数年前に、コピーライター養成講座に通っていたこともあって、CMやグラフィックを問わず全般的に広告が好きです。
もちろん広告は、講座に通う前から好きでした。
ナレーターになった動機のひとつに、CMのナレーションがしたい、という思いもありましたから。
講座に通って、広告が生まれる過程を知れば知るほど好きになりました。
そんなこともあって、東京コピーライターズクラブの方々が綴るリレーコラムも読むようになりました。
その中に、とてもとても大好きなコラムがあります。
「誰かの声は、わたしの声でした。N姐のこと。」
このコラムが掲載されたのは2012年の4月。
初めて読んだときからずっと皆さんにも読んでいただきたいと思いながら、シェアする勇気がありませんでした。
シェアする勇気ができるまで、ブレないものがでるまで、2年半もかかりました。
ナレーターとして、「私の声で完成する原稿」に出逢えるまであと何年かかるか分かりません。
でも、その時が来るまでナレーターとして生きていたい。
だからできることはただひとつ。
そのときに向かって日々歩み続けるだけです。