こんにちは。
発声改善士のトクガワ です。
私はLINEで声についてのコラムを配信していたり、質問やお悩み相談を受け付けています。
でも中には怪しんでらっしゃったり疑っている方もいらっしゃるようで・・・
こないだ、いただいた質問にお返事したらこんな風に驚かれました(笑)
「こんな丁寧にお返事くれるなんて!」
いやいや、すべてのお返事に真面目にお返事しますよ!!
だって私が声を出すことができなかったとき、とっても辛い思いをしたんですよ?(私がナレーターなのに声を出すことができなくなった状況についてはプロフィールに書いています)
もしあのときの自分と話すことができるなら、今持っている知識と経験をフル活用して思いっきりサポートしたいですもん。
だからLINEで質問くださる方にも全力でサポートさせていただきます。
声は私たちにとってものすごく大切ですし、インターネットには間違ったボイトレ理論や発声練習がゴミのように溢れていますからね。
もしあなたが声に関する悩みや望みを持っているなら、非常に危険です。
例えば・・・
・コミュニケーションが苦手だから、自信を持って人と話すことができるようなりたい
・合コンで会話上手な一面や歌がうまい一面を見せられるようになって、異性にモテたい
・周囲の人からの信頼され、売上や収入をふやしたい
・声を使った表現(歌・演技・プレゼン・セールストーク・セミナーなどなど)のクオリティを上げて、さらなる道を開きたい。
こんな悩みや望みを持っているならなおさらです。ゴミのようにある情報を信じてしまっては、さらに困ったり、悩んだりしてしまいます。あなたの望みが叶う可能性がどんどん減っていきます。
わたしはそんな方が1人でも減るようなサポートが提供したくてこのサイトを運営しています。
今回はある高校生の方からいただいたやりとりをご紹介します。(ご本人にも掲載の許可をいただいていますが、お名前は仮名で「おさむさん」とさせていただきます。)
「ひとりでがんばる」には限界がある
おさむさんとのLINEのやりとりを紹介する前に、知っておいて欲しいことがあるのでそちらを先にお話させていただきますね。
多くの方は悩みがあったり、問題を抱えたりすると一人で解決しようとしてしまいます。
例えば「もっと響く声を出せるようになりたい」とか「もっと楽しく歌を歌えるようになりたい」というような望みがあったとしても、何か上手く行かないことがあって悩んだり、問題にぶつかっていると思うんです。
あなたもきっとそうだと思うんです。
でも、あなたは大切なことに気づいていない可能性があります。だからこの記事にたどりついたんだと思うんです。
あなたは、ひとりでがんばろうとしていませんか?
あなたの望みを邪魔しているものに、あなたひとりで解決しようと挑んでも限界があるのです。
あなたが1人で解決しようとしているのにはきっと事情があると思います。
周囲に相談できる人がいないからかもしれません。もしくは相談するのが恥ずかしいからかもしれません。レッスンを受けたりする時間やお金の問題があるからかもしれません。
だから、ご自分でなんとかしようとがんばっているんだと私は考えています。
それはものすごく素敵なことですし、私もがんばっているあなたを応援したいです。
でも、ひとりでがんばっているあなたには決定的に足りないものがあるんです。限界が来たときに、それを乗り越えることができなくなってしまうんです。だから多くの方が望みを叶える前に挫折してしまうんです。
これは「もっと響く声を出せるようになりたい」とか「もっと楽しく歌を歌えるようになりたい」という望みに限らず、人生全般に言えることかもしれません。
あなたに足りないもの、それはサポートです。
サポートがないと確実に失敗する
なぜサポートの存在が必要なのか?その理由は今の世の中の状況を見てみれば明かです。
今あなたはスマホやパソコンでこの記事を読んでくれていることでしょう。私たちの生活には今やスマホやパソコンは欠かせないものになりました。
日常生活はSNSを通じて家族や友人と連絡を取り合ったり、漫画や動画を楽しんだり、買い物もできるし、わからないことがあればすぐにググれば解決します。
仕事は言わずもがな。ほぼすべてのことは機械化され、それを操作するのはコンピュータです。メールで見積もりを送って注文を受け、遠くにいるクライアントとネット会議で打ち合わせ、交通費の精算も専用のシステムに入力する。そしてオンラインバンキングを通じてあなたの口座に給料が振り込まれます。
こんな風に、スマホやパソコンがなくては生活レベルは確実に低下するくらい、ネットは私たちの生活に浸透しているのです。
一見とても便利になことのように感じるのですが、その一方で良くないこともあります。
スマホやパソコンでググれば、発声に関する情報は山ほど見つかります。ボイトレ理論、発声練習の方法、ボイストレーニングの方法、エッジボイスやミドルボイスのようなもの・・・本当に山ほど情報が見つかります。
でもね、その中には必ずウソも含まれています。いや、ウソというか、間違ったことを教えられた方がそれを信じてご自身のブログやSNSに投稿しているんですよ。でも本人はそれが間違っている情報だとは知りません。当然、それを教えている人も間違っている情報だと思っていないんです。
それが正解だと信じているんです。
私が言いたいのは正解や間違いを問題視したいんじゃないんです。私が「間違い」だと言っているのは「発声の邪魔をするカラダの使い方」です。
ネットの情報を見ているとね、本当にこんな情報ばっかりなんですよ。そしてほとんどの人がその間違った情報を実践してしまうわけなんです。つまり発声の邪魔をするカラダの使い方を実践してしまっているんです。気づかないうちにね。
当然、上手く行くはずがありませんから、何度も何度も繰り返しその方法を試すでしょう。そうするとね、その間違った方法で発声することが強化されてしまうわけなんです。
このままじゃ、ヤバいと思いませんか?
だからサポートが必要なんです。あなたにとって本当に役に立つ情報を選別して、それを提供してくれる人が必要なんです。
そして願わくばあなたのカラダの使い方の習慣を見抜いてくれる能力を持っている方がいいでしょう。あなたが知らず知らずに自分の発声を邪魔するようなことをしていることを教えてくれて、それをやめるためにはどうすれば良いかを教えてくれる人に教わるのがいいでしょう。
サポートしてくれる人なんて要らない、私は自分1人でもできる!と多くの方は自分の力を過信してしまいます。
でも実際は、サポートがないと間違ったことを信じてしまいます。自分のカラダの邪魔をする練習方法や発声方法を採用して、上手く行くはずがないのに上手く行かなかったことにショックを受けて、何度練習しても上手く行かない。別の方法を試してみたものの、実はそれも間違った情報で、また上手く行かない。
こんなことを繰り返していくうちに、あなたは自分の可能性を信じられなくなるでしょう。
あなたをサポートしてくれる人を探そう
とにかく、今のようにボイトレ理論や発声練習がゴミのように溢れている環境であなたの声についての悩みが望みを叶えたいなら、サポートしてくれる人を探しましょう。
もしどんな人が適切かという基準がわからなければ、少なくともこの3つを満たしていなければいけない要素を基準を挙げておきますので参考にしてください。
これらの3つの要素を満たしていない方に習ってしまうと、確実にあなたが持っている発声の邪魔になる習慣を強化し、ますます発声をやりづらくさせてしまいます。
カラダの構造や動きについての知識が詳しい
ネットにはウソが混じったボイトレ理論やゴミのようなテクニックが山ほどあります。その情報が本当に活用できるのか?私たちのカラダで起こる動きなのか?そして発声の邪魔をしないものなのか?それを判断するには私たちのカラダの構造や動きについての知識が必要です。
解剖学を専門的に勉強している必要はありませんが、私たちのカラダがどんな骨格をしていて、筋肉がどう動いているか?あることを達成するためにはどこをどう動かすのが効率が良いか?そんな動きのプロセスを考えることができる能力は欠かせません。
なぜなら、あなたはきっとご自分で発声の邪魔をしているはずだから。それを見抜くためにはカラダのことについての知識が欠かせない。
注意して欲しいのは、喉や発声器官だけに詳しくても意味がないということです。発声はカラダ全体で行われている共同作業なのです。だから喉をどれだけ鍛えても、トレーニングしても、それ以外の部分が変わらなければ、いつまで経ってもあなたは自分で発声の邪魔をしたままなのです。
サポートに必要な能力の1つは、あなたが発声の邪魔している習慣を見抜いて、それを分析し、新しいプロセスを提供できる能力なんです。
学びの主役はあなただと考えている
多くの指導者やトレーナーは勘違いをしています。レッスンや学びの場になると、先生と生徒という関係性ができあがります。教える方と教わる方という関係性になるのは仕方がありませんが、その上下関係を無意識に作ってしまう方が多いのです。
つまり、先生の方が立場が上で、レッスンの主導権は先生にあると考えてしまうのです。
それは、指導者やトレーナーがそう考えているだけでないく、教わる立場の人もそう考えてしまうのです。教える側にも勘違いしている人は多いですが、教わる人にも勘違いしている人が多いのです。先生がなんとかしてくれる、言われたとおりにやってれば解決できるとか、人に頼り切っているんです。
だから無意味な上下関係ができあがります。先生の言うことに従わなければならないという暗黙のルールが共有されるのです。
これは学ぶための環境には不要なものです。
なぜなら、学びの主役は教わる側であるあなたなのです。
あなたが声やコミュニケーションについて悩んでいることがあって、叶えたい望みを持っているんです。先生は悩んでいるわけでも望みを持っているわけでもありません。そしてどれだけ有効な方法を提案されたとしても、それをやるかどうかはあなたなのです。先生がやるのではありません。先生がやっても、あなたの悩みは解決するわけではありませんし、あなたの望みが叶うわけではありません。
学びの主役はあなたなんです。適切なサポートを提供できる人は、それを理解しています。
安全な場を提供してくれること
これも多くの指導者やトレーナーが勘違いしていることです。自分の役目を欠点を指摘することだと考え、ダメ出しや注意、できないことを探すようなことばかりしています。
そして生徒にできないことがあったらそれを指摘する。でもただそれだけなんです。具体的にどうすれば良いか、どんな方法があるかなど、教わっているあなたが上達するための建設的なアドバイスや提案というのをほとんどしません。いや、できないと言った方がいいかもしれません。
それは教わる側の役目で、教える側の役目ではないと考えているからです。指摘して終わりなんです。そのお陰で教わる側は路頭に迷います。だからあなたもこのサイトにたどりついたんじゃありませんか?
さらにひどいケースでは、指導者やトレーナーは平気で暴言を吐きます。彼らが指摘したことをいつまで経っても修正できないと、「練習してきたの?」とか「もうやめたら?」とか「才能ないんじゃない」とか「もう帰っていいよ」とか、挙げればキリがないですね。考えただけでも腹立たしいです。
これくらいの厳しさに耐えられなければうまくなれるはずがないじゃないか!という考えをお持ちの方も多いとは思います。確かにそれもあるでしょう。でもね、それはもう古いんです。
教わる側が安全かつ自由に学ぶことができる環境こそが、最も伸びやすい環境なのです。
怒られたり、叱られたり、暴言を浴びせられる環境でのレッスンは常に恐怖心が伴います。怒られたくない、叱られたくない、みんなの前で失敗したら1人だけダメ出しされて恥ずかしい・・・。こんな思いがカラダの動きを邪魔します。ココロの動きはカラダの動きに影響を与えるからです。
そんな常に危険にさらされた環境で自由にのびのびと表現できるはずがないんです。
指導者やトレーナーの本当の役目は、教わる側つまり学び手が色んなことを安心して実験できる場を提供することです。試したことがどうだったか、これはカラダの動きを邪魔しているんじゃないか、こうすればもっと上手くいくんじゃないか、というのを教わる側と一緒に考えて、上達のためのプロセスを一緒に歩んでいくことなのです。
この3つ以外にもサポートとして求められるスキルはいくつかありますが、少なくともこの3つのスキルをお持ちの方なら安心してサポートをお願いしてください。
いや、この3つのスキルを持っていない人に習うと、あなたは確実に今よりも状況が悪くなります。
あなたの悩みは解決することはないし、あなたの望みは永遠に叶うことはありません。
サポートがあれば、確実に変わる
少し前に、ある高校生の男の子がLINEを通じて相談をくれました。冒頭で紹介したおさむさんとのやりとりを紹介します。
おさむさんは、こんな悩みや望みを持っていました。
・歌が好きなのにうまく歌えない
・練習しても変化しない
・事情があってボイトレに通うことはできない
LINEでの相談を通じて、おさむさんはどんな体験をしたのでしょうか?
おさむさんとのやりとりはこの後もしばらく続いています。おさむさんがご自身で試したことをLINEで報告してくださるので、私もそれを元に役に立つ情報やプランをお渡ししています。
実際、私はおさむさんにお会いしたことがありませんが、それでもサポートの環境が揃っていると変化は確実に起こるのです。上達という変化が。
でもね、私に質問くださる方の8割は、私が質問するとお返事がありません・・・。
LINEでのメッセージのやりとりだけでは、私はあなたのカラダの使い方の習慣などを見ることができません。だから質問しなくてはならないんです。あなたがどんなことをしていて、何が起きているかを知らないと私も提案ができないのです。
私からの質問に真剣に向き合ってくださる方はおさむさんのように必ず成果が出ています。
私としてもご自身のことに真剣に向き合ってくださる方でないとお返事する時間が勿体ないです。
ご自身のことに向き合うことができない方は、どんな有効なアイディアをお渡ししても活用することなく聞くだけで満足するでしょうから。できればその分の時間をおさむさんのような方へのサポートの時間に使いたいです。
せっかくのチャンスを無駄にするか、おさむさんのように活用するかはあなたが決めることですけどね。
そうそう、先日は歌が大好きな女の子から「オーディションに合格しました!」というお知らせをいただきました。彼女とも数ヶ月にわたってLINEを通じてやりとりをしていたんです。最近、質問やメッセージがないな・・・と心配していたことだったので、こんなお知らせをいただいて私はとても嬉しかったです!!
ちなみに、おさむさんとのやりとりの中で登場した『呼吸のトリセツ』は現在は無料プレゼントを終了しました。大幅に改訂した【読むだけでいい声になれる『呼吸のトリセツ』】としてnoteで配信しています。
「note編集部のおすすめ」にも選ばれた記事なのでぜひ読んでみてください。
サポートが必要な理由
おさむさんは、歌うことが好きなのに全然うまく歌えない、そして半年ほど練習しているのに変化がないと感じていました。
事情があってボイストレーニングには通えないとのことなので、ご自身で練習しているのだろうと私は考えました。
そこで気になったのはおさむさんが歌っている時に何をしているか?についてでした。
そのことを伺ってみると、楽に綺麗な発声をすることが精一杯とのことだったので、私はこのことがおさむさんの発声を邪魔しているに違いないと考えたのです。
これは多くの人がハマりやすいポイントです。正しい発声や綺麗な発声を意識することを大切にするあまり、何のために歌うのか?何のために声を出すのか?という本来の目的を忘れてしまっているんです。
そしてボイストレーニングの指導者も、ネットで手に入るボイトレ理論や発声練習もこの大切な目的が欠落しているのです。
だからボイトレに通っても、ネットで手に入れた情報を使っても、効果を実感できないのです。
そもそも、声というのはその時のカラダの使い方と思考の使い方の結果で生まれるものです。だから思考の使い方を扱わない方法では、効果があるわけがないのです。
だから私はそれに関係する提案をしました。正しい発声や綺麗な発声なんか忘れてしまって「この歌を聴いてくれる人にどんなことを伝えたいか?それを伝えるために歌ってみてください」という提案です。
そしてもう一つ、おさむさんから新たな望みが出てきました。「甘い声を目指している」と。
彼は甘い声になるための練習方法を求めていますが、私はそんなものは存在していないと思っています。うわべだけの声真似なら練習すればできるでしょうけど、彼が望んでいるのはモノマネではありません。
このサイトを通じて何度もお伝えしていますけど、声はカラダの使い方と思考の使い方の結果なのですす。だから「甘い声」というのもカラダの使い方と思考の使い方の結果なのです。
もしおさむさんが甘い声を出したいなら、それが起こるためのカラダの使い方と思考の使い方があるのです。ただ甘い声を出すわけではないのです。カラダと思考をあるプロセスで使ったから、結果として甘い声になっただけなのです。
そこにはおさむさんが歌を歌いたい本当の目的が関係しています。でも多くの方はそれを忘れてしまい、結果ばかり気にしています。
あなたも「うまくなろう」とか「正しい音を出そう」とか「間違えないようにしよう」と言うようなことばかりを意識していませんか?
それではあなたの望んでいる結果になるはずがありません。
なぜ自分がそれをやりたいのか?
あなた自信の望みを見失っていないでしょうか?
そのことを思い出してもらうためにもあなたをサポートしてくれる存在は欠かせないのです。
そしておさむさんのように、自分に最適なサポートがあると必ず成果が出るんです。
つまり、サポートがない環境で毎日10時間練習しても、うまくなるわけがないのです。だって、あなたは自分で自分の発声を邪魔することばかり繰り返しているわけですから。
まとめ
では今回のまとめです。
・「ひとりでがんばる」のは限界がある
・サポートがないと必ず失敗する
・少なくとも、この3つを満たしている人にサポートしてもらう
1. カラダの構造や動きについての知識が詳しい
2. 学びの主役はあなただと考えている
3. 安全な場を提供してくれること
・適切なサポートがあれば、あなたは確実に成果を出すことができる
間違ってもインターネットで手に入れた情報を鵜呑みにして、ひたすらボイトレや発声練習を真剣に取り組むようなことだけはしないでくださいね。
それはあなたの役に立つこともなければ、あなたの邪魔をすることに繋がります。
なぜなら、インターネットで手に入れられる情報の多くは、本当に大切なことに触れられていないからです。いや、本当に大切な事を扱うことができないんです。
ボイトレや発声練習の前に、本当に大切な事を知る必要があります。
実はあなたは、自分で自分の発声の邪魔をしているんです。
それに気づき、自分で邪魔することをやめられない限り、あなたの悩みや望みはいつまで経っても変わらないでしょう。
自分の発声を邪魔しながらどれだけボイトレしても発声練習しても、その邪魔が強化されるだけなのです。
そのヒミツは無料プレゼントしている『読むだけでいい声になれるE-Book』で余すことなく紹介しています。
読んでくださった方はもちろんそのことにお気づきですよね???
声のことで困ったら
声を出すときのカラダの使い方、ココロの使い方など困ったことやわからないことがあったらご相談に乗りますよ^^ 相談したい方はぜひLINEで気軽に話しかけててくださいね!
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