声に自信がない人へ - たった3つのポイント意識すれば、声に自信が持てる!

B!

こんにちは。
発声改善士のトクガワ です。

最近、経営者の方や個人事業で成功されているとお会いする機会が多くなりまして、名刺交換をさせていただく機会が増えました。

私の名刺には「発声改善士」という肩書きを入れているので、私の名刺をご覧いただいた方からこんな相談をいただくんです。

「私、自分の声にコンプレックスあるんですよ」
「自分の声、好きじゃないんですよねー」
「私、声に自信ないんですよ。どうにかなりますかねぇ?」

こんな相談を受けたとき、私はこう答えています。

「大丈夫ですよ。確実に声に自信が持てるように変わりますから

私は本気でそう信じていますし、私のレッスンを受けてくださった方もそうなったという事実がありますからね。

せっかくこの記事にたどりついてくださったのですから、あなたに余すことなくお伝えします。

声に自信がないあなたが、声に自信が持てるようになれる秘訣を!!

声に自信を持てるようになると、あなたの身の回りの環境が変わり始めます。だって人間関係が変わるから。

この記事があなたの人生を豊かにする役に立つことを願っています。

マニュアルやノウハウ本、セミナーは役に立たない

声に自信がないあなたはこれまでに色んな努力をされていることでしょう。とても素晴らしいことだと思います。でもね、この記事を読んでくれているということは、その努力が実を結んでいないからだと思うんです。

声やコミュニケーションに関するノウハウやマニュアルというのは書店に行けばたくさんありますよね。そしてだいたい似通ったタイトルなんですよね。

私もかつて出版依頼をいただいたことがありますが、いわゆるボイトレ本とどう違うのかを明確にして欲しいというリクエストをいただきました。まだこの『声のトリセツ』をスタートする前のことだったので、私の経験や知識も浅く、残念ながらその違いを明確に打ち出すことはできませんでした。

でも今は明確にお伝えすることができます。

声やコミュニケーションに関するノウハウやマニュアル、話し方セミナーやボイトレなど、一般的に知られている「声に自信がない方が学ぶための場」では効果がないということをはっきりと言うことができます。

だって、一般的に知られている場で学んでも効果を感じられなかったり変わらななかった方が私のレッスンに来てくれるからです。

なぜ、ボイトレ本やセミナーでは効果が出ないのか?

理由はただ一つ。

声やコミュニケーションに関するノウハウやマニュアル、話し方セミナーやボイトレでは、大切なことを教えてくれないからです。

だからあなたがこれまで声に自信をつけるために取り組んだことも、試したことも、学んだことも、実を結んでいないのです。

実はあなたは、毎日発声の邪魔をしている。しかもあなた自身で

きっとほとんどの方がそうしていることでしょう。

そのことに気付いていないので、声に自信がないから話し方セミナーに行ったりボイトレに通い始めるわけです。でもそれでは全く意味がないんです。

なぜなら、声に自信がないという原因を突き詰めていくとね、実はあなたがご自身で声を出すことの邪魔をしているからなんです。

その原因というものは、あなたのカラダの使い方の習慣思考の習慣です。そしてそれは話し方セミナーやボイストレーニングでは改善できません。

その原因を残したまま、話し方セミナーで習うテクニックやセオリー、会話のテンプレートを学ぶわけです。

その原因を残したまま、ボイストレーニングで発声練習を延々と行うわけです。

あなたが声に自信を持つことができない原因を残したまま何度も何度も練習を繰り返すわけです

声をだす時に習慣でやっていることがあなたの発声の邪魔をしているんですよ。どれだけ会話のテンプレを学んでもずっと発声の邪魔をしながら声を出しているわけです。発声の邪魔をしながら発声練習をしているわけです。

だからその原因も何度も何度も繰り返し活用されるわけです。つまり、より声に自信を持つことができなくなるわけなんです。

だからボイトレに行っても話し方セミナーに行ってもあなたは自分の声に自信を持つことができないんです。

そしてこのままの状況が続けば、あなたはどんどん自分の声に自信をなくしていくでしょう。

あなたが自分で自分の声を邪魔するようなカラダの使い方は、実は毎日の生活の中に潜んでいるのです。

例えば、スマホをのぞき込んでいるときとかね。

多くの方は気づいていないでしょうけど、発声の邪魔をするようなカラダの使い方を毎日何時間も練習しているわけですよ。

こんな状況で声に自信を持つことができるようになると思いますか?

ただただ、毎日の生活を通じて自分の発声を邪魔する事ばかり繰り返しているんですから、ボイトレもセミナーも本も効果がないことはお分かりでしょう?

もしあなたが自分の声に自信がないのなら、それを変えて自分の声に自信を持ちたいなら、ボイトレや話し方セミナーのような付け焼き刃ではなくて、根本的な原因を変えなくてはなりません。つまり、あなた自身が発声の邪魔をしているカラダの使い方や思考の使い方を変える必要があるのです。

できる限り今のうちにアクションを起こしておくことをおすすめします。

なぜなら、あなたは良くてもあなたの子供にも確実にそれが引き継がれるでしょう。親の姿のを見て子供は育っていきます。

電車に乗ってて親子でスマホをのぞき込んでいる姿を見ているとね、「あーあ、この子、ゼッタイ将来声悪くなるわ」って思うんですよ。

だから声は確実に人としての魅力の差になるでしょう。

声が良いだけで他の人から気に入られるわけです。周囲は変な声、聞いていて不快な声をしている人ばっかりなわけですから。

声に自信をつけるための3つのポイント

ではここからはあなたがご自分の声に自身を持つことができるためのポイントをお伝えしていきます。

これから紹介する3つのポイントはすべて、あなた自身が発声の邪魔をしているカラダの使い方や思考の使い方を変えるためのものです。

あなた自身で邪魔していることを取り除かない限り、いつまで経っても同じ事の繰り返し。変化は起きるわけがありません。

発声に必要な筋肉は働いているか?

もしあなたが声に自信がないとしたら、それはどうしてだと思いますか?

「声が小さい」「イキイキした声を出せない」「通る声ではない」というように、あなたが自分自身の声についてそう思い込んでいるからかも知れません。そうだとしたら知らず知らずのうちに自分でそのような声を出すように指示を出していることになるんです。

まずはその思い込みを捨てましょう

もし思い込みを捨てるのが難しいのなら、あなたが声に自信がなかったり、自分の声に張りがないと思っている理由を紐解いてみましょう。

あなたが声を出すとき、あなたのカラダにある声を出すための筋肉はどのくらいお仕事しているでしょうか?

発声に関わる筋肉たち全員がお仕事していますか?

またどのくらいの力を発揮しているでしょうか?

仮に、声を出すために仕事をしているはずの筋肉のうち、半分の筋肉が仕事に参加していないとします。さらに、仕事に参加している筋肉たちが50%の力加減で仕事をしていたとします。どんな声が出ると思いますか?

コンピューターを例に考えてみると分かりやすいいでしょう。

コンピューターの電源を入れたとき、マザーボードやCPU、メモリ、ハードディスク、グラフィックボードなど、いろんなパーツが仕事をして、それぞれの役割を果たしながら、WindowsとかmacのOSが起動しますよね。

その中で、ハードディスクが参加していなかったり、メモリが本来の50%くらいの力加減で仕事をしていたら、OSが起動することにどんな影響を与えるでしょうか?

パソコンになじみがない方はスマホを例に考えてみてください。

どうなるかは想像できますよね?

OSが起動するまで、当然時間がかかります。つまり、使うことができる状態になるまでめちゃくちゃ時間がかかるわけです。みんな仕事さぼってるんですから。本来のパフォーマンスとはほど遠い結果になります。OSの起動速度はいつもの数倍、数十倍になり、スマホなんてアプリが立ち上がるまで数分、数十分かかるでしょう。

これと同じことが、あなたの声でも起きているのです。

声の場合は、張りとか艶とか、ボリュームの大きさとか、抑揚とか、もっともっといろんな結果に影響します。

もし、あなたが自分の声に張りがないと思っているのなら、それはあなたのカラダの中に、お仕事をサボっている筋肉がいるからかもしれませんよ。

彼らにしっかりお仕事をしてもらえるようになれば、あなたの声に張りを持たせたり、イキイキさがのりやすい声になると思いませんか?

そしてあなたが張りのある声だったり、通りやすい声だったり、イキイキさを感じさせる声を出すことができれば、声に自信を持つことができるような気がしませんか?

こういった声は、声を出すための役割を持った筋肉がしっかりと仕事をすることがまず何よりも必要です。

あなたの中で声を出すために仕事をするはずの筋肉が眠っているとしたら、あなたはそれを目覚めさせたいと思いますか?

もし声に自信をつけたいと思うなら、声を出すために仕事をするはずなのに眠っている筋肉を目覚めさせあげる必要があります。

眠らせたままで声に自身をつけたいなんて、できるわけがないのです。

声を出すために一番はじめに必要なもの

続いて2つめのポイント、それは「呼吸器官からの衝動」です。

なんのこっちゃ?ですよね。

フレデリック・フースラー著『うたうこと 発声器官の肉体的特質―歌声のひみつを解くかぎ』にはこう書いてあるんですよ。「呼吸器官からの衝動」と。

私もはじめの頃はサッパリわかりませんでしたけど、カラダの使い方や思考の使い方を探求しているとだんだんと私なりの解釈ができるようになってきました。あくまで私の考えですけどね。

なぜ、呼吸器官からの衝動が声を出すための筋肉を目覚めさせるための鍵になるかというと、声を出すための筋肉、つまり発声器官は呼吸器官の一部だからです。

多くの方は呼吸と発声は別の行動だと考えています。実際、私のレッスンに来てくださる方もほぼすべての人が呼吸と発声は別のことだと考えているんです。

でもね、そうじゃないんです。

発声は呼吸の一部なんですよ。

図にするとこんな感じ。

呼吸には大きく分けて呼息(息を吐く)と吸息(息を吸う)がありますよね。

息を吐くという行為の際に、声帯ヒダを振動させないと普通の呼吸なんですけど、声帯ヒダを振動させるとそれは発声になります。また息を止める時は、声帯ヒダは隙間がなくなるようにピッタリと閉じます。

こんな風に、発声器官は呼吸器官の一部を兼ねてもいるのです。声帯ヒダの動きについては以下の記事で詳しく書いています。

▶ 「声帯を鍛える」なんて無駄なこと、いつまでやってるの?

ちなみに私は「声帯」という言葉が大っ嫌いです。その理由も書いていますので読んでおいてください。

次に、「衝動」について考えてみましょう。

辞書によると、衝動とは「目的を意識せず、ただ何らかの行動をしようとする心の動き」です。

私たちは必ず何らかの目的を持って声を出しています。誰かとコミュニケーションをとるために声を出すわけですから、必ず何らかの意図があって声を出しているのです。

でも、「呼吸器官からの衝動」というのは、目的も持たずに呼吸器官が声を出そうとする心の動きが存在しているということになります。

何らかの目的があって声を出しているはずなのに、目的も持たずに声を出すことというのは矛盾していますよね。

私は「呼吸器官からの衝動」は本能的な満足を得るために声を出させているのではないかと考えています。声を出すことでカラダには刺激が生じます。音を発声するわけですから、筋肉を作動させて、骨を振動させるわけです。この刺激が本能的かつ肉体的な満足をもたらすことがあると考えています。

たとえば、テレビを見なが「うわっ」とか「こいつアホやん」とかリアクションしたり、お風呂で鼻歌を歌ったり、家で上司のことをボロカスに罵ったりしますよね?

こうやって声を出すことで肉体的な刺激を得て、ストレス解消などの精神的な安息を得ているのではないでしょうか?

つまり声を出すことが楽しい、安心する、表現をすることで喜びを感じるから、声を出したいという衝動が生まれるんじゃないでしょうか?

呼吸は呼吸中枢によってコントロールされています。常に血中の二酸化炭素濃度や酸素濃度をチェックし、必要に応じて呼気や吸気の指示を出します。こうした自律神経による働きは私たちの意思ではコントロールできません。だって、コントロールできちゃうと死んじゃうから。

鳥が美しくさえずるように、私たちも声を出すことで得られる喜びを得るために衝動があり、これが私たち人間が声を出すことの一番根底にあるものじゃないでしょうか?

つまり、声を出すことは私たちにとって楽しいことなのです。

最後の鍵は「イマジネーション」

「さいごのかぎ」というとドラクエみたいですね。

でもそれくらい重要なことだと思いますよ。これがなければ、声を出すという冒険のようなことも扉を開けることができなくなって、先に進むことができません。

それが「イマジネーション(想像力)」です。

カラダの内側に湧き起こったイマジネーションが私たちの衝動をより刺激し、筋肉活動に影響をあたえると私は考えています。

なぜなら、私たちのココロの動きはカラダの動きに影響を与えるからです。そしてカラダの動きはココロの動きに影響を与えます。そこで起こったココロの動きがまたカラダの動きに影響を与えます。こんな風に、ココロとカラダは常に密接に関わり合っているのです。

だから私はこのサイトを通じて「声はその瞬間のココロの使い方とカラダの使い方の結果」だとお伝えしているのです。

ココロの動きは声に影響を与えるのです。その鍵を握っているのが「想像力」なのです。

でもイマジネーションという言葉でひとくくりににしてしまうと具体的に何が刺激になっているのかよくわからないですね。

一般的に「想像力」というと、私も「想像する能力」という言葉通りの意味として認識していました。
でも、調べてみると興味深いことがわかったのです。

表象能力のこと。過去の像を再生する再生的想像力と,新しい像を生み出す創造的想像力に区別され,前者は記憶と区別されないことが多く,また後者は特に phantasiaの語をあてることも行われた。想像力について,アウグスチヌスは再生的,創造的,総合的の3者を区別した。デカルトは認識能力の肉体への適用であると説く。カントは経験的な再生的想像力のほかにア・プリオリ (→ア・プリオリとア・ポステリオリ ) な原理としての創造的想像力をたてた。サルトルは実存主義の立場から想像力を自由と関係づけて重視している。

出典:ブリタニカ国際大百科事典

む、難しい・・・ですね(^_^;)

私が興味を持ったのが前半のところ。

過去の像を再生する再生的想像力と,新しい像を生み出す創造的想像力に区別され,前者は記憶と区別されないことが多く,また後者は特に phantasiaの語をあてることも行われた。

これによると想像力には2つの力があって、一つは過去の出来事の再生、もう一つは新しいことの創造、ということのようです。

私たちは過去の出来事を再生することもできるし、未知のことを作り上げて再生することもできるのです。

この両方の力が、あなたの望み通りの未来の像を描くことを可能にしてくれるのです。

あなたは、過去の何らかの経験を通じて声に自信がない状態になったはずです。でもそればかりを再生してばかりいないでしょうか?何度も何度も再生するうちに、それが当たり前のことだと考えるようになってしまってはいないでしょうか?

想像してみてください。

あなたが声に自信を持ったとしたら、何ができるでしょうか?

どんなことが起きるでしょうか?

人前で堂々とプレゼンやスピーチができるようになって、仕事で活躍できるチャンスが巡ってくるかも知れません。そうすると今よりも収入も上がって、豊かな生活ができるようになるでしょう。

自信を持って話すことができるようになって、初対面の異性に「声、ステキですね」と言われるかも知れません。声がステキだということは、あなたの中身がステキだと言われているようなものです。だって、声はあなたのすべてを表しているものなんですから。声がすてきな人は、異性が放っておかないでしょう。

ただいつも通りに話しているだけであなたの魅力が周囲の人に伝わるわけです。あなたの印象は変わり、周囲との人間関係も変化します。あなたは、普通にしているだけで周りに人が集まってくるようになるのです。

こんな風に具体的に想像することは、私たちのカラダに大きな刺激を与えます。それに向けて活動するための指示を送るのです。

あなたはご自分の未来を具体的に想像していますか?

ただ過去のことだけを再生して、そのことが本当だと思い込んでいませんか?「私は声に自信がない」という過去を信じて、あなた自身が周りの人を遠ざけているのではないでしょうか?

「自信がない」という思い込みを捨てる

私のレッスンにある男性が来られました。おさむさん(仮名)は社会人で20代後半の男性です。レッスンの申し込みの際に「自分の声に自信がないので、自信をつけたいです」というメッセージをいただきました。

おさむさんは、こんな悩みや望みを持っていました。
・自分の声に自信がない
・なかなかお客様に話を理解してもらえない
・声に自信を持って話せるようになりたい

レッスンを通じて、おさむさんはどんな体験をしたのでしょうか?

詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください。

声に自信を持って話せるようになりたい男性とのレッスン

意識の方向性を変えるだけで、声に自信をつけることができる

こうして、わずかな時間の間におさむさんはご自分の声に自信を持つための手がかりを見つけました。

なぜこんなわずかな時間でそれができたのでしょうか?

おさむさんとのレッスンをもう一度振り返りながら、その理由をお伝えします。

もしあなたも声に自信がないなら、きっと役に立つでしょう。

おさむさんはマーケティング関連会社で営業のようなお仕事をしていました。ですが「自分の声に自信がない」という悩みがあってレッスンに来てくださったわけですね。

ひとまず、私はおさむさんにどんな風にお客様に話しているかを見せて頂きました。

そこで私が気づいたのはまずおさむさんのカラダの使い方についてです。

私には、おさむさんは口だけで話しているように見えたのです。

発声とはカラダ全体で行われていることです。にもかかわらず、おさむさんは口だけを使って話しているように見えたのです。

なので、まずはカラダ全体を使って話すことをしてもらうと変化があるに違いないと考えました。

だからおさむさんの身長を聞いたわけです。そしてその大きさを思い出してもらうために、アタマと足の先に触れてもらったわけですね。

私たちは小さなスペースで生活する習慣が身についてしまっています。毎日満員電車に乗って通勤して、仕事中はPCのモニタに向かい、また満員電車に乗って帰る。家に帰ってはスマホに夢中。常に自分のカラダを縮めるようなものに囲まれた環境で生活をしています

だからカラダ全体を使うと言うことを忘れてしまっているのです。

実際、カラダ全体の大きさを思い出したおさむさんの声は変化しました。その変化に、おさむさんの表情にも少し嬉しさが見えました。

ただ、これだけではおさむさんはまだ声に自信を持つことができないと思ったのでしょう。声が変わった自覚はあるのに、自信がつくに十分なものではなかったようです。

そこで私は2つめの提案をしました。

それが「発声器官の衝動」についてです。本来は声を出すことは楽しいことであるはずなのに、おさむさんにはそれが見えなかったのです。

だから私はおさむさんに質問したわけです。声を出すことについて、おさむさんがどんな考えを持っているか?を聞いたんですね。

するとおさむさんは「私は声を出すことが楽しいと思ったことなんてないです」と答えてくれました。

これはおさむさんの過去の体験が作り出した信念です。正しいわけでもないし、間違っているわけでまりません。おさむさんがこれまで生活してきた中で、必要だったから作り上げられたものです。

でも、私にはこのおさむさんの信念が「自分の声に自信を持つ」というおさむさんの望みを邪魔しているような気がしたのです。

だから私はおさむさんの信念を変えてもらう必要がありました。この場合は思い込みと言った方がイイかも知れません。

でも、私がいくら「声を出すことは楽しいことですよ」と言っても、おさむさんはゼッタイに納得しないでしょう。過去の体験を通じて「声を出すことは楽しくない」と思っているので、私の言葉はおさむさんにとってはウソでしかないですからね。

だからおさむさん自身に選んでもらう必要があったのです。

おさむさんの意思で「声を出すことは楽しい」と納得してもらう必要があったのです。

私がこんな質問をしたのを覚えていますか?

今まで通り声を出す方法と、楽しみながら声を出す方法があるなら、どっちの方法で声を出したいですか?

それをおさむさんに選んでもらったわけです。

おさむさんは自分の意思で「楽しみながら声を出す方法」を選んでくれたわけですね。

この自分の意思で決めるという過程がない限りゼッタイに変わりません。なぜならこれまでの信念や思い込みを持ったまま、これまでの方法を繰り返しているわけですから、当然、今までと同じことが起きます。

だからおさむさんには、今までの方法ではなく別の新しい方法を選んでもらう必要があったのです。

おさむさんは自分で「楽しみながら声を出す」ことを選んでそれを実践するとね、色んな変化が起きたわけです。声が出しやすくなるだけでなく、立つことが楽になったり、呼吸も楽になったりしたわけです。

これがね、見た目の変化に繋がるわけです。

そしてその変化を更にブーストさせるために、私は3つめの提案をしました。

おさむさんが話すことで何が起きて欲しいかを想像することを提案したわけです。

それについては改めて説明するまでもないですが、声はカラダの使い方と思考の使い方の結果ですから、何が起きて欲しいかを想像することが、おさむさんの声に影響を与えたわけです。

この体験を通じて、おさむさんはなぜ自分の声に自身を持てなくなったのか?そのキッカケに繋がるような体験に気づきました。

そして、それを解決するための方法も見つけたのです。

今回私が提案した3つの意識の使い方を活用すれば、必ず結果が変わるんです。

LINEで質問をくださる方にもこれをお伝えしているんですけど、なかなか自分で決められない人が多いんですよね・・・。自分で考えたり判断することなく、ただ言われたことだけやりたい人が多いようで・・・

多くの人が勘違いされているようですが、私は新しい方法やアイディアを使うことを強制しているわけではありません。私がLINEでお返事したことをやるかどうかはあなたの自由です。もちろん、私とのレッスンで学んだことも必ずやらなきゃいけないことではありません。

おさむさんのように、あなたが自分で決める必要があるのです。

あなたからのLINEの質問に、私がたまに質問で返すのは、あなたにそのことに気づいて欲しいからですよ。

それに気づくことができれば、おさむさんの様に変わることができるんです。自分の声に自信を持つためのキッカケをつかむことができるんです。

まとめ

それでは、今回のまとめです。

今回のまとめ
声に自信がない人は、この3つのポイントを意識するだけで声に自信が持てる!

  • 発声に関わる筋肉を目覚めさせる
    → カラダ全体で発声する
  • 私たちは発声器官からの衝動で声を出している
    → 声を出すことは楽しいことである
  • イマジネーション
    → あなたが声を出すことで何が起きて欲しいかを明確に想像する

たったこれだけの意識で、あなたもおさむさんのように変わることができるんです。自分が声に自信がなかったというのをいつの間にか忘れてしまえるくらいになるわけです。

そのために、あなたが無意識でやっていたカラダの使い方と思考の使い方とは別の新しい使い方をする必要があります。でもたったそれだけで変わることができるのです。

あなたが声に自信がないのは、実はあなたが発声の邪魔をしているからかもしれません。いや、きっとあなた自信が邪魔をしているのに、あなたがそのことに気づいていないだけかも知れません。

もしあなたがご自分の声に自信がなくて、ボイトレや発声練習、話し方セミナーに通っても効果がなかったけど、おさむさんのような体験がしたい方はレッスンに来てみてください。

きっとあなたが変わるキッカケを手にすることができますよ。

声が変われば、人生が変わりますからね。

さらに学びを深めたい方へ

今回のテーマに関するレッスンエピソードはこちらで読めます。

▶ 声に自信を持って話せるようになりたい男性とのレッスン

もっと知りたい方や理解を深めたい方はこちらの記事もあわせて読んでおくと更に効果的です!

▶ 「声帯を鍛える」なんて無駄なこと、いつまでやってるの?

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