思考の習慣を手放し、人生の決断ができた男性とのレッスン

こんにちは。
発声改善士のトクガワ です。

ある社会人の方が私のレッスンに相談に来てくれました。元々、発声について悩みがあってレッスンを受けてくださっている方だったのですが、ある時こんな相談を受けました。仮にその方のお名前をおさむさん(仮名)としておきましょう。

おさむさんは、こんな悩みや望みを持っていました。
・今の生活がとてもつまらない
・何かを変えたいんですけどどうすれば良いかわからない

おさむさん
今の生活がとてもつまらなくて、何かを変えたいんですけどどうすれば良いかわからないんです

トクガワ
今の生活がつまらないので何かを変えたいんですね。具体的に何を変えたいんでしょう?

おさむさん
えっと・・・それがわからないんです。

トクガワ
そうですよね。昨日1日の出来事を振り返ってみて、一番つまらなかったことを挙げるとしたらどんなことでしょうか?

おさむさん
えっと、仕事ですかね。

トクガワ
仕事がつまらないなら転職すればいいんじゃないですか?

おさむさん
そういうわけにもいかないんです。部下もいるし、私の仕事が出来る人は他にいないので、私が抜けると会社のみんなが困るし・・・

トクガワ
それっておさむさんの問題ではないですよね?仮におさむさんが抜けたとして、他の人をそのポジションにアサインするか、おさむさんがやっていた仕事を外注すれば済みますよね。

おさむさん
そうなんですけど・・・会社のみんなが困るじゃないですか。

トクガワ
おさむさんは、転職はしたくないわけですね。

おさむさん
いや、そういうわけでもなくて・・・

トクガワ
どういうわけですか?

おさむさん
うーん、、、うまく言えないんですけど、転職するのは今の状況から逃げることになる様な気して・・・

トクガワ
それは全くの見当違いですねぇ・・・改めて質問しますが、おさむさんは今の仕事がつまらないせいで毎日がつまらないと思っているわけですよね。

おさむさん
はい、そうです。

トクガワ
では、仕事がどうなれば、つまらない日々が変わると思いますか?

おさむさん
えっと・・・、そうですね。上司が私のスキルを正当に評価してくれて、私がいないと会社の業務が成り立たないという事を認識して欲しいです。

トクガワ
今の上司はスキルを正当に評価してくれていない、と?

おさむさん
はい。システムの担当をしているので、トラブルを未然に防ぐための施策をしたり、トラブルが起きても最小限で食い止めて業務に支障が出ないようにすることをしているんですが・・・トラブルがないと何も仕事をしていないと思っているようなんです。

トクガワ
あー典型的なITオンチの上司ですね。

おさむさん
そうなんです。私の仕事の内容や重要性を何度も伝えてはいるんですが、全く理解してくれなくて。

トクガワ
だから仕事がつまらないわけですね。

おさむさん
はい。平日のほとんどをその仕事に費やしていると思うと、毎日自分は何をしているんだろうと考える様になりました。このままこの仕事を何十年も続けていくのかと考えると余計に不安になります。

トクガワ
なるほど。仕事が楽しくなれば、人生も楽しくなるというわけですね。

おさむさん
はい、そう思っています。

トクガワ
ではどうするのがいいんでしょうね?

おさむさん
それがわからないので、トクガワさんに相談してみたんです。

トクガワ
ですよね。おさむさんは、3年後、どんなことをしていたいですか?

おさむさん
3年後ですか?あまり考えた事がありませんけど・・・

トクガワ
やはりそうですか。だからどうすれば良いかわからないんだと思います。

おさむさん
なぜでしょうか?

トクガワ
私の考えですが、今のおさむさんには明確な目的がないので、毎日を習慣で過ごしている様な気がします。

おさむさん
習慣ですか・・・?

トクガワ
はい。例えば、毎日の通勤時、どのくらい意識的に行動していますか?例えば電車の中ではどんな風に時間を使っていますか?

おさむさん
電車の中ではスマホでゲームしたり、SNSを見たり、ニュースサイトを見ています。

トクガワ
何のために?

おさむさん
えっ・・・、考えた事もないです。

トクガワ
それが習慣で過ごしている証拠ですね。

おさむさん
そうなんですか?それって、ダメなんですか?

トクガワ
いえ、ダメではありませんよ。習慣に任せて過ごすことも出来れば、意識して行動する事もできるんです。もちろん、ゲームやSNS、ニュースサイトを見るのもね。おそらく、仕事にも同じ事が言えると思います。

おさむさん
いや、仕事は習慣で出来ないと思いますよ。

トクガワ
そうでしょうか?例えばPCに向かうとき、意識的に行動していますか?例えば、PCと自分のカラダの距離とか、そのくらいの力でキーを叩くとか、どのくらい力でマウスを握るとか、考えた事ありますか?

おさむさん
・・・いえ、考えたとこありません。

トクガワ
ですよね。多くの人は考えないものです。だからそれが悪いわけではありません。習慣で仕事が出来るのも、ある意味私たち人間の能力ですから。

おさむさん
意味がよく分からないのですが・・・

トクガワ
私の推測ですが、おさむさんは習慣で仕事をしているからつまらないのでは?と考えています。仮に意識的に仕事に取り組んでみると、きっと何かが変わると思うんです。

おさむさん
意識的に仕事に取り組むですか?

トクガワ
はい。例えば、3年後のことを考えてみてください。おさむさんはどんな生活をしていたいですか?またはどんな自分になっていたいですか?

おさむさん
急にいわれても思い浮かばないです。

トクガワ
本当はできる限り具体的なことだ望ましいんですが、今回はどんな事でもいいんですよ。今まで3年後の自分について考えてみたことがないと思うので、考えるだけでも多少の効果はあるでしょう。

おさむさん
えっと・・・、今より収入が増えて、休日は家族とゆっくり過ごす時間がとれるといいです。

トクガワ
いいですね。もし時間があれば、具体的に収入をいくら増やしたいのか?休日に家族とどんなふうに風に時間を過ごしたいのかを考えてみてください。今回はこのまますすめて行きますね。

おさむさん
はい

トクガワ
さて、おさむさんが3年後に収入を増やすためには、どうすれば良いと思いますか?

おさむさん
えっと、今の仕事で給料があがるようにすればいいと思います。

トクガワ
それも1つの方法ですね。それ以外にも方法はありますよね。

おさむさん
それ以外の方法ですか・・・

トクガワ
例えば、今より良い条件の会社に転職するとか、副業を始めるとか。他にも方法はあるかもしれません。

おさむさん
でも転職は気が進みません。

トクガワ
あくまで選択肢としてのお話です。転職を考えたくないのは先ほど理由をお話してくれましたよね。では、今の仕事で給料が上がる見込みはありますか?

おさむさん
うーん・・・見込みは薄いですね。

トクガワ
どうしてですか?

おさむさん
私の仕事の内容を正当に評価できる人がいないと思うので・・・

トクガワ
ということは、今の仕事で給料が上がる見込みはかなり低いようですね。

おさむさん
そうですね。

トクガワ
では、給料を上げるためにおさむさんが出来ることは何でしょうか?

おさむさん
・・・ちょっとわからないです。

トクガワ
今勤めている所で給料が上がる見込みはかなり低いんですよね?

おさむさん
そうです。

トクガワ
だったら、こんな方法があると思いませんか?
・今よりも給料が上がる見込みのある会社に転職する
・副業をする
・今の上司を変える

おさむさん
うーん・・・、でも転職はしたくないし、副業も難しそうだし、そもそも上司を変えることはできないので・・・

トクガワ
今、おさむさんは思考の習慣の中でだけ答えを出したことに気づいていますか?

おさむさん
思考の習慣ですか?

トクガワ
はい。「3年後に年収を増やす」という目的があって、いくつかの選択肢があるにもかかわらず、おさむさんの習慣でその選択肢を排除しています。

おさむさん
えっと・・・難しくてよく分からないです

トクガワ
もう少し分かり易くいうと、おさむさんはこれまでの人生を通じて学んでこられた常識や知識、価値観などをお持ちなんですね。便宜上、ここでは「経験」としておきますね。そして普段の日常生活では「経験」を元にあらゆることを判断しています。

おさむさん
「経験」ですか?

トクガワ
はい。おさむさんには、生まれてから今日に至るまでの生活においてさまざまな人間関係や環境、学び、体験などをお持ちなんです。それはもちろん私にもありますし、他の人にもあります。でもそれはすべての人が違っているものなんです。これについては同意できますか?

おさむさん
はい。理解できます。

トクガワ
では、先ほど私はいくつかの選択肢を提示しましたよね。覚えていますか?おさむさんが「3年後に年収を増やす」ための選択肢です。

おさむさん
はい。でもどれも私にはできないです。

トクガワ
なぜそう決めるのでしょうか?他に「3年後に収入を増やす」ための選択肢をお持ちですか?

おさむさん
いえ・・・何もありません。

トクガワ
もしくは、おさむさんが出来ない理由はありますか?

おさむさん
・・・特にないです。

トクガワ
もし「○○のほうが大切なのでやりたくない」というような理由があるならいいのですが、それすらないということは、ご自身の習慣に任せて判断しているだけなのです。

おさむさん
はぁ・・・

トクガワ
特に感情的なことで判断してしまうのは、出来事についての情報をあまり集めなかったり、冷静に分析することや考えていないことの証拠ですね。

おさむさん
・・・あの・・・このままお話を続けることにどんな意味があるのでしょうか?

トクガワ
おや、おさむさんはなぜそんなことを思ったのでしょうか?

おさむさん
だって、私の相談したこととトクガワさんの言っていることがどんどん離れていっていると思ったからです。

トクガワ
おさむさんが相談されたことって、「今の生活がとてもつまらなくて、何かを変えたいんですけどどうすれば良いかわからない」ということですよね?

おさむさん
はい。そうです。

トクガワ
私はその相談について、おさむさんがご自分で行動を起こせる様になるための情報やヒントをお渡ししながらお話しているつもりです。

おさむさん
そう言われても、全くピンとこないです。

トクガワ
そうですよね。まさにそこがポイントなのです。その思考の習慣に気づき、それを変えることができなければ、ずっと今と同じままですよ。

おさむさん
・・・

トクガワ
どうしましょう?もしおさむさんが今日はもう終わりたいならここでレッスンを終えても良いですよ。このレッスンの時間は私のためのレッスンではなく、おさむさんのためのレッスンですからおさむさんに決める権利があります。

おさむさん
・・・続けて欲しいです。今の生活を変えたいです。

トクガワ
わかりました。私もその想いに応えられるよう精一杯努めます。

この後、またしばらくおさむさんとお話をして、おさむさんはこんなことに気がつきました。

・今の仕事にやりがいを感じられないのは、自分が仕事について大切にしている想いを理解してくれる人がいないから
・職場の人は困ったらすぐにおさむさんに相談し、おさむさんの仕事が思うように進まないから
・転職をしたくなかったのは、今まで築いてきた職場での関係性を手放したくなかったから

これらは、私から伝えたことではなくてすべておさむさんがご自身の口から語ったことです。

後日、おさむさんから伺った話によると、転職活動をしたものの今の職場に留まることを決めたようです。どうやら数年後には独立して自分が本当に大切にしている想いを自分の力で叶えたい、と考えているそうです。

この日レッスンで相談してくれたことが、彼にとって人生の転機となり、わたしが少しでも力になれていたなら、こんなに嬉しいことはりません。

今回のレッスンについての解説はこちら

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