こんにちは。
発声改善士のトクガワ です。
以前の記事で「mustを使うべきではない」とオススメしました。
でも、どうしてもやらなければならないこともあると思います。
気が進まない仕事であったり、面倒な作業であったり、
練習であったり、リサーチであったり・・・
できればやりたくないけど、避けては通れないケースってあったりしますよね。
そんなとき、mustをエネルギーに変えてしまうことができれば、気の進まないことも面倒なことも、手を着けることができるようになるのではないでしょうか?
実際のところ、やり始めるといろんな発見があります。その発見が好奇心を生み、はじめは気の進まなかったことだったとしても段々と取り組むように変わってきます。
その第一歩として、mustをアップデートして最初のとっかかりにしましょうというのが今回のテーマです。
まず「しなければいけないこと」を分析しましょう。
誰がしなければならないのか?
なぜしなければならないのか?
いつしなければならないのか?
何のためにしなければならないのか?
いわゆる5W1Hについて考えてみてください。
こうすることで、「しなければいけないこと」が誰にとっての問題なのかが明らかになります。
次に、結果について考えます。
それをすることで何が起きるのか?
それをすることであなたは何を手に入れられるのか?
この二つのステップを経ることで、
「しなければならないこと」は「誰にとっての問題」で「どんな結果や利益をもたらすか」が明らかになるでしょう。
するとどうでしょう?
「しなければならないこと」のほとんどは「あなたにとって何らかの利益や良い結果をもたらすもの」ではありませんか?
なかには直接的・短期的に見るとあなたにとって望ましいものではない場合もあるでしょう。
ただし、それを長期的に考えてみるとどうですか?
あなたにとって、いつの日にか、何らかの役に立つことではありませんか!?
すると、あなたにとって「しなければならなかったこと」は
「利益や良い結果をもたらすもの」となるのです。
実は人間はこのことを生まれながらにして知っています。
しなければならないことの先に得たいものがある、それを知っているのです。
普段考えないだけで、意識の深い部分では理解しているはず。
なのに、なかなか取り組まないのは、より短期的に結果を得られる方を優先してしまうからだと思います。
結果がでるまでに時間を要することは先延ばしにしてしまいがち、そんな経験はありませんか?
must の先にあるものは、あなたが望むもののはずです。
だったら先延ばしにせずに、欲しい物を手に入れるために行動しようと思いませんか?
ただし、あなたにとって良いことだとわかったとしても、
それを実行するかどうかはあなた次第。
良い結果を得られることがわかっていても、あなたが傷つくことであるなら
実行しないという選択をとることも大切です。
一番大切なのは、「あなたがそれをしたいかどうか?」です。
自分に正直になることが必要ですね。