監督やディレクターから出されるディレクション。
でも、ナレーターや声優が自分で自分にディレクションを出すこともできるのです。

というか、出さないと棒読みになってしまいますから、何にも意識しなくても普段から自分自身にディレクションは出しているのです。
無意識のうちに。

ところが、この無意識のディレクションというのが非常にやっかいな曲者でして…

その力は非常に強いのです。
だから「こんな風に読もう」といったディレクションではとうてい歯が立たず、無意識のディレクションの通りに読むことになり、いつもと同じ読みになってしまうのです。

思いつきで読むと残念な結果になった経験はありませんか?
私、あります(笑)

これは思いつきの通りに自分にディレクションを出しているのですが、
思いつきの瞬発力と、無意識のディレクションが競合してとんでもない方向に飛んで行ってしまうのだと思います。

時には、これが大当たりすることもあるのも事実ですが…

今回は、この無意識のディレクションにどうやって勝つか?を考えてみたいと思います。

さて、その方法はというと…
意識的なディレクションです。
無意識には有意識で対抗するのです。

ちょっと待て!
「こんな風に読もう」も立派な意識的なディレクションじゃないか?と思われた方、鋭いですね。

その通りです。
「こんな風に読もう」は立派な意識的なディレクションです。

意識的なディレクションを出しているのに、無意識のディレクションに負けてしまうのです。

それはなぜでしょう?

無意識のディレクションは、あなたがそのように意図しなくても「常に出し続けている」からです。

そして、無意識のディレクションの正体は
これまでの長い時間をかけて培われた習慣であったり癖と言われるもの。
意図せずともいつものやり方で身体をつかう、抑揚をつける、といったものです。

これまでの人生を通じて身に着けた習慣ですから、意図しなくてもカラダは勝手にそのように動こうとします。
そう動くように無意識のディレクションを出し続けるわけです。

ですから、意識的なディレクションを出しても、すぐに負けてしまうのです。

ということは、無意識に出し続けるディレクションに対抗するには
意識的なディレクションを出し続ければいいのです。
そうするとこれからやることが明確になり、無意識のディレクションを抑制することができます。

意識して出す、というこには「望み」という大きなパワーがあります。
「積み重ねた時間」という大きなパワーを持った無意識のディレクションには、「望み」という大きなパワーで対抗するのです。

もしパワーが拮抗したとしても心配することはありません。
「望み」の先には、手に入れたい「目的」があるはず。
その目的に向かうパワーの後ろ盾のおかげで、無意識のディレクションに打ち勝つことができるのです。

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