こんにちは。
発声改善士のトクガワ です。
私、最近こう思うんです。
多分、私たちの声ってこれからどんどん悪くなっていく一方なんじゃないかって。
だからこそ今から声を磨いておけば、将来、他の人からアタマひとつ抜け出すための武器のひとつになるんじゃないかと思います。
私個人の意見ですけど、なぜこれから人間の声はどんどん悪くなるのかを説明するとともに、そうなりたくない人のために、どうすれば良いのかを考えていきましょう。
あなたは自分の声が悪くなってもいいと思っているかもしれませんが、それがあなたの子供に伝染してしまうとしたらどうしますか?
声が悪くなる原因は日常生活にある
ほとんどの方が毎日欠かさずしていることのひとつに通勤というものがあります。あなたは通勤の電車の中やバスの中で何をしていますか?
私は電車に乗るときは周囲の人のことを観察しています。人間観察が趣味・・・なのではなくて、周囲の人のカラダの使い方やわずかな動きの習慣を見ています。これも私のレッスンクオリティを上げるためのトレーニングのひとつです。
色んな人を見ていると、あることに気づくんです。
ほとんどの人がスマートフォンに夢中になっています。まぁ、じっくり観察しなくても顔を上げて周りの人を見れば一目瞭然ですよね。
twitterをチェックしたり、Instagramでいいねをつける作業をしていたり、ゲームに没頭していたり。みなさん、思い思いの時間の使い方をしています。それは良いことだと思うんです。ご自分の好きなように時間を使っているから。
でも私が気になっているのはその時のカラダの使い方なんです。
それ、喉頭押し潰してるよ???
私たちの人間の機能の一つである発声という大切な機能を担っているものがたくさんある部分を押し潰しているんです。押し潰しながらスマホに夢中になってるんです。
あなたも電車の中でスマホに夢中になってるのなら、ちょっと目線を上げて周囲の人を見回してみてください。すぐにわかると思います。
こんな風に、私たちは日常生活のあらゆるシーンで自分の声の機能を損なうようなカラダの使い方をしているんです。だけど、私たちは気づいていない。
このままでいいんでしょうか?
少しずつ、声の機能が損なわれていく
「トクガワさん、あんたそんなこと言うけど私の声全然悪くなってないから大丈夫だよ」
うんうん。今はそうでしょう。変化というものはいきなり起きるものではありません。私もそれは承知しています。
変化というものは本当に少しずつ、少しずつ起きていきます。目に見えない速度で長い時間をかけて変化していきます。だから気づかないんです。気づいた時にはすでに変化が起こってしまったとき。以前と比較すると全く違うことに気づくわけ。でもその時はもう手遅れなんです。だって起こってしまった後だから。
喉を押し潰しているのも同じです。初めの頃は自覚症状もなく、何の心配もありません。でも明らかに声を出しづらいであろうカラダの使い方をしているわけです。
それを毎日毎日繰り返すことで、あなたのカラダは声が出しづらいカラダの使い方を学習していくわけです。そうやって習得したことは習慣として定着し、いつもの生活の一部として組み込まれていくわけです。
するとどうでしょう。あなたのカラダにとっては、喉を押し潰すことが当たり前のことになってしまうんです。
喉を押し潰すことが声にとってどんな影響を与えるかは、声のトリセツを読んでくれている方ならお分かりでしょう?
5年後、10年後に気づいた時にはもう手遅れなんですよ。
子供がいる方は要注意
「自分のことやから別にええややん」と思うかもしれません。私も同感です。大人なんやし、自分のことは自分で決めたら良いんです。
でもね、もしあなたの子供が同じようなことをしているとどう思いますか?
子どもは親の姿を見て成長していきます。文字通り、姿をみて学んでいきます。つまり、カラダの使い方も真似していきます。親であるあなたのカラダの使い方を見て成長していくんです。
あなたの姿を見て、明らかに声が出しづらいカラダの使い方をマネしたらどう思いますか?子供の頃からそんなカラダの使い方をしていると、大人になったらどうなるでしょう?
しかも親であるあなたの姿だけをマネするのではありません。
幼稚園や小学校で目にするのは、同じような喉を押し潰すカラダの使い方をみて育ってきた子どもたち。集団の中にいると、自然に周りと同じようなカラダの使い方をするようになります。集団生活を重んじる日本ならでは。
周囲を見回すと、将来声が悪くなってしまいそうな要素が山ほどあるワケなんです。
子供が大きくなって、ボソボソ喋るようになって悩んだとき「お父さんがそんなカラダの使い方してるからだよ」とか「お母さんがもっとカラダのことを気にしていれば僕の声ももっとよかっただろうに」とか言われたら・・・どうします???
みんな気にしていないからこそ、今から気にしておく
そもそも、多くの人が自分の声が悪くなるようなカラダの使い方をしていることに気づいていません。
そりゃそうです。声の出し方なんて学校で習ってませんからね。まさに学校では教えてくれない大切なことです。
ぶっちゃけ、気にしなくても生きていけますよ。声が良くないからって本当に不利益を被るか?っていうと、個人の主観でしょう。
でも私は素敵な声の持ち主は確実に得していると思いますよ。
声に関する書籍が売れていたり、声についてのセミナーが人気なのはそれに気づいている人がいるから。需要があるワケなんです。
気づいている人はすでにアクションを起こしています。個人でカルチャーセンターの講座に通ったりしています。私のレッスンに来てくださる方もそう。そして気づいている経営者は、会社に講師を呼んで従業員向けにセミナーを開催したりしています。声が差別化になると気づいている人は、あなたよりも先に行動を起こしています。
例えばの話。あなたが面接官だとしてAさんとBさんの面接をしました。キャリアも能力もほぼ同等。声の印象はBさんの方がよい。どちらの人を採用したいですか?
ほとんどの人はBさんを採用するでしょう?
あなたの子供がボソボソ喋るようになったら、Aさんのようになってしまうかもしれませんよ?
声が悪くなるというのは、あなただけの問題ではないんです。子供の将来にも影響があることなんです。
他のみんなが気にしていない今だからこそ、今から素敵な声を手に入れるための行動を起こしておいたほうがいいのです。
数年後には、人間としての差が出る
当たり前ですけど、一般的な講座に通い始めて1週間やそこらで結果が出るわけありません。
「声を出す」という動作は今までの習慣を使って行われているので、あなたが何十年と無意識で使ってきたカラダの使い方を変える必要があるのです。
何十年と無意識で使ってきたカラダの使い方を少しずつ、少しずつ変えていくのです。だから焦らずじっくり、デリケートに取り組んでいく必要があります。
でもカラダの使い方を変えると、確実に変化は起きます。例えば、声が変わると相手が受け取る印象は確実に変わりますよね。人間関係の変化はまた新しい変化に繋がります。
自分に自信がなかった人が自分に自信を持つことができたり・・・
人間関係が良くなったお陰でチームの関係も改善し、仕事の進め方も変わったり・・・
異性とのコミュニケーションもスムーズになって、好きな人をデートに誘うことができたり・・・
こんな風に色んな変化が起きていくわけです。
その変化の積み重ねは、数年後には人間の魅力という面で、他の人から確実に抜け出すことに繋がるのではないでしょうか?
まとめ
動物の進化の過程を見てみると、実に長い時間をかけて外見や機能の変化をしています。だから私たちも人間も進化の過程の真っ只中にいるのです。
これからもっとスマホやSNSで文字ベースのコミュニケーションが発達していくと、声でのコミュニケーションが不要だと考えてしまって、だんだんと声が出なくなるような変化をたどって行くかもしれませんね。
・スマホを使っている時など、声の機能を潰すようなカラダの使い方をしている
・ほとんどの人はそのことに気づいていない
・子供は、親のカラダの使い方をマネする
・親のカラダの使い方のせいで、子供の声や人生に悪い影響を及ぼす恐れがある
・イイ声の人は他の人よりも人生で得をしている
・今から取り組んでおくと、数年後には他の人よりも得をする
AIが私たちの世界に浸透してくると、素敵な声の持ち主がどんな風に重視されていくか興味深いです。
そんなとき、何も考えずに声を出している人は、声を出す機能が退化してしまっているかも知れませんね。
さて、あなたは自分の声をどうしていきたいですか?
自分の声や子供の声の今後のことを考えてみてください。
もし、今のうちから声の使い方を気をつけておきたいなら、ボイスアクティベーションの体験レッスンに来てみてください。
確実にあなたの声を守るためのカラダの使い方をお教えします。
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