成績が伸びない営業マンが、声の使い方を見直すべき3つの理由

こんにちは。
発声改善士のトクガワ です。

 

私のレッスン『ボイスアクティベーション』に来てくださるほとんどの方は社会人の方です。

私の名刺には「発声改善士」という肩書きを入れているのですが、どうもボイストレーナーという文字だけを見て「歌を教えてるんですか?」とよく聞かれます。

私、歌唱指導なんて一切やってませんからね。でもレッスンに来られる方の中には「歌をもっと上手に歌いたいです!」という方も多いです。

もしかすると「声のパーソナルコーチ」と名乗った方がわかりやすいかも知れないなと思う今日この頃です。

 

さて、今回は営業成績を伸ばしたいと考えている社会人の方にお届けします

今、あなたはこんな悩みや望みを持っていませんか?

・今でもそれなりに売れているけど、もっと営業成績を伸ばしたい!
・いつも売上成績は下の方。もっと売りたい!
・見込み客がなかなか製品を買ってくれなくて困っている・・・
・いつもあと一歩のところで契約が取れない・・・
・営業成績を上げて、給料を上げてもらいたい!

もしこんな悩みを持っているなら、今回の記事はきっと役に立つはずです。

 

何をやっても上手く行かない・・・

あなたはきっと仕事に対して一生懸命に取り組んでいるでしょう。毎日毎日、面倒な上司の言うことを聞いて、仕入れ先に頭を下げて、クライアントにも頭を下げて・・・朝から晩まで仕事に一生懸命に取り組んでいるはずです。

にもかかわらず、思ったように成績が伸びない・・・商品が売れない・・・契約が決まらない・・・という悩みを抱えていることでしょう。

人によっては、いつも成績が下の方だからたまには上の方に食い込んで上司や同僚を見返してやりたい、という望みを持っている方もいることでしょう。

もしくは、今よりも売上を上げてボーナスをもっと欲しいとか、給料を上げてもっと豊かな生活がしたいとか、そういった望みでもいいですね。

営業職やセールスをしている人には常に悩みや望みがあるはずです。

あなたもそうですよね?

そうでなければたぶんこの記事にはたどりついていないはずですから。

そして、この記事にたどりつくまでに色んなことに取り組まれているはず。

例えば、自社の商品を売ったり保険のセールスをしている方だったら、商品のことを勉強して色んなことを覚えたり、それを買った後に手にするベネフィットを見込み客に訴える資料を用意したり。

またはコミュニケーションや会話術の本を買って読んだり、会社の研修や勉強会に参加して、見込み客に伝えるための勉強をしているかもしれません。

プレゼンの仕方を教えてくれるセミナーや、コミュニケーションスキルを教えてくれるセミナーにも参加しているかも知れません。もしくはボイストレーニングにも行ってみたかも知れません。

本やインターネットで手に入る情報は一通りやってはみたけど、あまり効果がなかった・・・

そして、思いつく限りの方法はもうたくさんやった。でも思ったように商品が売れない

だから、このブログにたどりついてくださったのではありませんか?

 

このままでは何も変化しません

あくまで私の意見ですけど、コミュニケーションや会話術の本ってただノウハウが書かれた本なんですよね。その多くが著者が自ら経験したことをベースに書かれています。

プレゼンの仕方を教えてくれるセミナーも、コミュニケーションスキルと教えてくれるセミナーもそう。これもノウハウです。スピーカー(話し手)自身の経験や実践を元に導き出した情報を教えてくれるセミナーです。

もちろん、本やセミナーでは役に立つ情報を教えてくれます。

でもね、多くの人が勘違いをしているんですけど、本を読んだりセミナーに参加しただけで、さもそれを会得したかのように感じてしまうんです。

たまーに自己啓発に熱心な方にお会いします。「今月はセミナーに10回参加しました」とか満足そうに言われることがあります。人によっては私スゴいでしょ?的なオーラがマックス。

なので「めっちゃスゴいですね!」って私もその方の意欲に敬意を示しますけど・・・。心の中では聞きたいことがあります。「そのうち、いくつ実践してますか?」って。

本を読んで得たノウハウやセミナーで手に入れたノウハウって、あなたが活用しない限りは何の役にも立たないんですよ?なのに多くの人は本を読んだだけ、セミナーに参加しただけで自分が賢くなったように感じてしまう。まさにノウハウコレクターです。

確かに新しい知識を手に入れたことには間違いありません。確かに賢くなったんです。でもそれがあなたに定着するかは別問題なんです。

なのでセミナーに10回参加しても何にも定着していない人もいれば、1回セミナーに参加しただけでしっかりと知識を定着させて活用している人もいるわけ。どっちが素晴らしいかというと、誰が見ても明らかですよね???

そして、今この記事を読んでくださっているあなたは後者であると信じています。

1回のセミナーに参加して、知識を定着させているにもかかわらず、それが成果に結びつかずに困っている人だと私は信じています。

なぜ自分に定着させた知識を活用しているのに上手くいっていないのか?

その理由は、定着させた知識を使おうとしているときに、あなた自身が邪魔しているのです。

そして、多くの人はそのことに気づいていません

だから、上手く行かないんです。

私たちは、仕事や趣味、食事や団らんの時間など、日々の生活の中で自覚のないまま自分のことを邪魔しながら生きているのです。

 

営業成績を伸ばしたいなら、自分の習慣に気づく

あなたは、自分で自分のことを邪魔していることに気づいていましたか?

きっと多くの方は「えっ?それ本当???」と驚いていることでしょう。残念ながら、事実です。

その理由に、一歩外へ出てみて、街ゆく人の歩き方や立ち方を見ていると一目瞭然です。

多くの人は自分のカラダのデザインに反することをしているのです。

例えば、駅前で待ち合わせをしているであろう人をほんの少しだけ注意しながら観察してみてください。多くの人がスマートフォンを見ながら相手が来るのを待っています。もしくは時間を潰しています。

少し見ただけでも私たちのカラダのデザインに反した使い方をしているのが分かります。

例えば、こんな風にスマホを操作している人、よく見かけませんか?

少なくとも1箇所、自分で自分のカラダを邪魔していることがあります。

首を前に出すようにしてスマホをのぞき込んでいます。

こんなカラダの使い方をすると首には27kgの以上の負担を掛けることに相当します。その重さはなんと小学校3年生の男の子一人分と一緒。その負担を首にかけながらスマホに夢中になっているんです。

こんな風に私たちのカラダのデザインに反した使い方をしているんです。

通常、約5キログラムくらいあるアタマは24個の脊椎で支えるようにできています。

そして上半身の重みは、股関節で受け、2本の足で支えるようにできています。

私たちのカラダはそんな風にデザインされているので、それに反するカラダの使い方をすると言うことは、私たちのカラダの機能を邪魔することに繋がります。

事実、こんな格好ばっかりしていると、呼吸は影響されるでしょう。

呼吸は私たち人間の生命活動において欠かせないものですから、呼吸の機能が邪魔されると、健康状況にも何らかの影響を与えるのではないでしょうか?

もちろん、声は呼吸の副次的な機能として実現されていますから、発声に影響を与えるのは言うまでもありません。

そして、これはほんの一例にしか過ぎないと言うこと。

 

私たちは、日常生活で行う動作のあらゆる状況で、自分のカラダのデザインに反する使い方をして、自分のカラダの機能を邪魔するようなカラダの使い方ばかりをしているのです。

そんな状況で、せっかく定着させた知識やスキルを100%発揮できると思いますか???

そしてこのようなカラダのデザインに反した使い方は、無自覚で繰り返されているわけですから、より定着していくわけです。

たった数回のセミナーや学びで定着させた知識やスキルと毎日毎日無自覚で繰り返している自分のカラダの機能を邪魔する使い方とでは、どっちの方がより定着していくかは考えるまでもありません。確実に後者の方が定着します。何百回、何千回と繰り返しているんですから。

だから、上手く行かないんです。

もし営業成績を上げたいなら、あなたはまず自分の習慣に気づく必要があるのです。

そんなことを教えてくれるセミナーや本って、ありますか???

あなたの習慣を見抜くことができてその習慣が必要か不要かを判断してもし不要ならもっと役に立つことを教えてくれる人は、あなたの周りにいますか???

 

あなたにはどんな変化が起きると思いますか?

なぜ私が「営業成績を上げたいなら習慣に気づく必要がある」と主張しているのか、その理由をお伝えします。

私のレッスンに社会人の男性の方が来られたことがあります。

ここではおさむさん(仮名)としておきますね。

まずお互いの自己紹介をした後、私は、おさむさんになぜ私のレッスンに来たのかを伺ってみるました。するとおさむさんは「自分の声に自信がない」と仰いました。

一般的なボイストレーニングだと「では発声練習をして声に自信が持てるようにトレーニングしましょう!」となるかも知れませんが、私のレッスンでは、まだお話を続けます。

 

トクガワ「おさむさんは、自分の声に自信をつけて、どんなことがしたいんですか?」

おさむさん「人前で堂々と話すことができるようになりたいです」

 

なるほど。おさむさんがなぜ自分の声に自信をつけたいのか?その理由が明らかになりましたね。

でも私はまだお話を続けます。なぜなら、おさむさんが本当に悩んでいることや望んでいることは「人前で堂々と話すことができるようになりたい」ではないからです。

 

トクガワ「おさむさんは人前で話す機会が多いんですね?」

おさむさん「そうですね。営業の仕事をしているので、取引先に行って商品の説明やクロージングをすることが多いです」

トクガワ「おさむさんはその時、取引先の人に説明しているときの自分の声に自信がないんですね?」

おさむさん「はい。商品のシェアは高いですし、安定して継続購入してくれている取引先が多いので、商品が売れなくて困っているわけではないんです」

トクガワ「取引先への営業の時に、声に自信がないから売上に繋がらない、ということで困っているわけではないんですね」

おさむさん「でも、新製品や今よりも良い提案をすることがあるんですけど、それがなかなか決まらないんです」

 

おさむさんと私の会話をここまで話していて、あなたは気づきましたか?

おさむさんがようやく本当に望んでいることを話してくれました。

おさむさんが本当に望んでいることは「取引先に新製品やおすすめの提案を買って欲しい」なんです。それを達成するために「声に自信を持てるようになりたい」と考えているのです。

多くのボイストレーナーはここまで詳細に話を聞かないでしょう。だって、おさむさんは私のレッスンに来る前にボイストレーナーのレッスンを何度か受けたそうですから。

発声練習をさせられたり、音域を広げるために歌を歌わされたそうです。そんなトレーニングを繰り返して、取引先に新製品を売ることができると思いますか???

さて、おさむさんの本当の望みが明らかになり、レッスンの時間はおさむさんと私がそのゴールに向かうための時間という合意ができたので、いよいよ私の腕の見せ所がやってきました。

私は発声改善士ですから、発声練習やボイストレーニングの類いはほぼ扱いません。

私には、彼が習慣に気づいてそれを変えるだけで彼は声に自信を持てるようになることが分かっているのです。

私は彼にこうお願いしました。

「では、私を取引先の方だと思って、私に新製品やオススメの提案をしてみてください」

おさむさんが私にプレゼンしてくれている姿を見て、私は彼の習慣に気がつきました

 

うまくいかないのは、あなたの習慣が邪魔をしているから

おさむさんに、私を取引先の方だと思ってプレゼンしていただきました。

私が気づいた彼の習慣というのは、声を出すときのカラダの使い方です。

まず、声を出すときにカラダ全体を後ろ側に引き込むようにしていました。ほんの少しだけね。おそらくおさむさんはそうしていることに気づいていないはずです。

 

トクガワ「話し始めるときにカラダ全体を後ろ側に引っ張っているようにしているのはなぜですか?」

おさむさん「えっ?そんなことしてませんよ???」

 

やはりおさむさんには自覚がないようです。

トクガワ「それがおさむさんの習慣ですね。実は、そのカラダ全体を後ろ側に引き込むという動きが、おさむさんが声を出す為の邪魔をしています」

おさむさん「えっ???」

 

おさむさんは私の言葉が信じられないようでしたので、少し実験してもらいました。

私はおさむさんに2つの方法で同じプレゼンをしてもらいました。

・いつも通りプレゼンする
・カラダが後ろに行かないように意識しながらプレゼンする

2つの違いについて私から質問する前に、彼は言いました。

 

おさむさん「2つめの方法のほうが声が出しやすいし、話しやすいです」

トクガワ「そうですよね。だって、1つの方法では、おさむさんは自分で自分の邪魔をしていましたからね」

 

私が指摘したおさむさんのカラダの使い方の習慣は、声を出すときにカラダ全体を後ろ側に引き込むというものでした。

実はこの習慣が、おさむさんが声を出すことの邪魔をしていたんです。そしてその邪魔された分を補うために、カラダに余計な努力を生んでいました。この余計な努力が緊張を生み相手に与える印象を変えてしまうのです。

おさむさんはICレコーダーでご自身の声を録音されていて、一緒に聞き比べてみました。

おさむさん「2つめの方が堂々としていて自分でも聞き心地が良いです。1つめの方だとゼッタイに売れないですね(笑)」

おさむさんの意見に、私も同感でした。明らかに印象が違っていたからです。

たったこれだけでおさむさんのプレゼンの印象が変わったのはおさむさんが自分のカラダの邪魔をするのをやめたからです。自分で自分を邪魔するという習慣です。

 

あなたにもきっとおさむさんのような習慣があるはずです。ご自身の声を出す邪魔をしている自覚のない習慣があるはずです。多くの人はそうやって気づかないうちに毎日自分の邪魔しています。

例えば、PCで仕事をしているときスマートフォンでSNSや動画を見ているときやゲームをしているときとか。

あなたはどんな風にカラダを使っているか知っていますか?それがあなたの呼吸や発声の機能を邪魔していることに気づいていますか?

あなたはそれを毎日何時間も繰り返しているわけです。

 

私がレッスンで大切にしていることは、あなたが自覚無しに毎日繰り返している習慣、あなたの声を邪魔している習慣を取り除くことです。

つまり、あなたの営業成績が伸びない原因になっているあなたの習慣をひとつひとつ取り除いていくことでもあります。

だから、おさむさんは私のレッスンを通じて、ご自身の営業成績が伸びない理由に気づかれたのです。

ここ数年で、ビジネスマン向けのボイストレーニング講座もたくさん増えました。もしあなたがその講座に通ってみようと考えたことがあるなら、こう考えてください。

・ただ発声練習やボイトレをしたいのか?
・それとも営業成績を上げたいのか?

発声練習やボイトレをしたい方は私の所ではなく一般的なボイストレーナーの所に習いに行くことをオススメします。私の所では発声練習やボイトレはしませんからね。

もしあなたが「営業成績を上げたい」なら迷わず私のレッスンを体験してみることをオススメします

 

まとめ

今回は「営業成績を伸ばしたい人が知らない3つのコツ」というテーマでお送りしました。

最後にポイントをまとめておきますね。

今回のPOINT

営業成績を伸ばしたいならゼッタイに知っておきたい3つのポイント

・営業成績を上げたいなら、自分の習慣に気づく
・その習慣が自分の邪魔をしているかどうかを考える
邪魔をしている習慣を取り除く

たったこれだけのことですが、多くの人はこの事実に気づいていません。

自分の習慣が自分の邪魔をして、それが影響して取引先へのプレゼンや営業トークによくない影響が起きていることに気づいていないのです、

だからあなたが今すぐ取り組めば、あなたの売上がトップになるのも夢ではありませんよ!!

もしあなたの習慣を見て欲しい、自分で気づくのは難しいという方は、私のレッスンを無料で体験していただけるので、お気軽にどうぞ!

ほぼ確実に変化が起きるので今のままの人生で十分という方はくれぐれも来ないでください

 

 

ちなみに、変化が起きない人というのは、いつまでも今の状況のままでいたいと心の底で願っている人です。もしあなたがそんな人ならこのブログにたどりついていないと思うのできっと大丈夫ですよ。

今から取り組めば、3年後には素敵な未来が待っています

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「カラダの使い方」と「ココロの使い方」をほんの少しでも変えることができれば、
ボイストレーニングや発声練習をしなくても、毎日の生活を通じて、あなたの声はどんどん変わっていきます

誰でも、確実に変化できる方法をお教えします。

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