ナレーターや声優の指導をする人で
発声や呼吸についての指導はする人は当然のようにおられます。

声を出すパフォーマーにとって、カラダのメンテナンスは楽器の調律のようなものですし、
楽器をどう扱うかで音も変わります。

発声や呼吸はもちろんのこと、カラダの使い方についても学んだ方がより良質のパフォーマンスにつながります。

といっても、学校や養成所では
その扱い方をみっちりレクチャーするほどの時間を用意されておられませんが・・・

そのせいか、発声や呼吸のことに触れる方は多くても、
カラダのことをとやかく言われる方はいないんですよね。

実は、カラダの使い方一つで呼吸や発声、
そして演技やセリフ回し、ナレーションが大きく変わります。

カラダの中でも、特に一番影響が大きいのはアタマの使い方。
(詳しくは、「アレクサンダー・テクニークとは」をご覧ください)

アタマは、構造上、カラダの一番上にあります。
その重さ、どのくらいかご存じですか?

実は約5キログラムもあります。
こんなに重たい物体がカラダの一番上にあるわけです。
だから、この頭の使い方一つでカラダの使い方が変わるのです。
当然、発声や呼吸も変わります。

例えば、重たい箱をアタマの上に持ち上げた時を想像してみてください。
箱を落とさないよう、カラダはバランスを取ろうとします。
バランスを取るために、腕や手、背中や腰、足など様々な部位に力が働くわけです。

どこかに力を込めて、固定してしまうかもしれません。
一部分に力が集中し過ぎて、痛めてしまうかもしれません。

そんなことが原稿や台本を読んでいる最中に起こったらどうでしょう?

パフォーマンスの質は低下し、良い結果・満足いく結果はでないでしょう。

特に声帯やその周辺の筋肉に余計な力が加わることで、あなたがもともと持っている素敵な声をつぶしてしまうことになります。
また声帯とその周りの筋肉を固めてしまうことで、自由に動くことができなくなり、表現の幅を狭めてしまいます。

そのために、アタマと脊椎の関係に注目し、カラダ全体がバランスをとることができるようにしましょう。

まず、アタマはあなたの一番上にあるということを思い出してください。

一番上にありますが、固定されているわけではありません。
脊椎の一番上にあるアタマが自由に動くことができるよう、あなたのカラダは自然にバランスをとっています。

これは人間に生まれつき備わっているメカニズムで、特別なことをしなくても私たちはそうすることができるのです。

さて、アタマが一番上にあるということを思い出すだけで、あなたのカラダは自然にバランスをとってくれます。

そこでもう一つの考えをプラスして、さらに自由に動くことができるカラダにしましょう。

そのもう一つの考えは「全ての関節が自由に動くことができる」ということ。

原稿や台本に向かうと、いつの間にかカラダのことを忘れてしまいます。
文字を追うことにとらわれ、いつの間にかカラダを動かなくしてしまっています。
(動けなくしている、という方が正しいかもしれません)

そこで、カラダの全ての関節に動いてもいいよというディレクションを与えるのです。

例えば原稿を持っているとしたら、肩甲骨から腕、肘、手首、指までの、原稿を持つために働く関節を。
椅子に座っているとしたら、股関節から膝、足首、足の指先までの関節を。

一つ一つの関節に動いてもいいよというディレクションを送ることで、カラダは自由に動くことを取り戻します。
原稿を読むために必要十分な、また椅子に座るために必要十分なカラダのバランスを取り続けるようになります。

そうすると、不要な力や緊張は抜けて、思い通りの声をだしたり、表現をしたりしやすくなります。

 

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