発声練習やボイトレをしなくても声が魅力的になる理由

こんにちは。
ボイトレをさせないボイストレーナーのトクガワ です。

 

いつも『声のトリセツ』を読んでくださっているあなたに質問です。

一度でもこう思ったことがあるんではないでしょうか?

『声のトリセツ』って声について、いろんな情報を発信してるけど、発声練習とかエクササイズとかって全然載ってないよね?

やっぱりそう思います?そう思いますよね。

それで構いません。あなたは発声練習やエクササイズを求めているかもしれないけど、私はあえてそれは教えていません。

どんな効果のあるエクササイズでも、その時のあなたのカラダの使い方によっては全く無意味なものになるのです。

そればかりか、そのカラダの使い方の習慣やクセは、いざ本番と言うときにもやってきて、あなたのやりたいことを邪魔するのです。

もしあなたができる限りのことをやっているのに上手くいっていないと感じる何かがあるなら、(例えば、すぐに喉が痛くなるとか、声がかれるとか、緊張してうまく喋れないとか)、エクササイズよりもカラダの使い方を見直した方がゼッタイに効果的です。

 

上手くいっていないのはカラダの使い方のせいかもしれない

もし声を出すことに関係していることで、何か上手くいっていないことがあるなら、まず初めに見直して欲しいのがカラダの使い方です。

私たち人間のカラダにはいろんな機能が備わっています。そのどれもが生命を維持するために必要なんですよ。

でね、その中のひとつに防衛反応というものがあります。例えば、熱いものが手に触れたとき、すぐに手を引っ込めますよね。これはほぼ無意識で行われています。熱い→このまま触れているとやけどする→手を引っ込めよう、なんていちいち考えていないですよね。こんな風に無意識で行われることは反射と呼ばれています。

防衛反応というものも反射です。どんなときに起こるか、思い当たることはありませんか?

例えばビックリしたとき、手を引いたり首をすくめたりしててできるだけカラダを小さくしようとしますよね。暗い夜道を歩くときなど、不安な状況でも身を縮めるようにしますよね。

カラダを小さくしたり、身を縮めるようにしたとき、あなたのカラダの動きの自由度はどんな風に変わるでしょうか?

比べてみるとその違いが簡単にわかるのでやってみましょう。どんな動きでも良いのですが、シンプルに手を挙げる動きで比較してみましょう。

A.特に何も考えずに右手を挙げてみる。
B.全身をギュッと縮めるようにして、右手を挙げてみる。
C.ギュッとしたのを止めて、右手を挙げてみる。

さて、この3つの「右手を挙げる」という動きをやってみてください。

そしてこの3つの動きで感じたことを比べてみると、明かな違いがありませんか?

Bがいちばんやりづらかったんじゃありませんか?

3つの動きに共通しているのは右手を挙げるという動作ですが、Bだけが全身をギュッと縮めてからやりました。

実は私たちが何かをするとき、Bの状況と近いことが起きているのです。

人前で話す時やステージの上で表現をする時、緊張しますよね?失敗したらどうしようとか、色々な不安がよぎります。そんなとき、ほんのわずかにBのような全身をギュッとすることがおきています。不安な状況に対応するための防衛反射の現れなのです。

もしあなたが人前で話したり、表現する機会があったとき、こんな風に全身をギュッとしたままで上手く行くと思いますか???

 

だれも「どうやるか?」を気にしていない

多くの方は「やること」ばかりに注目しています。例えば練習にしても、エクササイズにしても、発声法や呼吸法にしても。

「やること」にしか目を向けていないわけです。でも多くの場合、「さあ、やるぞ」という瞬間にほんの少し全身をギュッとしてしまうのです。

このほんの少し全身をギュッとするということがカラダの動きにどんな影響をあたえるか?ということについてはさっき右手を挙げる動きで体験してもらったとおり。どんな「やること」においても、こんな状態ではカラダの本来の動きを発揮できるわけはありません。

でも、その時のカラダの使い方、つまり「どうやるか?」ということを気にかけている人はほとんどいないのです。

もしあなたが「いやいや、私はカラダの使い方には常に気をつけているよ」と言うのであれば、さっきの右手を挙げる動きについては3つの動作を比較する前にどんなことが起きるかは知っていたはずです。そして違いがあることも分かっていたはずです。

だから私は「どうやるか?」は非常に大切だと考えています、なぜなら「どうやるか?」が「やること」の質を決めるからです。

もう一度、右手を挙げる動きを思い出してみてください。3つの「右手を挙げる」という動きをしてもらいましたよね。

A.特に何も考えずに右手を挙げてみる。
B.全身をギュッと縮めるようにして、右手を挙げてみる。
C.ギュッとしたのを止めて、右手を挙げてみる。

この3つの動作を比較して「右手を挙げる」という行動が上手くいったのはどれでしょう?

スムーズにできたのはA、B、Cのどれですか?一番やりにくかったのはどれですか?

きっとBが一番やりにくくて、Cがスムーズにできたはずです。

このことからも明白です。全身のギュッと縮めるいうのが、右手を挙げるという動きの質を低下させたわけですね。

もしBがいちばんやりやすかったと感じた方がいるなら・・・、このサイトはあなたにとってほとんど役に立たないと思います。人間のカラダに備わっているメカニズムを紐解くと、Bが一番やりづらいはずだから。

 

でね、一番伝えたいことは、この全身をギュッっと縮める動きというものは、日常のあらゆるシーンでそうしているんですけど、私たちはそれに気づいていないんです。つまり「どうやるか?」ということを私たちは全く気にしていないんです。

しかもみんな「やること」ばかりに目を向けています。教える人にも「どうやるか?」を扱うレッスンをしているような人はほとんどいないのです。そのせいで、レッスンを受ける人も「どうやるか?」を一切考えずに「やること」ばかりに目を向けて、上手く行かない・・・って悩んでいる人が多いんです。

もし「どうやるか?」を丁寧に考えることで、何か上手くいっていないことが上手く行くとしたら、あなたはどうしますか???

 

私たちのカラダの仕組み

「どうやるか?」を丁寧に考えるためには、私たちのカラダの仕組みについて知っておくと非常に便利です。

先ほどのように防衛反応が起きると、私たちは全身をギュッと縮める傾向があります。特に首、手、足を引っ込めようとする反応をします。例えば、熱いものに手が触れたとき、裸足で硬いものを踏んだときなど、一瞬にして手足を引っ込めますよね。そして驚いたときや怖いときなどには首をすくめます。

この首をすくめる動きをもう少し詳しく見ておきましょう。

さっきやった右手を挙げる動きをもう一度取り上げます。また3パターンの動きを試してみたいのですが、今度はBの動きをちょっとだけ変えてみますね。

A.特に何も考えずに右手を挙げてみる。
B.首を後ろ側をゼッタイに動かさないようにして、右手を挙げてみる。
C.「首の後ろ側をゼッタイに動かさない」を止めて、右手を挙げてみる。

さて、今度はどんな体験がありましたか?

先ほどと同じくBの動きはやりづらかったんじゃないですか?さっきは全身をギュッと縮めるてからやってもらいました。今回は首の後ろ側だけをギュッとしてやってもらいましたが、同じ事が起きましたよね。

実は私たちのカラダはこんな風にデザインされているんです。

私たちは脊椎動物なので、カラダの真ん中には脊椎があります。そしてカラダの一番上には約5キログラムくらいのアタマがあって、脊椎はそれを支える役割を持っています。首の後ろ側をギュッとやってもらったのは、アタマと脊椎が絶妙なバランスを保ちながらほんのわずかに動いているのを一切動かないようにしてもらったのです。

このアタマと脊椎の絶妙なバランスが非常に重要で、この関係性が良くないとカラダのあらゆる動作が邪魔をされるのです。さっきやってもらった「首を後ろ側をゼッタイに動かさない」というのは、アタマと脊椎の関係性を良くない状態にしているのです。それが起きることで動きがやりにくくなるというのは体験してもらったとおりです。

 

エクササイズや本番で起きていること

アタマと脊椎の関係性を良くない状態にしていることは、さっきも行ったとおり日常生活のいろんなシーンで起きています。そしてそのことに私たちは気づいていません。もちろん、エクササイズをする時も、本番に臨むときも、アタマと脊椎の関係性を良くない状態にしているのです。

アタマと脊椎の関係性を良くない状態にすることが私たちの動きにどんな影響を与えるかは、さっき体験してもらったとおりです。

毎日の生活でこんな風にしてカラダを使っていると、本番でも知らず知らずのうちに自分の動きを制限するようなことをしているわけです。もちろんエクササイズに取り組んでいるときも一緒。

いや、私はそんなカラダの使い方をしていない」と思うかもしれませんけど・・・残念ながらやっている可能性が高い。

あなたは電車の中でスマホを操作している自分の姿を見たことがありますか?たまにはスマホの世界に没頭するのことから離れて、周りを見回してください。スマホ見ながら首の後ろ側をガッチガチに固めている人、そこら中にいますよ。そんなカラダの使い方をしていれば肩こりや腰痛になるのも当然、っていう格好でスマホに夢中です。そう近くない将来、相当な問題が起きると思います。カラダに起きるか、声に起きるかは分かりませんけどね。

あ、スマホを使うのが悪いわけではないので誤解のないように。繰り返しますが、スマホを使うときに自分のカラダの使い方に問題がある、ということです。ご本人は問題だと気づいていないでしょうけど、首や肩のコリに悩んでいるのがそれを証明していると思いますけどね。

 

私がエクササイズを取り上げない理由

今ではエクササイズは本とかインターネットとかで山ほど手に入ります。でもこれをやったら絶対効果あるっていうものってないでしょ?そんなエクササイズを見つけた方は是非私に教えて欲しい!そんなエクササイズがあるなら私もやりたいw

しかも、この世に山ほどあるエクササイズは人によって合う合わないがあります。Aさんには効果はあるけどBさんには効果ない、とかね。カラダの使い方の習慣や筋肉の発達具合も違うから当然です。

もちろんエクササイズをどうやるかで効果も全く違います。でも、そのサポートやフォローをできる人はほとんどいません。その理由は簡単!

めっちゃ大変だからです。

1人ひとりのカラダの使い方の習慣を見抜いてその習慣が必要かどうかを判断し最も良い提案をする

文字で見ると大変な印象を受けないと思いますけど、これ、地味に大変ですよ。習慣を扱うので、すぐに効果が出るものではありません。少しずつ少しずつ微調整しながらその人のペースにあわせて二人三脚でサポートしていく。これがどんなに大変なことか!

だからこそ多くの人はそんなサポートやフォローを提供していないのです。欠点を指摘して次回までに練習してきなさいというスタイルの練習が楽チンなんです。そして、エクササイズを提供してもらってできるまで繰り返し練習している方が教わっている方も楽チンなんです。だって考える必要ないもの。誰だって、考えずに楽したいでしょ?

「どうやるか?」を扱い、丁寧にサポートやフォローアップを提供する。そして動きや声などパフォーマンスのクオリティを上げていく。そんなレッスンをしている人はほとんどいません。だから私はそれを提供するためにエクササイズを取り上げないんです。エクササイズよりも、エクササイズをする時のカラダの使い方の方が重要だと考えているから。

カラダの使い方は、声を出すことはもちろん、全てのパフォーマンスのベースとなるものなんです。

ちなみに図にするとこんなんです。

私は、こんな逆三角形が成立していると考えています。

そして上に位置するのは、表現やパフォーマンス。つまり行動の結果です。声を出すことがこれに当たります。

声を出すことは日常会話やプレゼン、さまざまなシチュエーションがあります。そしてそのベースとして一番根底にあるものがアタマと脊椎の関係性なのです。

これがパフォーマンスにどんな影響を与えるかはすでにお分かりですよね、

声はその瞬間のあなた自身の使い方の結果として作られるもの。

私がレッスンで扱うのは一番下にある頂点にあたるもの。声はもちろん、あなたの全てのベースとなるものです。

だから声が変わると色んなものが変わるわけです。人間関係とか、仕事とか、恋愛とかね。

 

まとめ

私がエクササイズを取り上げない理由をわかっていただけましたか?その理由をもう一度まとめておきますね。

 

今回のPOINT

・アタマと脊椎の絶妙なバランスが、私たちの動きの質に影響を与える
・ほとんどの人は、アタマと脊椎をギュッと固めている。しかもそのことに気づいていない
・アタマと脊椎をギュッと固めると、カラダ全体の動きは制限される
・発声練習やエクササイズをどれだけ取り組んでも、アタマと脊椎の関係によってはその効果を発揮できない。

エクササイズを知りたい方にはもちろん教えます。でも、私が皆さんに提供できるものの中にはエクササイズよりもよっぽど役に立つものがあるんです。ぶっちゃけ、エクササイズなんて誰でも教えられるし、ググれば山ほど見つかります。

指導者と生徒という関係を考えてみるとね、多くの指導者は「生徒ができないことを指摘することが指導・教育・レッスンだ」と考えているはずです。だから私は、生徒が悩んでいることや解決したいこと・やりたくてもできないことを一緒に考えてそれができるようになるためのサポートやフォローができるレッスンを提供したい。

私は、私にしかできないことを皆さんに提供したいだけです。だからボイスアクティベーションを立ち上げたわけです。

あなたもその効果を体験してみませんか?

発声練習しなくても、あなたの声は変わりますよ。

最小の努力で、あなたの望んでいる声に近づくことができるためのアイディアをお渡しすることをお約束します。

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