前回の続きです。
not(否定形を使うこと) をオススメしない理由については前回の記事を参照していただいて、今回はmustをオススメしない理由について。

人間の脳は否定を理解できない、ということについては前回の通りですが、must(〜しなければならない)についてはどうでしょうか?
「レッスンに行かななければならない」には具体的な行動が含まれていますから脳は理解できるでしょう。

ですが、mustはまた別の解釈をします。
must は義務表現です。
あなたは、自分の意志ではなく、何らかの力(命令、規則、圧力など)によって行動を決めつけられたという解釈をしてしまいます。

それは制限かもしれません。抑圧かもしれません。
あなたにとってマイナスなことばかりとは限りません。あなたにとって必要かもしれません。プラスのこともあるでしょう。
どんな内容であれ、義務形はその行動を誰かによって決定されたものですから、そこに自分の意志はありません。

ということは、義務形のまま行動に移ると、何のためにやるか目的が見えないまま行動してしまうことになります。

「コピーをしなさい」と言われてただコピーをやる、「滑舌をやりなさい」といわれてただ早口言葉をいう。
意志のない行動はしばらくするの気持ちがとぎれます。
このまま続けて何の意味があるのだろう、とにかくやらなきゃ、たくさんやれば効果あるだろう、いつまでやればいいんだろう、もう疲れたな、
と、だんだんやる気がなくなってきます。
ついには時間をこなすことが目的となり、今日は3時間やったぞ!と間違った方向に向かってしまいます。
ただ何となく1日2時間を続けるより、目的を持って1日15分の方が効果は高いです。

そしてmustを、誰かに義務づけられたことを自分の問題に変えましょう。
自分にとっての問題に翻訳するのです。
「滑舌をやりなさい」と言われたら、「私は滑舌をよくしたいから滑舌の練習をしよう」、「もっと映画を見なさい」と言われたら「私は想像力が弱いから映画を見て学ぼう」など、自分がやりたいと思うように翻訳するのです。

自ら望んだこと、目的がクリアになることで、同じ行動でもmustの時と比べてパフォーマンスのクオリティは格段にあがります。
だって、誰かに押しつけられたことじゃなくて、あなたがしたいことをしてるんですから楽しいに違いないでしょ?

ところで「覚悟」という言葉がありますよね。
「覚悟」とは何らかのことを自分の問題に変換し、自ら望んだことに取りかかるような、そんな言葉のような気がしてきました。

皆さんはこれからもずっと声のパフォーマーとして歩き続けて行く「覚悟」はありますか?

 

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