声優やナレーターを目指している方はたくさんおられると思います。
皆さん養成所に通ったり、ワークショップに通ったりして、学ばれていることと思います。
まだまだ学びを初めて日が浅い場合は、アルバイトをしながら生計を立てている方も珍しくはありません。
アルバイトが忙しいこともあるでしょう。
疲れていてレッスンを休みたくなることもあるでしょう。
私は休んだっていいと思います。
だって、休みたいんですから。
レッスンは義務教育ではないし、「レッスンに行かなくてはならない」という法律があるわけでもない。
休みたければ休めばいいんです。
(積極的に休みましょう、と勧めているわけではないですからね!)
でもそんなとき、ちょっと考えてみてください。
自分とレッスンの「関係性」を。
私はなぜレッスンを受けているのか?
私はレッスンに何を求めているのか?
私はレッスンの先に欲しいものは何なのか?
自分とレッスンの関係がはっきりしていれば、例え壁にぶつかったとしてもぶれることはありません。
特に陥りがちなのが、自分とレッスンの関係が曖昧なまま続けていくことで思い悩んでいるケース。
「このままレッスンを続けても声優になれる保証はないし…」と悩む方に限って、自分とレッスンの関係が曖昧だったりします。
いや、自分と声優の関係が曖昧なのかもしれません。
関係性がはっきりすれば、迷ったとしてもぶれることはありません。
ゴールが見えているわけですから、回り道をしてでも先に進むことができます。
関係性を考えるためのツールは改めて紹介しますが、その前に質問です。
あなたはレッスンに参加することで、講師に「なんとかしてもらおう」と思っていませんか?
「レッスンを続けていればいつかは売れる」とか思っていませんか?
「先生のいうとおりにすればいつか仕事がもらえる」と思っていませんか?
自分はそんなことない、と思った方も、ご自身のレッスンへの取り組み方を振り返ってみてください。
思いのほか、当てはまる方が多いんです。
そういう私も、以前はそうでしたから(^^;)