「私の方が上手い」と「あの人の周りで起きていること」は無関係

声優・ナレーターに限らず、パフォーマンスをする方なら、他の方のパフォーマンスを見る機会はありますよね。

そんなとき、こんな感情が浮かんだことはありませんか?

「オレの方が上手いな」
「あの人めっちゃ上手い!」
「うわー、アイツめちゃくちゃヘタクソ…」

おそらく感じたことのない方の方が少ないのではないでしょうか。

今回のテーマは”比較”です。

自分のパフォーマンスと他の人のパフォーマンスを比べて、「私の方が上手いな」とか「オレ、負けてるな」と感じたことありますよね。

遠い昔から生存と繁栄が大命題だった時代、集団の中で優劣はとても大切でした。優劣が自身の生存や子孫を残すことができるかに大きく影響していましたから。

だから、誰かのパフォーマンスを見て自分と比較してしまうのは生まれもった本能のようなものでしょう。

その比較の結果がプラスに働くときはいいのですが、マイナスに働くことも当然あります。

「負けてるなー」と感じたからもっと上手くなろう、と思えるうちはいいと思います。
でも、それが「私の方が上手い。それなのに○○」と感じるようになったら要注意。

前者は良性の妬み、後者は悪性の妬みです。

悪性の妬み「私の方が上手い。それなのに○○」に当てはまるフレーズを考えてみてください。

私の方が上手い。それなのにあの人の方が売れている。
私の方が上手い。それなのにあの人の方に人が集まる。
私の方が上手い。それなのにあの人のSNSはいつも楽しそう。

…いくらでも出てきそうなのでこの辺でやめておきましょう(笑)

3つの例を挙げましたが、これらを見比べて何か気づくことはありますか?

前半と後半、ここに因果関係は全く存在しないのです。

つまり、「私の方が上手いこと」と「あの人の周りで起きていること」は全く無関係のです。

冷静に考えれば分かることのですが、悪性妬みはその冷静さを狂わせます。

悪性妬みはいつしか憎しみに発展し、自分自身をも攻撃してしまうのでとても危険です。

 

比較はただの感想。感想はそのうち消える

そんな危険をなくすために、「他人のパフォーマンスを自分と比較すること」について考えてみましょう。

誰かのパフォーマンスと自分のパフォーマンスを比べてしまうときのことを想像してください。

レッスンとか発表会、ライブ、オーディションなど色んなシチュエーションで起こりそうです。

あるシチュエーションにおいて、あなたは自分とAさんのパフォーマンスを比べてしまったとします。

引くしているとき、あなたの脳内には誰がいると思いますか?

すぐに分かりますよね。

比較しているまさにその瞬間、あなたの脳内には比較対象の二人しかいないのです。
あなたと比較しているAさん、この二人だけしか。

あなたにとってのAさんは誰ですか?
オーディションを一緒に受けているライバルでしょうか?
発表会でソロパートを演奏している同じ楽器の人でしょうか?
レッスンで原稿を読んでいる同期でしょうか?
ライブで対バンしている他バンドのボーカルでしょうか?

ですが、今その場所について考えてみましょう。
その空間にいるのはAさんとあなただけでしょうか?
違いますよね。
他にもたくさんのひとが、その空間にいるはずです。

そこでもう一歩踏み込んで考えます。

今その空間には何人の人がいますか?

きっちり数えてみましょう。

そしてその人たち全てがあなたと同じパフォーマーだと仮定します。
その場にいる全ての人が、あなたと同じ原稿を読む人であったり、あなたと同じ楽器を演奏する人です。

そんな状況をイメージしてみましょう。

その場に20人の人がいるとしたら、20通りのパフォーマンスがあるわけです。
その20通り全てに優劣を付けて順位付けすることを想像してみてください。

なんとも面倒だし、果たして何の意味があるのでしょうか?
できることなら私はやりたくありません。

人それぞれに異なるパフォーマンスを比較して優劣をつけること、それ自体が何の役にも立たないのです。

競技はタイムや数値という判断基準があるので比較することは簡単です。

ですがパフォーマンスには数字のような誰が見ても同じ結果になるような判断基準が存在しないのですから。

それが20人でも40人でも、2人でも同じことです。

では、冒頭の例に戻ってみましょう。

「オレの方が上手いな」
「あの人めっちゃ上手い!」
「うわー、アイツめちゃくちゃヘタクソ…」

こんな風に思うことはあるでしょう。
思ってもいいんです。

でもそれは何の役にも立たないことであり、単なる一時的な感想でしかありません。
だから、そのまま放置しておきましょう。

そうするといつの間にかその感想もどこかに行ってしまいますから。

余計なものは fade away してゆくのです。

 

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