ボイトレっていつ効果が出るの?今すぐできる声のためのアクションとは

こんにちは。
発声改善士のトクガワ です。

表情、しぐさと並んで、人の印象を決定づけるひとつの基準である声。
声のお仕事をしている人はもちろん、そうでなくても、もっと自分の声に自信を持ちたいと願う方もたくさんおられると思います。
オンラインで人とコミュニケーションをとることが増え、顔の表情が伝わりづらくなった今、声が相手に与える印象はより強くなっています。

「声に自信がないからボイトレに通ってみたいけど、効果あるの?」
「ボイトレ通ったことはあるけど、効果でなくてやめちゃった。」
「印象のいい声になりたいけど、なにからはじめればいいの?」

とお悩みの方にむけて、今回は「よりよい声のためのアクション」について考えてみましょう。

この記事でわかること

・ボイトレですぐ効果が出ない理由。
・自分の癖や習慣を知ることがよりよい声への近道であること。
・今からすぐできる、トクガワ流声のためのアクション

ボイトレはすぐに効果が出るものではない理由

ボイトレの効果がすぐに実感できない理由は、既にあなたの発声に癖や習慣があるからです。

発声をするとき、あなたのカラダはどんな動きをしているか知っていますか?

長い間無意識に続けてきたあなたの発声の癖や習慣は、あなたの持っている声と強く複雑に結びついています。

そしてボイストレーニングは、今までしていなかった、あなたにとって新しい「よりよい声を出すための方法」を頭で理解し、体に覚えてもらうために行うもの。

新しいことを取り入れようという時に、あなたのカラダにあなた自身の知らない癖があると、うまく体を使うことができず、よりよい方法を実践することができません。

新しい習慣を体に覚えてもらうためには、知らず知らずのうちにしてしまっている癖や習慣を知るところから始める必要があります。

ボイトレしてない時間も、声出してます。

私たちは、「声を出す」ことを常に行っています。

ボイトレやレッスンを受けている時はもちろん、朝起きて家族に挨拶をして、仕事をして、人と会って。そんな中でコミュニケーションをとるときは、必ず会話をしますよね。

いきなりですが、ここで問題です。
レッスンやトレーニングをしている時間と、そうでない時間、どちらのほうが長いでしょうか?

もちろん、トレーニングをしていない時間ですよね。
当然のことですが、これが、ボイトレの効果がすぐにあらわれない理由の一つです。

レッスン中は、今の声を変えるために、新しい声を出すための方法を知り、試す時間です。

新しい方法を取り入れて、実践に生かそうと真剣に取り組み、「なんだか成長できた!よくなった!」と感じていい気分になることもありますよね。

しかし、先ほどもお伝えした通り、私たちはそれぞれ発声をするときの癖を持っています。そして、レッスン以外やトレーニングをしていない時は、もともと持っている癖や習慣で声を出しています。

この間は、もともとの癖や習慣の練習をしているようなもの。
せっかくレッスンやボイトレを重ねても、普段の発声や生活が以前のままだったら、一早い効果は期待できません。

それってホントに努力不足?

ここまでは、ボイトレの効果が出るまでに時間がかかってしまう理由をお伝えしました。

当たり前のことのようですが、なかなか効果が出ないと不安になってしまいますよね。

特に、自分の声にコンプレックスを感じてボイトレに通われている方は、効果が出ないことをもどかしく思って、「努力が足りないのかもしれない」と、アクションを起こしてしまいがちです。

しかし、良かれと思ってやったことが、あなたの成長を妨げているかもしれません。

次で紹介する失敗パターンに当てはまっていないか、一度チェックしてみてください。

ボイトレ失敗例のあるある

「声で活躍したい!」「コンプレックスである自分の声を好きになりたい!」
そんな目標があってボイトレに通っている方ほど陥ってしまいがちな失敗パターンは次の3つです。

①たくさんの時間、練習をこなそうとする
②いろんな練習方法を試す
③別の先生やほかの教室で教わる

よくあるボイトレ失敗パターン

①たくさんの時間、練習をこなそうとする
②いろんな練習方法を試す
③別の先生やほかの教室で教わる

当てはまるものはありましたか?

どれも効果が出なくて気持ちがもやもやしている時にはよさそうなアイデアですが、共通しているのは「自分に起きていることを知ろうとしていない」ことです。

繰り返しになりますが、あなたの声を形作っているのは発声するときの癖や習慣です。

例えば自分の癖や習慣に気が付かないまま、①のようにたくさん練習しても、自分の不調やコンプレックス、成長を妨げている原因かもしれない癖や習慣をさらに強化し、定着させてしまいます。

さらに、それでもうまくいかないからと②のように様々な練習方法を少しずつ試したり、③のように先生や環境をかえたりするのも、良い選択とは言えません。

ヒントはいつも、あなたの中にあります。

あなたが自身のカラダと向き合い、癖や習慣に気づくこと、そしてそれを変えていくことができなければ、誰に教わっても、どんな練習方法でも、成長は望めないどころか、カラダを痛めてしまうことにもなりかねません。

今すぐでもできること

ここまでで、あなたの声を本質から変え、より良いものにするためには、「あなたの知らない癖や習慣」を知り、変える必要があることをお伝えしてきました。

私は、声をよりよいものにするために、発声練習やボイトレは必要ないと考えています。

自分の癖や習慣、カラダの適切な使い方、そして正しい知識を知ることで、劇的に変化が起きると考えているからです。

あなたが自分の声を今よりも「良い声」にしたいと考えているなら、今日から次のことにトライしてみてください!(一言で「良い声」といってもそのイメージは人によって違うので、ここではあえて「良い声とはこんな声である」という定義はしません)

1. 発声練習やトレーニングのかわりに、自分のカラダに意識を向けよう

私たちが適切にカラダを使うには、「アタマと脊椎の関係」がとても大事です。

人間のアタマは、大体5~6キロほど、スイカ一玉分くらいの重さがあります。意外と重いです。

普段は意識することはないでしょうが、そんな重いアタマを支えているのが、脊椎とその周りの筋肉です。

このアタマと脊椎の関係に注目すると、適切なカラダの使い方が分かり、自分自身が抱えている癖や習慣に気がつくようになります。

そのうえで、発声のときの自分をよく観察してみると、発声の時だけに起きている癖や習慣を知ることができて、それをやめたり、改善したりすることができるようになるのです。

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「そうはいっても、具体的にどんなふうにやればいいの?」と気になった方は、ダウンロードしてぜひ読んでみてください。
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2. 発声について正しい知識を得よう

「声をもっとよくしたい!」「○○さんの声っていい声だね、と言われたい!」という情熱や思いは、あなたの声がこれから変化していくプロセスの中でもっとも大切なもの。

しかし、情熱や思いを抱えているだけでは、望ましい結果を得ることはできません。

まずは、カラダのことや呼吸のことなど、発声にまつわる正しい知識をつけましょう。

こちらの記事では、声と呼吸、声とカラダの関係性について、見落としがちなポイントをまとめています。
「へー!知らなかった!」「そうなんだ!」と、新しい発見をしながら、楽しく読んでみてください。

≫ シリーズ あなたが知らない声と呼吸とカラダの関係

3. ココロの使い方にも意識的になろう

あなたが理想としている声になるには、カラダのことを考えることが大切です。
そして、心とカラダは密接な関係にあります。

例えば、「失敗したらどうしよう」「怒られたらどうしよう」という気持ちは、カラダを「できるだけ失敗しない状態」にしようとします。

アタマを支えている脊椎の周りの筋や筋肉をはじめとした全身の筋肉を固め、カラダが自由に動けない状態をつくってしまうのです。

声を出す目的が「怒られないように」になってしまうと、カラダもそれに合わせて動きを制限してしまうんですね。

これを「今からどんなことが起きるかな?」「どんな声がでるかな?」に変えると、一体どうなるのでしょうか。

もしくは「こうなって欲しい」「こんな風になると良いな」に変えてみると、どんな違いが起きるでしょうか?

ぜひご自身で試してみてください。

あなたのカラダと声は、もっともっと自由になりますよ!

思い当たることがある場合は次の記事も読んでみてください。

≫ 「上手くやろう」、「失敗せずにやろう」が招くこと

まとめ

あなたの声を作っているのは、あなた自身の癖や習慣です。

日々の生活のなかで、自分の動きやあなた自身のことにもっと意識を向けてみると、生活のすべてが「練習」になります。

毎日の生活を通じて自分のこともよく分かるようになるし、あなたのカラダはだんだんと発声において最適な状態に近づいていきます。

ピアノの調律師のように、自らのカラダをコントロールして調整することが、よりよい発声への近道になりますよ。

次回は、独学ボイトレでも効果的な発声改善のポイントについて詳しく解説する予定です。

お楽しみに!

あなたは理想の声になりたくありませんか?

無意味な発声練習やボイストレーニングをやりたいですか?
講師に叱られながらレッスンを受けたいですか?

あなたが抱えている声やコミュニケーションの悩みを解決するために必要なことは、
日常生活を過ごしながらでもできるとてもシンプルなものです。

「カラダの使い方」と「ココロの使い方」をほんの少しでも変えることができれば、
ボイストレーニングや発声練習をしなくても、毎日の生活を通じて、あなたの声はどんどん変わっていきます

誰でも、確実に変化できる方法をお教えします。

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