハウやテクニックを伝える本やセミナーが多いのは、講師も受講生も分かりやすいからなんですよね。
ところが、本当に必要なのはノウハウやテクニックではありません。
話すことにおいて大切なことは、話すときに「どうやってカラダを使うか?」と「どのように考えて話すか?」の2つです。
この2つのベースがあってはじめて、ノウハウやテクニックが役に立つのですが、これを扱うのは実はとても大変なのです。
だからこそ本やセミナーでは扱われていません。扱うことができないと言ったほうがいいかもしれませんね。だって、ベースとなる2つのことを扱うなら、一人一人にアプローチしていかなければならないわけですから。
だからこそ一度にたくさん人に伝える効率というものを考えたとき、「こうすればいいよ」的な分かりやすいテクニックのほうが便利なのです。伝える側である講師にとっては全員に同じことを言っていればいいし、受け手である受講生にとってはそれらしいヒントをもらって満足してくれるでしょうからね。
だからこそ、コミュニケーション能力を向上させるために本やセミナーにお金や時間を費やしても効果を実感できないわけです。
ベースとなるものが変わっていないので当然です。
知っただけでは活用できない
もう一つ、ノウハウやテクニックが機能しない理由があります。
それは私たちがいとも簡単に錯覚してしまうことにも関係しています。
今回のテーマだけでなくその他のあらゆることにも関係しますが、あなたは本やセミナーで「学んだだけ」になっていませんか?
私たちは何らかの知識を手に入れることができれば、それをすでに身につけたと錯覚してしまいます。知っているだけでそれをすでにできることだと勘違いしてしまうのです。
これがスポーツや技術的なことになるとそうは思わないのですが(例えば、バスケットボールでシュートの打ち方を学んだとしても、実際にできるかどうかは別のことですよね?)、なぜかコミュニケーションにおいては聞いただけで、読んだだけですでに身につけたことだと錯覚してしまうのです。
どんなノウハウであれテクニックであれ、知っているだけでは機能しません。活用しなければ意味がないのです。
「じゃぁ、活用すればいいんだよね?簡単じゃん」と思うかもしれませんが、それも上手く行かないのです。
なぜなら、あなたが活用するのを邪魔しているものがあるから。
その邪魔というのはあなたの習慣です。
あなたの習慣が、あなたのコミュニケーション能力を向上させる邪魔をしているのです。
そしてあなたが本やセミナーで学んでも効果を実感できないのは、あなたが今までの習慣通りに話そうとしたり声を出しているからなんです。
話すときの習慣を変えなければ、あなたのコミュニケーション能力は向上しません。
それどころか、今と同じことを何度も繰り返していることになるのでどんどん今の習慣化が強化されて、悩みが深くなっていく恐れもあるのです。
でも安心してください。
そうならないように、何を実践していけばいいのかをお伝えしていきますね。
コミュ力向上には3つの習慣を変える
もしあなたがコミュニケーション能力を向上させたいなら、あなたが話したり声を出したりしているときの習慣を変える必要があるということに納得していただけましたか?
ここからがどうやって変えていくかという実践方法についてお伝えしていきます。
これまでに色んな方とレッスンをしてきましたが、多くの人が見落としていて、具体的に実践できて、比較的すぐに効果が得られて、ポイントを3つにまとめてみました。
・思い込みに気づく
・どうやって言うか?
・話す前に少しでも時間をとって、これから実践することを決める
それぞれ詳しく解説していきます。
思い込みに気づく
まずはじめに取りかかって欲しいのが思考の習慣を変えることです。コミュニケーション能力を向上させたいという願いの裏側には、「自信を持って話せるようになりたい」「自分の意見をはっきり言いたい」などその人それぞれの本当の望みが隠されているはずです。
でもその望みを実現させることを邪魔しているのは「思い込み」という思考の習慣なのです。
例えばあなたが話すとき、こんなことを考えたことはありませんか?
「相手が聞いてくれなかったらどうしよう」
「私の声はいつも聞き返されるから、今回もそうだろうな」
「いつもうまくいかないから、今回もうまくいかないんだろうな」
このほかにも色んな考えが浮かんでいるはずです。
実はこれらの思考があなたが人と話すこと、つまりコミュニケーションをすることを邪魔しているのです。
なぜなら、私たちの考えというものはカラダの動きと非常に密接な関係にあって、考えていることがカラダの動きに影響を与えるからなんです。
具体的なお話は割愛しますが、私がワークショップでよくやる実験を紹介しておきますね。
ワークショップでも参加者の方に協力してもらって、こんな実演をすることがあります。
A.「私の話なんて誰も聞いてくれない」と思いながら話す
B.「私の話をみんなが心待ちにしている」と思いながら話す
話している内容は同じでも、AとBでは声も雰囲気も表情も全く違いますし、何よりそれを聞いている方の受け取り方が違うのです。
見ている方に話している様子を比べてみた印象を聞いてみると、Aは近寄りたくない・イライラするというような印象を受けるのに対し、Bは総じて好印象を受けとるのです。
つまり、あなたが誰かとコミュニケーションをとるときに考えていることが、あなたの印象を変えて、相手の受け取り方を変えるのです。
先ほど挙げた、コミュニケーションをとるときに考えていることの例はすべてあなたが勝手に思い込んでいるだけで、それが原因で相手の反応をも決めてしまっているのです。
あなたが誰かとコミュニケーションをとるとき、どんなことを考えて話していますか?どんな思い込みがありますか?
まずはあなた自身がまだ気がついていない思考の習慣に気づいて、それを変えることからはじめていきましょう。
どうやってコミュニケーションをするか?
あなたがコミュニケーションをするときにどんな思い込みがあるのか?という思考の習慣に気づきそれを捨て去ることができたら、次はもう一つの側面からアプローチしていきましょう。
コミュニケーションをするために、つまり話すためにどうやってあなたのカラダを使うか?ということについて考えていきましょう。
思考の習慣を扱わずにカラダの使い方を先に扱ってしまうと、実はあまり効果は期待できません。なぜなら考えていることがカラダの動きに影響を与えるのに、その原因となっている思い込みや思考の習慣を取り除いていないということはカラダの動きが邪魔された状態で取り組んでいるわけですからね。
さて、話すためにどうやってカラダを使うか?については山ほどアイディアがあります。
そしてすべての人に当てはまる唯一の正解というものは存在していません。これは私の考えですが、コミュニケーション能力を向上させたいとの望んでいる人はどうも正解や唯一の方法(「これさえやれば向上する」みたいなもの)を探し回っている傾向が多い気がしています。
私も色んな方とレッスンをしていてそのことに気づきましたし、唯一の正解は存在していないと言うことにも確信が持てました。
話すことというのはカラダ全体で行われている共同作業なので、アタマの先から足の先まですべてが関係しています。
そしてカラダの使い方というのは人によって全く違います。
だからこそすべての人に当てはまる方法は存在しないわけです。
もちろんなかには基本的なことや共通して大切なことはあります。カラダの構造や呼吸の仕組みとか、知っているだけでコミュニケーション能力の向上に貢献してくれるものはたくさんあります。
そして、思い込みや思考の習慣があなたが話すことを邪魔していたように、カラダの使い方の習慣もあなたが話すことを邪魔しています。
あなたは誰かと話すときに邪魔をしながら話していませんか?
あなたがまだ気づいていないカラダの使い方の習慣が、あなたのコミュニケーション能力を向上させることを邪魔していませんか?
いくつかポイントになるカラダの部分をまとめていますので、ぜひこれを参考にしながらあなたがどうやってコミュニケーションしているのかについて考えてみてください。
コミュ力向上には新しい習慣づくりが不可欠
あなたのコミュニケーション能力を向上させることにおいての邪魔となる思い込みやカラダの使い方を取り除くことができたら、いよいよ仕上げの段階です。
いざ話し始めるときに「何をするか?」を具体的に考え、なおかつ丁寧に実践していく必要があるからです。
これをやっておかないと、成果は期待できません。はじめのほうでも少し触れましたが、誰かから聞いたり本で読んだだけで私たちはそれができるようになったと錯覚してしまっていますが、実際にそうではありません。できているつもりになっているだけで、本当はいつもの習慣化された方法を使っているだけです。
だから本を読んで学んでも、セミナーに参加しても成果を実感できないわけです。
本当に成果を上げたいなら、新しく手に入れた知識や情報を何度も何度も実践し、新しい習慣を作っていく必要があるのです。そうしないと、私たち人間の習慣の力というものはとても強力なので、すぐにいつも慣れ親しんだ習慣に戻ってしまって、なじみのない新しいものは極力避けてしまうんです。
いつもの慣れ親しんだ習慣に戻らないようにするためには、それを新しい習慣で上書きする必要があります。そうすれば特に意識をしなくても新しい習慣を使うことができますからね。
当然ですが、これがいちばん大切です。でも、そのメリットも大きいです。やればやるほど成果に繋がるわけですからね。
誰かとコミュニケーションをとる上での新しい習慣を作る方法はたくさんあります。もちろん人前で話す、初対面の人と話す、片想いの人と話すなど状況によっても違いますから、これも唯一の正解はありません。
私もレッスンをしている中で色々なシチュエーションを扱ってきたのですが、共通して役に立つものを紹介しておきますね。
コミュニケーション能力を向上させるための新しい習慣づけ
・声を出す楽器であるカラダをどうやって使うかを決める(使い方)
・楽器を何のために使うかを明確にする(意図)
・声をどのくらい離れている人に届けるかを決める(距離)
・その距離を届けるために必要な行きの量とスピードを考える(最適化)
・相手とコンタクトする(接触)
・話すことに協力してくれることを考える(思考)
・これらのことを実現するために話す
一度にすべてのことをやろうとするのは難しいので、まずは1つずつ丁寧に取り組んで行きましょう。
わざわざ練習時間を確保する必要はありません。
毎日の生活の中で誰かと話すことはたくさんありますよね?
仕事中、家族との会話、友人との飲み会、スーパーやコンビニでのレジ係の方とのやりとりなど、あなたの生活の中にある声を出すシチュエーションのすべてが練習の場になります。
そのときにこれらの事を少しずつ意識して実践してください。
いつの間にか新しい習慣づけがされて、声を出すことや話すことに変化が起きていることに気がつくはずです。
ぜひ継続していきましょう。
コミュニケーション能力の向上に必要なのは練習時間ではない
先ほど「わざわざ練習時間を確保する必要はありません」とお伝えしましたが、「練習時間を確保しなくても本当に効果があるの?」と思っていませんか?
私は練習時間を確保することは逆効果に働くとさえ考えています。だから私のスタイルは発声練習をしないボイトレなんですね。
その理由を実際のレッスンの様子をまじえて解説しますね。
ある時、40代後半の女性(仮名:アスカさん)がレッスンに来てくれました。
アスカさんはこんなことに悩んでいました。
・話すこと自体は好きだが、複数人で話すことやコミュニケーションが苦手
・いつも声が詰まるので自信を持って話すことができない
・ボイストレーニングや話し方教室に通っているが、効果を実感できない
こんな悩みを持っていたアスカさんはレッスンを通じてどんな変化を体験したのでしょうか?
コミュニケーションをはじめる前に「どうやって自分を使うか?」
アスカさんとのレッスンをご紹介しましたが、いかがでしたか?
話すことが好きなのに思い通りに行っていないことに悩みを抱えているアスカさんは、レッスンを通じてあるものに気がつきました。
それはコミュニケーション能力を向上させたい人が見落としている3つの習慣です。
アスカさんとのレッスンについて解説をしておきますね。
レッスンに来てくださったアスカさんは、話すことは好きなのにコミュニケーションに苦手意識を持っていました。好きなことなのにうまいかないというモヤモヤを抱えていたわけです。
それは「お話をしはじめると声が詰まってしまう」ということでした。
特に、複数人でいるときや周囲が騒がしい状況で話すときに声が詰まってしまうということが起きるようです。
そこで私は、まずは普段通りにアスカさんが話しているときと騒がしい状況や複数人でいるときでは声を出すためのカラダの使い方が違うのではないか?と推測しました。
この段階では推測なので、それを調べて見る必要があります。
そのためにまずはアスカさんに普通に話をしてみてもらいました。どうやってここまで来たか?について話をしてもらったのは、アスカさんの悩みやモヤモヤの原因となっていることは話している内容とはあまり関係がないからです。今回のケースにおいては、話している内容はそれほど重要ではなくて、話しているときのアスカさんのカラダの使い方に解決のヒントがあると考えていたからです。
そこでアスカさんがうまくいかないという状況ではどんな風に話しているか、声を出しているかを見せていただきました。グループレッスンだと他の方に協力していただいてガヤガヤしている環境を作ることができるのですが、1対1のプライベートレッスンなのでそうもいきません。たまに音楽を大きめにかけて再現することもありますが、それをするにはいくつかのステップを踏んでおく必要があるのであえて採用しませんでした。
その代わりに、アスカさん自身が体験した周囲が騒がしい状況を思い出してもらいました。その時の場所、一緒にいた人、周囲から聞こえる音などをできるだけ具体的に思い出してもらいました。
思い出してから話をしてもらうことで、できる限りその時の気分や心理状態、カラダの使い方に近づくからです。
騒がしい状況を思い出してもらってから話してもらうと、明らかな違いが見られました。話している時のアスカさんの声が詰まってしまったのです。
この時、私が指摘するよりもアスカさんご自身が「何をしたのか?」に気づく必要があります。だから私はこんな質問をしたんです。
「さっきお話してくださった時と今居酒屋の状況を思い出して話した状況では、アスカさんご自身のカラダの違いや気分や感情の違いはありましたか?」
どれだけ変化を望んでも、ご自分で気づいていないことや自覚のないことを変えるのは不可能です。気づいていないということは本人にとって存在していないことと同意です。だから存在していないものをどれだけ変えようと思っていてもうまくいくはずがありません。
ボイストレーニングや話し方セミナーに参加しても効果を得られないと感じる人が多い理由は、ここにあるのではないでしょうか?
悩みやモヤモヤの原因となっていることには全く気づかずに、テクニックやノウハウだけで解決しようとしてもうまくいくはずがない、ということをわかっていただけますよね?
悩みやモヤモヤの原因がそのまま残っているわけですから、うまく行くはずがないのです。
さて、アスカさんは騒がしい状況を思い出したときのカラダの違いについて、こんなことに気づきました。
それから「話すのは嫌だな」と思いました。できれば話したくはなかったです。。。
アスカさんが気づいたこと、これがアスカさんの悩みやモヤモヤを解決するためのヒントです。
私はこのアスカさんの言葉の中にあることを見つけました。
「また声は出ないんだろうな」と「話すのは嫌だな」という2つの言葉です。
アスカさんがこう思うだけでアスカさんのカラダはその通りに反応してしまうのです。
それは私たちのカラダに備わっている防衛反応によるもので、嫌なことや怖いこと、不安なことがあったらカラダを固めてしまうのです。
それが声を出すため、話をするためにカラダが自由に動くことができるのを邪魔してしまうんです。だから声が出しづらくなってしまうわけです。
でもそれはアスカさんの思い込みです。まだ声を出していないのに「声が出ない」と決めつけることで、ご自分で可能性を狭めてしまっているのです。
そこで思い込みをなくしてもらうために2つのことを意識してもらいました。
「どんな声が出るかな?」と「楽しいことを思い浮かべて話す」と言うことです。
この2つを意識しながら話すことで、「声が出ないんだろうな」という思い込みを上書きして、声を出すためにカラダが自由に動けるようにしてあげるためです。
実際、この2つを意識しただけでアスカさんはこんな違いを感じていました。
こうやって「話すときに何を考えているか?」というココロの使い方を変えるだけで声の出しやすさや話しやすさは変わりますし、当然、声質や印象も変わるのです。
コミュニケーション能力を向上させるために本当に必要なのは、発声練習やボイストレーニングではありません。もちろん話し方や言葉選びなどのノウハウでもありません。
カラダをどう使うか?
ココロをどう使うか?
この2つの視点から「どうやって声を出すか?」を考え、それを実践することなのです。
そうしないといつまで経っても発声プロセスが変わらないので、その結果であるコミュニケーションも変わるわけがないんですよね。
実はとてもシンプルなことなので、ここまで読んだあなたは「なんだ、簡単じゃん!」と思うかもしれません。
アスカさんもそう感じていましたが、簡単なのですが注意が必要なのです。
なぜなら、私たちは変化が苦手だからです。
今回のように新しいカラダの使い方やココロの使い方を通じてこれまでとは違う発声プロセスを使おうと思っていても、すぐにいつも発声プロセスを使おうとしてしまいます。
声を出しやすくなった体験をしたアスカさんにもう一度話してみてもらうとこんなことがおきましたよね。
こんな風にすぐにいつもの習慣に戻ってしまうのです。だからこそ、どんなことをやっても成果や変化を感じられないわけです。
だからこそ、毎回毎回、話し始める前に、声を出し始める直前に「どうやって言うか?」を考える必要があるのです。
アスカさんにもそのことを体験してもらうためにもう一度お話をしてもらいました。
こうして「どうやって言うか?」を考え、それを実践したアスカさんの体験はこうでした。
いままで通りの使い方ではなく、新しい使い方をしたことでアスカさんの悩みはきっと解決へと向かうでしょう。
今までの発声プロセスとは違う使い方を何度も繰り返すことで、次第に新しいプロセスで上書きされていきます。新しい発声プロセスが定着すれば、それがスタンダードになりますからわざわざ意識しなくてもできるようになっていくのです。
でも、多くの人がやっているのはこれまで通りの習慣や発声プロセスを使いながら、ノウハウやテクニックばかりに頼ってなんとかしようとしていることなのです。それでは発声の邪魔を含んだ習慣や発声プロセスがただ強化されるだけ。
これではいつまで経っても成果が感じられないのは当然のことなのです。
まとめ
それでは、今回のまとめです。
・どうやって言うか?(カラダの使い方の習慣)
・話す前に少しでも時間をとって、これから実践することを決める(いつもの習慣を使わない)
カラダとココロの使い方を丁寧に考え、それを実践しながら話すことができれば、あなたのコミュニケーション能力は確実に向上します。
こればかりは実践が必要ですが、私たちは毎日たくさん声を出していますよね。
スタバやドトールでコーヒーを注文するときだって、「どうやって言うか?」を考えて実践するための場ですよ。
その機会を活用すれば、わざわざ発声練習やボイストレーニングの時間なんて確保しなくていいのです。
あなたのコミュニケーション能力がますます向上して、魅力的な人になれることを祈ってます!!
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