パフォーマンスをしているとき、こんな状態になったことはありませんか?

自然にカラダが動いたり、
インスピレーションが次々と湧き始めたり、
どんな読みをしたかあまり覚えていなかったり、
普段出来ないような表現が出来たり、

これは、パフォーマーにとってのクリエイティブな状態、いわゆる「ゾーンに入っている」状態です。

いつでも簡単にゾーンに入ることが出来るといいのですが、残念ながらそう簡単ではありません。

ですが、ゾーンに入りやすくなるための準備をしておけば、高い確率でゾーンに入ることができるはず。

そこで今回のテーマ「ゾーンに入るための準備」について考えてみたいと思います。

まず、ゾーンに入るとはどんな状態なのかを知ることからはじめましょう。
楽器のプレイヤーを想像していただくと良いかもしれません。
例えば、ミュージシャンが即興で演奏しているとき。
それがゾーンに入った状態と私は考えます。
次々とインスピレーションが溢れ、自分の思うままに演奏している状態ですね。

この状態に入ることができる、入ることができないは別として、入りやすい環境を作ることはできるはず。
その環境を作りやすくするために、脳の仕組みを知っておきましょう。

クリエイティブな状態は、脳の中でも想像系の回路が働いているときです。
想像系の回路が働くにあたって、他に二つの系統が関連しているそうです。

ひとつは注意制御系。
主に集中に関係し、何かに没頭するときはこの系統が活性化します。

もう一つは注意適応系。
周囲の環境に注意を払ったり、脳の働きそのものをコントロールしたり、
また想像系と注意制御系との切り替えも行っている系統です。

想像系回路が活性化されるとき、注意適応系回路も活性化される一方で、注意制御系回路の機能は低下するそうです。

ということは、
・クリエイティブな状態にある「ゾーンに入る」とは、「集中」とは異なるものである。
・注意適応系が活性化されると想像系も活性される。
ということが言えると思います。

ことことから、「集中しよう」とすることは不要です。
そして、注意適応系を活性化させると、想像系も活性化され、ゾーンに入りやすくなるのではないでしょうか?

では、注意適応系を活性化させるためにする事ですが、
周囲の環境に注意を払うためにはどうすればいいと思いますか?

あなたの五感を使って、周囲のことを知覚するのです。
あなたの周りで起きていることや刺激、それらに身を任せて、全てを受け取ればいいのです。
つまり「私の全てでここにいる」ということです。
「本番中のパフォーマンスを向上させる方法」 参照)

周囲の情報を全て受け取るようにすれば、周囲の環境に注意が向かいます。
すると、注意適応系の回路が活性化されるでしょう。
周囲のことに注意が向かうと、あなたにもう一つ変化が起こります。

カラダは周囲の環境が安全かそうでないかを判断します。

安全だと認識すると、潜在意識が動き始めます。
潜在意識は今まで集めた情報・経験などを検索し、その各々から様々な関連性を探し出すのです。

今までに蓄えた引き出しを開け始め、中身を整理したり、入れ替えたり。
その過程の中で、今までは関連性を持っていなかった経験や情報が新たに関係性を持つことがあります。

それがひらめきであり、インスピレーションです。

ひらめきを得るには、潜在意識を働かせる必要があり、
そのためには、安全な環境が必要なのです。

ここで言う「安全」とは、生存における安全はもちろんのこと、
精神的な余裕やリラックスなど、安心・安息も含まれます。
散歩をしているときやお風呂に入っているときにひらめくことがあるのもそのためです。

先のミュージシャンの即興演奏の例では、次々とインスピレーションが訪れています。
これは、これまでミュージシャンとして蓄積した経験から、潜在意識が新たな関係性を次々と見つけだしているから。

この域に到達するため、つまり「ゾーンに入るため」の第一歩は「私の全てでここにいる」ことですね。

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