こんにちは。
発声改善士のトクガワ です。
2017年3月、本記事の最新版を「声帯の場所はどこ?」を公開しました!こちらがおすすめです。
先日、テレビを見ていたら、鼻から内視鏡カメラを入れて身体の内部を検査するという企画が放送されていました。
鼻から入れられた内視鏡が鼻腔、咽頭を通って胃や十二指腸まで進んでいくという紹介が図を用いて紹介されていたのですが・・・
これはまずい!
と思ってしまいました。
私がそう思ったのは、その図での声帯の位置。
その時にテレビで紹介されていた図を、極端に手書きで書き起こしてみました(笑)
こんな感じ。
なんと、声帯が食道にあったのです!!
これを見て少しドキッとしました。
声のトリセツを読んでくださっているみなさんは、声帯がどこにあるかご存じだと思うのですが…
声帯のマッピング、大丈夫ですか???
皆さん、声帯のマッピング、大丈夫ですか???
「えっ?この図のどこが間違ってるの?」と思った方、ラッキーですね。
あなたは声帯がどこにあるかについて、あなたのカラダの構造とは異なる場所にあると認識しています。
この記事を読み終わる頃には、声が出しやすくなったり、変化することができますよ。
さて、意外と間違って認識されている方が多い声帯の場所について、詳しく考えてみましょう。
下記の図で赤い○で囲んであるところを見てください。
一般的に「首」と呼ばれている部分です。
しかしながら解剖学では、首という部位は存在しなくって、ここは頸部といいます。これについてはまた改めて。
ここには食道、気道、脊椎が走行しているのですが、人間のカラダの前面からみて、どれがどの位置にあるか正確に知っていますか???
実はこのマッピングを間違えている方が案外多いのです。
声帯はどこにある?
改めて確認しておきましょう。
突然ですが、カラダトリセツクイズ!!
下記の図において、脊椎・気道・食道を矢印の方向から順にあるものを並べ替えてみてください。
間違っていても恥ずかしくありません。
今まで習ったことがないはずでしょうから、間違えて当然です。
もし間違えていたとしても、認識を改めればいいだけなので、安心して答えてみてください。
では、正解の発表です。
前から順に、気道、食道、脊椎です。
図で見てみると、下記の通りです。
冒頭の図と何が気づきましたか?
そう。
人間のカラダの構造では、本来はこのように喉頭部分で食道と気道に別れています。
そして声帯があるのは気道のほうです。
講師や先生が教えてくれない、技術よりも大切なもの
皆さんの認識、いかがでしたか?
マッピングがずれていた方、あなたはこれまで、自分自身のカラダの構造を全く無視して、声を出していたのです。
今回、声帯のマッピングを改めました。
これで声を出すときに、あなたのカラダの構造に反するようなカラダの使い方をする恐れはぐっと減ります。
たったこれだけのことでも、声がものすごく良くなったり、出しやすくなったりする方もいます。
もし、あなたがそう感じたのであれば、今まで声を出すとき、カラダの構造に沿わない使い方をしていたに違いありません。
こんな風に、カラダの構造についてマッピングを改めるだけで、パフォーマンスが見違えたり、今まで10の力を使っていたことが5の力でできるようになったりします。
それはスキルやテクニックよりももっと前段階のこと。
残念ながら、それを教えてくれる講師や先生方が少ないんですよね。
もっとボディマッピングの知識を深めたいかたはメール講座もオススメです。
もっと詳しく知りたい方はこちら
2017年3月、本記事の最新版を「声帯の場所はどこ?」を公開しました!
これを読めばさらに理解が深まること間違いなし!
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