おさむさんは、こんな悩みや望みを持っていました。
・自分の声に自信がない
・周りの人は「良い声」だといってくれるが信じられない
・取引先の人と話している時の自分の声が気になる
私は耳を疑い、思わず聞き返してしまいました。
私の質問に彼はこう答えてくれました。
どうやら彼は「自分の声は良くない」と思い込んでいるようです。
もう少し彼に質問してみました。
彼の返答を受けて、私は彼にお願いしました。
すると不思議なことが起こりました。
彼の声が先ほどまで話していた声とは全く違うものになったのです。
か細く、弱々しく、さも自分に自信がなく、この場から一刻も早く立ち去りたいかのように・・・。
彼のカラダの使い方も、まさにそれを思わせるかのような使い方でした。
私は彼の緊張が解きほぐれるように声をかけました。
私は彼に呼吸について質問してみました。
これが思い込みです。
いや、思い込みが上達を邪魔する典型的な例ですね。
彼は、お腹に息を入れて、お腹から声を出そうとしていました。
でも私たちのカラダはお腹に息は入らないし、お腹から声を出すことはできません。にもかかわらず、彼はボイトレの先生に教わったことを一生懸命にやろうとしていたのです。
私は、それが彼が自分を小さく見せようとするカラダの使い方の原因になっているのではないか?と考えました。
こんな時は、彼に思い込みをなくしてもらう絶好の機会です。
まずは手始めにこんな質問を彼にしてみました。
その先生にはお会いしたことはありませんけど、ふつふつと怒りがこみ上げるのを抑えつつ、冷静におさむさんに伝えました。
約5分くらい時間をとって、おさむさんに呼吸のメカニズムについてお話しました。ひととおり伝えたあと、質問や疑問がないとのことで、もう一度、さっきと同じ事をしてもらいました。
おさむさんの声は先ほどとは全く別人かと思わせる変化を遂げました。
落ち着いていて、響きがあって、自信に満ちているかのように。
そしてその変化に本人も驚いているようでした。
当たり前ですけど、声が変わっただけではなく、おさむさんの話の内容や身振りなどの所作にも変化があり、そこから受け取る印象もガラリと変わりました。
彼の喜んでいる姿を見て嬉しくなった私は、さらに提案やアイディアを渡して、おさむさんはどんどん変化していきました。
これは営業成績が上がるに違いないと思いました。
思い込みはただ自分で自分の可能性をブロックしているだけなんです。
それをおさむさんの中に見つけた私は、このレッスンで彼の思い込みをなくすことを重視しました。
思い込みを変えるとこんな変化が起きるのです。
彼の変化は呼吸についての思い込みを手放したからこそ起こったことなのです。
今回のレッスンについての解説はこちら
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