あなたの声が変わる、たった3つのポイント

こんにちは。
発声改善士のトクガワ です。

 

今回から、記事に関連するお役立ち情報をお届けする【ワンミニッツ 声トリセツ】もスタート!

では、ここから本編です。

ある人から「恋愛にはABCがある。みんなAとBをすっ飛ばしてCにいきたがるから上手くいかないんだ!!」というお話を聞きました。

あ、多分アナタが想像しているABCが意味していることと違うと思いますよ。

Aは"Attract"(惹きつける)
Bは"Build"(関係を築く)
Cは"Conversion"(成果)

だそうです。

つまり、魅力で惹きつけて興味を持ってもらった後、関係を気づきあげていく。そして告白する。その流れに乗った方が上手くいく可能性があるのに、恋をするとすぐ告白しようとするから断られるんだ、ということです。

ふんふん。なるほど〜と思ったわけです。

そんでもって、トクガワはこれは「声」にも使えるなと思ったのです。
そんなわけで、声のABCを考えてみました。

まさに好かれる声をつくるためのポイントです。

 

Attract 惹きつける

アナタが初対面の人に会ったときのことを想像してみてください。

「素敵な人だな」とか「苦手な人だな」とか、その人に対して何らかの感情や印象を持つと思います。ファーストインプレッション、第一印象です。
この第一印象を決めるにあたって、さまざまな要素があるでしょう。

容姿が好み、身なりがきっちしりている、声のトーンが落ち着いている、雰囲気がいい、振る舞いが安心する、などなど、いろんな要素を瞬時に判断して、その人に対する第一印象を決めています。

当然、そのひとつに声も含まれているでしょう。

声がよくなればそれだけで第一印象がよくなるのか?という疑問がわいてきますが、私はイエスだと考えています。

私が『声のトリセツ』を通じてアナタに伝えたいことのひとつに「声はその瞬間のカラダの使い方の結果だ」ということがあります。

アナタが何かを考えて、どうやってカラダや呼吸を使って、何かを伝えるために発したものが「声」だからです。
であれば、声を変えるためには、アナタの思考の習慣であったりカラダの使い方のクセ、アナタの思いを伝える方法を変えることに外なりません。というか、それらを変えずして発声練習しても、テクニックの上塗りでしかなく、根本的には何にも変わっていないと思うのです。

そのために声でAttract(惹きつける)ためには、アナタ自身が無意識に行ってしまっている習慣を変える必要があります。

初対面の人と話すとき、緊張して上手く話せないと言うことはありませんか?多くの場合、その緊張は「初対面の人と話す」という未知のことへの防衛本能が働いているのではないでしょうか?

その場にどう対応するかをもっと意識的に取り組むことができれば、相手にいい印象を持ってもらうことに貢献できる声が出せると思うのです。

例えば、呼吸を整えるとか、伝えることを明確にするとか。いつも無意識でやってしまっていることとは違うことを意識して行動するだけ。

たったそれだけのことですが、声は簡単に変わります。

 

Built 関係をつくる

もうひとつ声が変わる要素として、相手との関係性も重要です。先ほど例にしていた初対面の人とのケースなんかは、アナタの声に影響を与えるとっても大きな要因です。

電話で急に声のトーンが変わる人を見かけたことがありませんか?アナタの家族や職場にいるかもしれません。

「はい、○○です」と営業用の声で電話に出たと思いきや、相手が近しいし人だとわかると急に声が変わる人、いませんか?

こんな風に本人が無意識のうちに声を変えているのは、相手との関係性によるもの。
アナタも思い当たることはありませんか?

例えば、お仕事関係で接する方と、友人とでは声も違いますよね?

でもアナタは「仕事の方と話すときは少し落ち着いた声を使って、友人とは明るめの声を使おう」とか、意識して使い分けているわけではないはずです。

なのに、無意識のうちに相手との関係性を取り入れて声を変えているのです。
ということは、これを意識的に使ってみると声にも変化が起こせそうな気がしませんか?

相手との社会的な関係性を踏まえた上で、アナタがその人とどんな関係を築きたいか、具体的な意図や願いを持つことができれば、今までとは違う声でその人と話すことができると思うのです。
例えば、会社の上司を例にしましょう。

社会的な関係性を考えると上司と部下、部下はアナタの方です。それだけでなく、アナタがその上司とこれからどんな関係を築きたいかを具体的に考えてみましょう。

「良好な関係」とか「可愛がられたい」という抽象的なものでもいいですが、具体的なものであればあるほどその効果は高くなります。

試しに「良好な関係」を具体的にしてみましょう。

・今週末、飲みに連れて行って欲しい
・○○の仕事を任せて欲しい
・備品を買って欲しい
・これ以上、仕事を振らないで欲しい
・円満に退職したい

後半はネガティブなものかもしれませんが、アナタがそう望むならそれがあなたにとっての良好な関係です。だから全くネガティブなものではありません。この辺はまた別の機会に書きます。

私も、アナタに「好かれる声になって欲しい」と願いながらいつもブログを書いています。

って、文字なので声は出していませんけど・・・
このBのポイントは、人間関係が円滑に回るためにもけっこう役に立ってくれると思いますよ。

 

Conversion 成果

そして、3つめのポイント。これがイチバン大切。恋愛のABCはCが×××ではなくて、告白そしてその成果として恋愛が成就することです。

声のABCにおけるCとは、「伝えること」。そして「実現すること」です。

そもそも、私たちは何のために声を使っているのでしょう?

いろんな理由はあると思いますが、そのひとつにコミュニケーションを取るためというものがあるはず。アナタや私たちが人間という集団の中で生活していくために、それぞれの意図やメッセージを的確に伝えてコミュニケーションをすることで、今のように人間社会が発達してくることができた、とも考えられるでしょう。

アナタも私も、ただ単に声を出しているのではなくて、何らかの意図や目的があってそれを叶えるために声を出していると言うことです。声という手段で具現化しているとも言えるでしょう。
でも多くの方はAとBをすっ飛ばして、Cだけでメッセージを伝えています。特に何も考えずに声を出しているんです。

別にそれで困ることがなければそれで十分なんですが、『声のトリセツ』を読んでくださっているアナタは何か困っていることがあったり、それだけでは物足りなくて何らかの変化を望んでいるんだと思うのです。

惹きつけるための要素(A)とどんな関係性をつくりたいか(B)というものがあって初めて、伝えること(C)が上手くいくと思うのですが、多くの方は思い立ったらすぐCにいっちゃうんですよね。

何度も言いますが、それがダメなわけではありません。

でも多くの方がそうしているからこそ、アナタが声のABCを使うことができれば、他の人との違うポイントになります。そうすれば、より印象に残りやすくなる様な気がしませんか?

 

まとめ

とはいえ、人は「見た目が9割」って言うし・・・と思うかもしれませんけど、それはアナタがどうなりたいかで重視することが変わるでしょう。

今アナタが信頼している人がいたら、その人に初めて会ったときにことを思い出してください。

どんな髪型をしていたか覚えていますか?
また服装は?服の色は?バッグは?

あんまり覚えいないでしょう???

では、何を思い出せますか???
もし思い出せたことの中に、声に関すること(会話の内容やその人が言った一言)などが含まれていたとしたとしたら、その人は声のABCを上手く使っていたからかもしれません。

声は結構記憶に残りやすいもの。

ずっと覚えていてもらえる声になりたいですよね。

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