社会人3年目以内にやっておかないと損をする「声の使い方を考える」ということ

こんにちは。
発声改善士のトクガワ です。

 

新年度が始まってもうすぐ2ヶ月が終わろうとしていますね。

今年社会人デビューして、慣れない仕事に勤しんでいる皆さんはどんな日々を過ごしていますか?

早い方は、今の職場で5年後や10年後の自分のキャリアを描いて奮闘している方もいることでしょう。

いやしかし、1年目でサラリーマンとしての現実を見たり「この会社あかんわ」とか「このまま一生雇われで終わるのはイヤだ!」とか、実際に会社で働いてみて気づきを得た人もいることでしょう。

同僚や大学の後輩に愚痴をこぼすのも良いでしょうけど、今の現状をどうこう言っている暇があるなら、これからの将来に向かって行動を起こしておいた方がいいのは明かです。

でも実際はというと、現状をどうこう言いながら将来に向かってのアクションをしていない人が多い。

もしあなたが将来を見据えて行動したいと考えているなら、いまのうちから少しでもいいので行動しておきましょう。

今の会社を辞めて転職したり、フリーランスになる決意をするのは来月かも知れません。いや、3年後かも知れないし、10年後かも知れません。

その時がいつ来ようとも、あなたが武器になるものを身につけていれば新しい挑戦は上手く行くでしょう。

じゃあ「どんな武器を身につけておけばいいの?」ってなりますよね。

今は色んなスクールがありますから外国語やプログラミングなどは誰でも学ぶことができます。言い換えれば差別化しづらい

そんな中、私は差別化できるものがあると考えています。

そしてまだほとんどの人は注目していません。

もし将来のために何かスキルを身につけたいと考えているなら、私は「声」について正しい使い方を知っておくことをオススメします。

 

 

なぜ「声」が大切なのか?

なぜ私が声が大切かと考えているかというと、理由はカンタン。私たちは声を毎日使っているからです。

そして、声を通じて他人とコミュニケーションをしています。

仕事の時に上司や取引先と話すことはもちろん、家族や友人との日常会話から、美容室やマッサージ店のようななじみのお店の店員と交わす世間話、居酒屋でビールや料理を店員に注文するときなど、ありとあらゆるシーンで声を使っています、

にもかかわらず、学校教育ではほとんど教えてくれません。

だからこんなことが起こるわけです。

・会議やプレゼンの時など、大人数に向かっていつもより大きめの声で話していると、すぐに声がかれる
・声が人より小さいのか通らないのか、よく聞き返されることが多く、声に自信がない
・自分の声が好きじゃないので、相手に与える印象が心配で仕方がない

このほかにも声について悩んでいることや困っていることはたくさんあるはずです。

でもこんな風に声について何らかのことを気づいている人がいる一方で、多くの方は声についてそこまで気にしていないのが現状です。

ほとんどの人が気にしていないのは、メールやチャット、SNSを通じで行われる文字でのコミュニケーションが日常に浸透しているからかもしれません。

声を出さなくてもコミュニケーションをとることができるわけですからね。

だったら声について何もしなくてもいいじゃない!という意見が矢のように飛んできそうですが・・・

それは本当ですか?

本当にそれでいいんでしょうか?

テキストベースのコミュニケーションしかできないと確実に生き残れないですよ。私はそう考えています。

そう遠くない将来に、テキストベースでしかコミュニケーションできない人の競合はAIになります。そんな日が10年以内に来るんじゃないですか?

某企業内では社内はすべてペーパーレス、見積もりはAIが作っているそうです。

いずれ事務処理や経費精算なんかも全部AIがやってくれるようになるでしょうね。

そうするとそれを担当していた人たちは他の仕事を探さなくてはなりません。

でも他人とコミュニケーションをとるための「声」が役に立たない状態だと、そこでも競合と戦うことはできません。その時の競合は、生身の人間です。しかも、あなたよりも先に声の重要性に気づいて、確実に効果のあるトレーニングをしてきた人。声が差別化になるとあなたよりも先に気づいていて、取り組んできた人です。

さて、テキストベースのコミュニケーションではAIに勝てない声を使ったコミュニケーションではトレーニングしてきた人に勝てない。その上、普段から声を使っていないので声を出すことがあまり得意でない人はどうやって仕事を獲得するんでしょうか???

 

 

声が変わるとこんなことが起こる

私がなぜ声が大切かというと、声はその人のすべてを表すものだと考えているからです。

ほとんどの方は意識していないでしょうけど、声にはその人のすべてが含まれています。いままでの人生で経験してきたこと、価値観、考え方、カラダの使い方、習慣、性格、相手への好意や嫌悪感など、本当にたくさんの要素が含まれています。

にもかかわらず、声を出す方はそれに気づいていないんです。

さらに、声を聞く相手も気づいていませんが、確実にそれらの要素から何らかの情報を受け取ります。

会社で上司や先輩に挨拶した後、たった一言「おはよう」と返された言葉を聞いて、「今日の部長、機嫌良さそう」とか「先輩、昨日何かあったのかな?今日はあまり話しかけないようにしよう」とか思った経験はありませんか?

それはあなたが「おはよう」の一言からたくさんの情報を受け取り、自分の行動を決める上での判断材料としているからです。

だからわずかな声の変化が、相手との関係性に影響を与えるのです

もしあなたがテキストベースのコミュニケーションばかりしていたせいで人と話すのがあまり得意でないとしたら、あなたの声には否定的な要素も含まれているわけです。

相手がそれを受け取ったとして、どんな反応をするでしょうか?

相手がクライアントだったとしたら、あなたから商品を買ってくれると思いますか?

ビジネスを一緒にしようと思ってくれるでしょうか?

もしくは、あなたが商品を買うとしたらどんな人から買いたいですか?

あなたが自分のビジネスをさらに成長させるためにビジネスパートナー選ぶとしたら、どんな人を選びたいですか?

その人の声を通じて受ける印象がその判断にどのくらい影響すると思いますか???

声が変わると、あなたのビジネスも変わる可能性を秘めています。

もちろんビジネスだけでなく、人間関係や恋愛、その他のことも変わっていくでしょう。

 

 

誰もやっていないのは「やり方が分からないから」

私がこれだけ声の重要性を発信していますが、まだまだそれに注目している人は少ないです。

でも経営者の方と話していると、皆さん口を揃えて言います。

「声、大切だよね」
「営業マンには必須だよね」
「それだけで印象変わるから相手の反応も違うもんね」

特に男性経営者の方でご自身で会社を立ち上げられた方は相手との関係性の重要さを分かってらっしゃるようです。

また女性の方に聞くとこんなことも。

「恋愛でも声ってけっこう大切だよね。声聞いただけで『私この人ムリー!!』ってなることあるし」

なるほど。声だけで恋愛対象から外されることもあるとは・・・(もっと早く知っておきたかったw)

言われてみれば、確かに声を聞くだけでグッとくる異性がいますよね。

そして不思議なのが、ある時ふっとその人の声を思い出しちゃってまたグッとくるんですよね。

きっと、ここから相手を意識して恋が始まるんでしょうね。

このまま行くと恋愛の話になってしまいそうなのでそれは別の機会に書くとして、仕事で活躍したりビジネスで成功したりしている人ほど、声が大切だということを知っているんですよね。

そんな方に「声の使い方とか、特に注意していることはありますか?」と聞いてみると、「特に何もしていない」という方ばかり。

ほとんどの方はなにもアクションを起こしていないのです。

ボイストレーニングとか話し方講座も結構ありますけど、こんなイメージがあるようです。

・ボイストレーニング → 歌がうまくなりたい人が通うもの
・話し方講座 → 人と話すのが苦手な人が通うもの

というイメージで、ご自分には必要ないものと考えられているそうです。

そりゃそうですよね。絶対音感を持った先生にボイストレーニングを受けても、プレゼンで歌を歌うわけではありませんし、起業したり仕事で活躍できる方はコミュニケーションに苦手意識はありません。

経営者の方の中には「うちの営業マンに研修させたい」と考えている方もおられるようですけど「ビジネスマナー講習や話し方講座に参加させたけど、効果を感じられない」とか「他にどんな研修に参加させればよいか分からない」とも考えておられるようです。

声の重要性に注目している人もおられるようですが、どうすれば営業マンの声を変えることができるのか?それをビジネスや売上に結びつけられるのか?というところまで明確にご存じの方はそれほどおられない印象です。

 

 

確実に変わる方法はあります

確実に変わるというと大袈裟かも知れませんが、私は99%変わると考えています。

なぜなら、私が提案するのは声を出す時のカラダの使い方や思考の使い方に注目しているからです。

多くの人は声を出すときに考えているのは余計なことばかりなのです。

例えば・・・
・うまく話そう
・失敗しないように気をつけよう
・緊張してるから緊張しないようにしよう
・準備してきたことを間違わずに言おう
・時間通りに終わらせよう

他にもあるかもしれませんけど、これらは実はカラダを固める原因になってしまいます。

私たちが「緊張する」と呼んでいる、カラダをガチガチに固めてしまう状態を引き起こす原因になってしまうんです。

ここに対策を施さない限りは、発声練習のようなボイストレーニングをしても効果はほとんど得られない恐れがあります。

ビジネスマナー講習や話し方講座で得られたことも、カラダをガチガチに固めてしまった状態では全く活用できないのです。

そこで私のアプローチが大きな効果を発揮するわけです。

なぜなら声を出すときのカラダの使い方や思考の使い方に注目しそれを変えていきます。つまり、声を出すときに多くの方が何も考えずに習慣に任せてやっている状況に対して、別のことをする方法を身につけてもらいます。

そうすることでほとんどの人は声が変わるわけです。

すると相手が受け取る印象も変わり、まず人間関係にわずかな変化が生まれます。

その積み重ねでやがて仕事での成果に結びついたり、片想いしている人とお付き合いできたりと色んな結果が生まれるわけです。

何もせずに今までの習慣通りに声を使っていては、当たり前ですけれども何も起きません

 

 

たった一回のレッスンでもこんなに変わる

本当に声が変わるだけで他のことも変わるのか?と思っている方には私のレッスンを受けてくれた方の体験が役に立つかも知れません。

ある時、こんな相談を受けました。

「私の知り合いにね、ぼそぼそと喋っていて声が聞き取りづらい人がいるんです。仕事上、人前で話す機会が多い人なのに日常会話でもそんな感じなんですけど変わりますか?」というご相談でした。

私は「もちろん変わりますよ!」とお返事しました。

 

数日後、ひとりの男性が私のレッスンに来てくれました。

お仕事の内容を詳しく明かすことはできないのですが、お仕事の中で約15名前後の人たちの前で話す機会が多いそうです。

会議室のような静かな場所で話すこともあれば、屋外のざわざわした場所で話すことも多いようです。

私のレッスンはこんな風に普段はどんなことをしているかを伺うことからスタートします。

そして普段していることと同じことをしてもらいます。

その時はこんな風にお願いしました。

ではまずいつものように声を出してみて欲しいんですけど、直近のお仕事のことを思い出して、その時に喋った内容を話してみてください

そして「できるだけ、その時の場所や周囲の騒がしさ、聞いていた人たちを思い出してから話し始めてください

こんな風にお願いして、一度、いつもと同じように声を出してもらいます。

私がこの時に見ているのは、どんな声が出たか?ではなく、どんな風にカラダを使っているか?また思考を使っているか?です。

当然ですが、カラダの使い方は目で見れば分かりますが、思考については目で見ることはできませんから、カラダの動きのわずかな変化や表情などから情報を受け取り、質問する必要があります。

なのでまずはカラダの使い方からアプローチしていきます。

多くの方はこのカラダの使い方をほんの少し変えるだけで、声が変わるんですね。

 

まず私は『読むだけで声が変わるE-Book』でもお伝えしている私たちのカラダに備わっているメカニズムを一番にお伝えします。(詳しく知りたい方は無料でさしあげますのでE-Bookを読んでください)

そしてこのメカニズムについて意識しながら、もう一度同じように声を出してもらいます。本人も驚いていました。

いつもより大きな声が出ている気がします!

それもそのはず、彼はこのメカニズムを邪魔しながら声を出していたからです。わたしは彼自身が自分のメカニズムの邪魔をしないようにお手伝いしただけ。これを大切にするだけでも十分効果があります。

これで満足される方も多いのですが、これだけでは終わりません。

さらに、肺や横隔膜など呼吸に関することを解剖学的な観点でお伝えします。

そしてもう一度声を出してもらうと・・・

さっきよりも少しの力しか使っていないのに、さっきよりも声が出しやすいです!

さらにさらに、私は提案します。

話している時に股関節のことってどれくらい考えてますか?

私は、彼が話している時のカラダの使い方を見て、股関節を固めてしまっていることを見つけました。

彼は「股関節のことは全く気にしていないです」と答えました。

声を出すことは口や喉だけで行われていることだと考えている人は非常に多く股関節や足のことを考えている人はほとんどいません

ですが、声を出すことにおいて足も役割を持っています。

そこで股関節について解剖学的なお話をして、股関節から動いてみてもらいました。

そしてもう一度声を出すと・・・

本人も私も驚きました。

声を出すときに股関節や足が関係しているなんて、考えたこともなかったです・・・

彼は声を出すことがカラダ全体で起きていることだと体験してくれたようです。

彼と私はこの時が初対面。そしてこのエピソードはその時のたった1回のレッスンで起こったことです。

彼はレッスンを大変気に入ってくれて、その後、数回のレッスンを受けてくださいました。

 

 

思わぬメリットもある

私のレッスンは主に声や呼吸のことに特化していますが、そこには思わぬ副産物もあります。

先ほど紹介した彼とのエピソードをもう少し紹介しますね。

2回目か3回目のレッスンの時に、私は彼にこんな質問をしたんです。

前回のレッスンから今日までに、毎日の生活の中でどんなことにカラダの使い方を気をつけてみましたか?

彼はこう答えました。

趣味で楽器をするんですが、楽器を演奏するといつも腰が痛くなってくるんです。でも教えていただいたメカニズムを意識すると、今までよりも楽に弾けたんです!!

私は彼が楽器をしていることは知りませんでした。

その一方で、日常生活で何らかの変化があることは確信していました。仕事なのか、趣味なのか、スポーツなのか、人間関係なのかは分かりませんが、必ず何らかの変化が起こることは知っていました。

だって、私のレッスンで「カラダの使い方と思考の使い方を変える」ことを体験してその楽しさを理解したなら必ず日常生活で使ってみたいと思うはずだから。

そして、プロセスが変わると結果が変わるのは必然だから。

彼の場合はたまたま楽器だったというだけ。

PCでデスクワークしている人が多い人は肩こりや腰痛がラクになるかも知れないし、趣味でカラオケが大好きな人は歌がうまくなって合コン後の二次会で異性に持てるかも知れません。

健康のために毎日ランニングやウォーキングをしている人はさらに走りやくすなったっり呼吸がしやすくなって、さらに健康の質が向上するかもしれません。

先ほど紹介したようにたった1回のレッスンであれだけの効果があるのだから、レッスンの回数を重ねていくと、より得られる効果が大きいのは明かですよね。

 

習慣化されている思考やカラダの使い方は、あなたの動きの質を損なうことが多いです。

例えば「失敗したらどうしよう」とか「上手にやろう」という誰もが考えそうな当たり前なことが、実はカラダの緊張を引き起こす原因になることが多いのです。

「上手にやろう」と考えすぎた結果、失敗してしまうことが多いのはこれが理由です。

こんな風に、カラダの使い方と思考の使い方を変えていくプロセスを学び、ご自身で活用できるようになっていただくのが私のレッスンです。

私のレッスンは『ボイスアクティベーション』と名前ですが、実は声だけを変えるものじゃありません。

声を変えるための過程を通じて、その人の生活そのものの質を向上させるものでもあるんです。

これがその人の仕事や人間関係をどう変えていくかは想像できますよね?

 

 

だから今のうちに声について考えておいた方がいい

今回は【社会人3年目以内にやっておかないと損をする「声の使い方を考える」ということ】というテーマでさまざまなお伝えしました。

 

今回のPOINT

・多くの社会人は声の重要性に気づいていない
・気づいている人はすでに行動している
・数年後、「声」で損得をするのは今以上に顕著になる
声が変わると生活の質も変わる
・もし自分の生活の質を向上させたいなら、比較的余裕のある三年目以内がオススメ

今年から社会人になった一年目の方仕事にも慣れてきて初めての後輩が入ってきた二年目の方、そしてこれからのキャリアを考え始めている三年目の方に向けてお届けしましたが、あなたは今回の記事を読んでどう感じましたか?

もし将来の生活の質を向上させたいなら、今からスタートしておきましょう。

そして何をすればいいか分からないという場合は、ボイスアクティベーションの体験レッスンに来てみてください。

声に関する事はもちろん、多くのサラリーマンが知らないことをお教えしますよ。

≫ ボイスアクティベーションの体験レッスンはこちら

例えば・・・疲れにくいデスクワークの方法とかね。

 

あなたは理想の声になりたくありませんか?

無意味な発声練習やボイストレーニングをやりたいですか?
講師に叱られながらレッスンを受けたいですか?

あなたが抱えている声やコミュニケーションの悩みを解決するために必要なことは、
日常生活を過ごしながらでもできるとてもシンプルなものです。

「カラダの使い方」と「ココロの使い方」をほんの少しでも変えることができれば、
ボイストレーニングや発声練習をしなくても、毎日の生活を通じて、あなたの声はどんどん変わっていきます

誰でも、確実に変化できる方法をお教えします。

おすすめの記事