こんにちは。
ボイトレをさせないボイストレーナーのトクガワ です。

私は日々色んな方と声のレッスンをしているのですが、受講生の方とお話していると何らかの誤解をお持ちの方が多いんですね。

例えば・・・

・魅力的な声になるためには腹式呼吸が必要
・高い声で話す
・声を張る
・喉を鍛える
・メラビアンの法則の間違った解釈(「声は印象の3,4割を占める」とか)

などなど、色んな誤解に遭遇します。

レッスンではひとつひとつ誤解を解いて、その方に合った提案をしているわけです。受講生の方がどんな声になりたいのかとか、声を通じてどんなことを実現したいのかを伺いながら、完全オーダーメイドのレッスンをしていきます。

でもあまりにも誤解を持った方が多いのであるとき、受講生の方に質問してみたんです。

「その情報はどこで知りましたか?」

するとこんな答えが返ってきました。

「インターネットで調べました」

なるほど。ググればすぐに見つかりますもんね。

でもね、その情報を本当に信じていいのか?信頼するに足るのか?を考えたことはありますか?

この記事のポイント
・ネットで手に入れた情報をなぜ簡単に信じるのか?
・あなたに合わない方法は逆効果
・魅力的な声になるために必要なこと

 

その情報、本当に信じてもいいですか?

本当に便利な世の中になりました。わからないことはインターネットで調べればすぐに見つかりますからね。

あなたが声について悩みがあったり、コンプレックスがあったら「声 悩み 解決」という言葉を入力して検索ボタンを押せばすぐに何百万件という情報が見つかります。

ところが、それらの情報がどこから来ているのか、考えたことがありますか?

冒頭でお伝えした例に戻りますがレッスンで「インターネットで調べました」と答えた受講生の方に「その情報は誰が書いていましたか?」と質問してみました。するとこんな答えが返って来ることが多いです。

「わかりません」
「そこまで見ていないです」
「気にしていませんでした」

なぜ私たちはインターネットで検索して見つかった情報をいとも簡単に信じるのでしょうか?その情報を書いた人が誰か?どんな知識を持っているかについては一切考えることなく、信じてしまうわけですね。

情報の発信者はただどこかで聞きかじった情報を載せているだけかも知れないし、自身の体験や学んだことをベースに発信しているかも知れません。

しかしながら、あなたにはその情報の信憑性や裏付けを知ることができません。だからあなたがその情報を信じるか信じないか、判断する必要があるのです。もちろんGoogle先生が判断してくれることはありません。

なのに「インターネットで調べた情報」というだけで無条件に信じてしまうのは非常に危険だと私は考えています。

あなたもインターネットで検索しているうちに、この『声のトリセツ』にたどり着いたのだと思います。だから私の情報をそのまま信じてしまうかもしれません。それはそれで嬉しいことですが・・・必ずあなた自身で検証してください。

 

情報を知っただけで、できた気になっていませんか?

インターネットで見つけた情報をあなたが信じるか信じないかは私にはどうすることもできません。「こうすれば情報の信憑性がわかりますよ」なんて判断基準も存在しませんからね。だって、情報の有効性は人によって全く異なるわけです。

唯一、方法があるとすれば、あなたが判断するしかないのです。

インターネットで見つけた情報、つまりボイストレーニングの方法や発声練習、コミュニケーションノウハウをまずは実践してみてください。

あなたはそうじゃないと信じていますが、多くの人は情報を手に入れただけで満足して、実践をしません。情報を手に入れただけで「自分はもうできる」と思っていますが、そんなことはありません。あなたにはこれまでの経験や体験を通じて形成された習慣というものがありますから、いつもその習慣の通りに行動しています。だから新たに手に入れた情報を意識的に実行しなければ、いつもの習慣の通りのことをしているのです。

実践もしていないのに「変わらない」とか「効果がない」とか言っている方を見かけますが、それは当然のことなのです。でも、あなたはきっとそうじゃないと信じているので実践した上で「変わらない」とか「効果がない」と感じているはずです。もちろんそれにも理由はあります。

その情報が本当にあなたにとって有効なものなのか、役に立たないものなのかは、あなたが実践してみるまで誰にもわからないということです。

確かに情報の信憑性も大事なのですが、あなたが実践しないままだと、情報の有効性が一切判断できないのです。

当然ですが、信憑性のない情報だったとしても、あなたに役に立つものであれば、活用していただいても構いません。その逆のケースもあって、どれだけ信憑性や権威性がある情報であっても、あなたの悩みを解決したり望みを叶える上では、一切役に立たないものもあるわけです。

だからまずは実践なくては何も進まないのです。

もし実践してあなたの悩みを少しでも解決してくれたり、少しでも望みに近づいたと感じるなら、それはあなたにとって有効な情報です。役に立つものです。周囲の人がなんと言おうと、あなたにとってはとても大切なものです。

当然ですが、劇的な改善や進歩を感じるケースやブレイクスルーが起きるケースはごく稀です。多くの人はそれを求めてばかりで小さな前進を見逃したり認めようとはしません。それは非常にもったいないことです。

少しでも進歩しているという事実があるのに、劇的な体験が伴わないからといってその情報や方法は役に立たないと考えてしまうのは、自分で自分の可能性を潰しているようなものですよ。

 

声の魅力を引き出す3つのポイント

それではあなたの声を今よりもっと魅力的にするための方法をお伝えしていきましょう。

まずはじめに知っておいて欲しいことがあります。魅力的な声になるということは、何か特別な訓練やトレーニングを経てあなたがまだ持っていないものを獲得することではありません

私たちは生まれながらにして魅力的な声を持っています。赤ちゃんや小さな子供の声をイメージしてみてください。大きくて、張りがあって、艶があって、通る声をしていますよね?生まれながらにして誰もが魅力的な声を持っているんです。

ところが、その後の集団生活や社会生活でさまざまなことを学ぶに連れて、その魅力をどんどん閉じ込めるようなことを学んでしまうのです。学ぶというよりも、自分の魅力を邪魔するようなことを何度も繰り返しているうちに、それが当たり前のことだと考えてしまうんですね。だから、自分で声の魅力を邪魔しているということにも気づかずに、ただ悩んでしまうのです。

もしあなたが魅力的な声になりたいと思っているなら、普通に話しているだけなのにあなたの周りに人が集まって、誰もが好意を寄せてくれる、信頼してくれる声の持ち主になりたいなら、あなたはあなたが今持っているものを活用するだけでいいのです。

ただ、これまでとは少し違った使い方をするだけです。

それでは、そのポイントを紹介していきますね。

カラダの使い方

声を出すということ、つまり発声について考えるならば、私たちのカラダは楽器と例えることができます。楽器が音を出すことと同じで、私たちのカラダも音を出すことができるわけです。ギターの弦を指で弾くと音が出るように、私たちのカラダにある声帯ヒダが息によって弾かれるとこで音が生まれるわけですね。

楽器を使うことをはじめるなら、初心者の方は必ず使い方を学ぶのですが、私たちは生まれながらにして声を出すことができるので、発声については学ぶ機会がありません。

だからすべての方が自己流だと言ってもいいでしょう。そのことは特に問題ではありません。

でもあなたが魅力的な声になりたいと望んでいるなら、自己流では限界があるわけです。

特に私たちは社会生活や集団生活を通じてさまざまなことを学んでいますから、そこから得た体験や経験を通じて、自覚のないうちにさまざまな癖や習慣を身につけているはずです。その中には、カラダの構造に反したものも含まれています。

ギターなどを演奏するとき、楽器の構造を無視したり、構造に反した使い方をするとどんなことが起こると思いますか?

例えばトライアングル。直接トライアングルを手で持つと音の響きや大きさは失われますよね?吊り紐でぶら下げているからこそ、トライアングルそのものが振動することができるので綺麗な音が周囲に響くわけです。

カラダの構造に反した使い方は、あなたの声の響きや大きさを失わせてしまうんです。

だからカラダの構造に反することなく声を出して欲しいのですが、具体的な方法は割愛します。なぜなら具体的な方法を紹介してしまうと、あなたはきっと「○○すれば大丈夫」という誤解を持ってしまうからです。つまり、それを正解だと信じてしまうからです。

残念ながら「○○すれば大丈夫」という正解のような方法は存在していません。あなたには有効な情報であっても、他の人には全く役に立たないことがあるんです。その逆も当然あり得ます。あなやには全く役に立たない情報でも、他の人には抜群の効果を発揮することもあります。

本やネットで手に入る情報はそんなものばかりなんですが、なぜかそれを正解だと信じたがるんですよね。私のところにも正解を求めている方がたくさん来ます。特にLINEで質問をくれる方はほとんどそう。でも私は正解なんて存在していないことを知っているので、質問くださった方には少し考えてもらおうと思って私から質問を出すことがあります。正解を求めている方はお返事をくれないんですよね。だって自分で考えたくないから。それで変われるなら苦労はしませんよね。

自分で考えないから、いつまで経っても悩みが解決せず、望みが達成しないことに気づいてくれるといいなぁと思って質問を出していますけど、まぁ気づいてくれませんよね(笑)

ちょっと話がそれてしまいましたが、カラダの使い方についての正解はありません。でもカラダの使い方についてあなたがこれから考えるためのきっかけや、その本質の部分はお伝えしておいたほうがいいと思ってE-Bookにまとめています。今なら無料でプレゼントしていますのでぜひ読んでみてください。

E-Bookで学んだことを実践しただけで効果を感じている方もたくさんいるので、ぜひあなたも試してください。

 

ココロの使い方

カラダのことも重要ですが、もう一つ忘れてはいけないものがあります。それはココロの使い方です。なぜなら、声はココロの使い方にも大きく影響を受けますからね。

私のレッスンやワークショップでも参加者の方に体験してもらっているのですが、話す内容は同じでも、考えていることを変えるだけで大きな変化が起きます。

声や表情、カラダの大きさや存在感まで変わってしまうんですね。

それを周りで見ている方はその変化に気づくのですが、話している本人には自覚がないんですよね。

だから声を出すときにどんなことを考えるかで、あなたの声や表情はもちろん相手が受け取る印象までもが変わってしまうんです。

なぜ考えていることが声や表情に影響を与えるのか?

それは、この次の項目で説明しますがいくつかの例を挙げてみますね。

例えば、楽しいことを考えているときに怒るという正反対のことはできないですよね。また、カラダ全体をギュッと固めているときに笑うこともできないんです。

こんな風に、カラダで起きていることは心理状態や感情表現に影響を与えるし、その反対も確実にあります。

そして、多くのボイストレーナーや発声指導者が扱わないことでもあります。

どれだけ練習をしても、いざ声を出すときや話し始めるときに不安や緊張を伴うなら、それはカラダを固めることに繋がります。つまりあなたが話したり声を出したりすることを邪魔してしまうのです。

あなたは話し始めるときにどんなことを考えていますか?

きっとあまり意識したことはないはずです。レッスンではそれを変えるだけで大きな改善や進歩を体験する方も多いですよ。ぜひあなたも試してください。

カラダとココロの統合

さて最後のポイントですが、これが実はこれが一番大切なんです。

前の項目でも少し紹介しましたが、ココロとカラダは密接に影響し合っています。ココロはカラダに影響を与えるし、カラダもココロに影響を与えるのです。

ですが、ほとんどの人はどちら一方にしか注目していません

例えば、ボイストレーナーや発声指導者、話し方セミナーの講師はカラダの方面だけしか扱いません。しかもカラダ全体を扱う人はごく稀です。喉の使い方や腹式呼吸のようは部分的なことしか教えてくれませんし、話し方のような表面的なノウハウしか教えてくれません。

あなたのカラダは楽器のようなものです。声という音を出すために、アタマの先から足の先まですべてを使っています。にもかかわらず、一般的な指導者が教えてくれることって部分的なことだけなんです。

だから効果がないと感じる人が多いんですね。

実際にあなたは話し始める場面や声を出す状況において、何を考えているか?がカラダの使い方に影響を与えるのです。そして一般的な指導者は扱うことができません。なぜなら、そのことを知らないから。できないのは受講生の練習が足りないからと考えているからです。

本当に必要なのは、カラダとココロを統合すること。

つまり、あなたが学んだ声の使い方を100%発揮できるような力を引き出すことなんですね。

それは、私が「こうすればいいですよ」というノウハウを渡さない理由でもあります。

もし私がこのサイトを通じて「○○すればいいですよ」というものをお渡ししてしまうと、あなたはただのノウハウコレクターになってしまいますからね。それに、発声や呼吸に関する役に立たないノウハウはもうすでにネットに氾濫しているじゃないですか。

その情報を信じて役に立たなかったから、あなたがこのサイトにたどり着いたんじゃありませんか?

 

あなたの声の魅力を引き出す方法

魅力的な声になるためには3つのポイントを改めておさらいしておきましょう。

魅力的な声になるためには
・カラダの使い方
・ココロの使い方
・カラダとココロの統合

この3つのポイントが大切だとお伝えしましたが、あなたは疑問を持っているんじゃないでしょうか?

他のサイトには「腹式呼吸が大切」とか「声を張る」とか「爽やかに話す」というようなことが書かれているけど、このサイトにはそのようなことが一切書いていないじゃないか。具体的にどんなことをすればいいんだよ?

そんな風に思っているかも知れません。

私の考えでは、腹式呼吸や声を張ることなんてわざわざ意識する必要なんてありません。それらはあなたの声の魅力を邪魔するものとして働いてしまうからです。

腹式呼吸や声を張ることを意識するとき、あなたのカラダでは一体どんなことが起きているか考えたことがありますか?

腹式呼吸を意識したり、声を張ることを意識するとき、あなたのカラダではあることが起きています。それはあなたのカラダを固め、発声の邪魔をしていること。当然、あなたはそのことには気づいていません。つまり、腹式呼吸や声を張ることを意識することで、発声の邪魔をしているわけなんです。

だから腹式呼吸や声を張ることを意識する必要なんてないんです。

あなたはまだ信じることができないかも知れませんから、私のレッスンに来てくださった男性のエピソードをおさむさんと一緒にお伝えしますね。

社会人の男性、おさむさん(仮名)がレッスンに来てくださったときのことです。

おさむさんは、こんな悩みや望みを持っていました。
・「話すとちょっともったいないよね」と言われる
・外見と声のイメージが違うと言われる
・それをなんとかして魅力的になりたい

レッスンを通じて、おさむさんはどんな体験をしたのでしょうか?

 

誰でも魅力的な声になれる

レッスンを通じておさむさんは魅力的な声になるためのきっかけをつかみ、日々に生活で意識していくことの重要性を理解してくださいました。

それは特に難しいことではありません。限られた人にしかできないことでもありません。誰にでも、どんな人にでもできることです。

どんな人でも魅力的な声になることができるのです。

なぜなら、あなたも私も、生まれたときから自分だけにしかない魅力的な声を持っているのです。

ところが、年齢とともにさまざま生活をしていく中で、その魅力をどんどん邪魔するようなことをしているわけです。集団の中でのルール、他人との関わり、姿勢や習慣など、ありとあらゆる習慣や慣習があなたの魅力を邪魔していて、そんなことをたくさん身につけてしまっているんです。

だから、あなたの魅力を邪魔している物を取り除くだけで、だれでも魅力的な声になることができるのです。

もしかしたら、今の段階ではあなたはまだ納得できないかもしれません。

なので、おさむさんとのレッスンを振り返りながら解説していきます。

今回、おさむさんがレッスンに来てくださったきっかけについて、こんな風にお話しされていました。

僕はよく「話すとちょっともったいないよね」と言われるんです。

どうも外見と声のイメージが違うようで、話すとマイナスになるようなんです。

その悩みを改善したいという思いがあって、おさむさんは私のレッスンに来てくださいました。

一般的なボイストレーナーだと「では声を鍛えましょうか」と言って発声練習をさせるかも知れませんし、「もっと高低を自由に使えるように音域を広げましょうか」といってピアノの音程に合わせて声を出す練習をするかも知れません。

私にはそれは効果がないとわかっているので、そのようなアプローチはしません。なぜならそれらの練習を通じて学んだことは、おさむさんが人と話す上で活用できたり再現できるようなものではないからです。

おさむさんの悩みを解決するためには、おさむさんご自身が活用できて再現性のあることを身につける必要があります。そのためには、おさむさんがどんな風に話しているか?つまりおさむさんがどんな風に声を出しているかを知る必要があるのです。

なぜなら、おさむさんが声を出すということにおいて、今現在のおさむさんのカラダの使い方やココロの使い方が大きく影響しているからです。

だから私はおさむさんにこんなお願いをしました。

それでは、おさむさんがいつもどんな風に話しているのか見せていただいてもいいですか?

まずはおさむさんが話しているときのカラダの使い方にアプローチし、おさむさんの悩みの原因となっていることがないかを調べて見るためです。

おさむさんはお仕事の時に初対面の人と話すことを想定して、自己紹介の時のように話してくれました。その姿を見て、私はあることに気づきました。

そのカラダの使い方がおさむさんが何かを意識してそうしているのかどうかが気になったので、それについて尋ねてみました。

トクガワ
今、初対面の人とお話しすることをイメージしていただきましたけど、声を出すことについて何か意識していることとか考えていたことはありますか?

おさむさん
いや、特にないです。

おさむさんは特に意識していることはないと答えてくださったので、私が見えたことにはあえて触れないでおこうと考え、別の提案をしました。

声を出すことについて息をたくさん使うことを意識してみてください。

私のその言葉について、おさむさんはこう質問してくれました。

腹式呼吸ということですかね?

この質問を聞いて、私は「やはりそうか」と思いました。おさむさんが自己紹介を話している姿を見て、私が見つけたことの理由がわかりました。おそらく「声を出す=腹式呼吸が大切」というイメージが一般的なせいで、おさむさんもそう信じているのでしょう。

実は私がおさむさんのカラダの使い方で見つけていたのはまさにそのポイントでした。腹式呼吸というイメージがあるせいで、お腹周りに余計な緊張が見えたのです。

発声において、腹式呼吸は逆効果です。だからそのことを一旦忘れてもらい、普段通りの呼吸で十分だと言うことをお伝えしました。

しかし、それだけではまだ不十分です。おさむさんにとって、声を出すという動作の中にはお腹周りを緊張させるという動きがすでに組み込まれてしまっていてそれがおさむさんの発声を邪魔しているわけです。

だからそれを取り除く必要がありました。そこで私はこんな風に提案しました。

股関節から2,3回ほど前後に動いてみて、普段通りの呼吸を2,3回してみてからもう一度さっきと同じことを話してみてもらってもいいですか?

その後、同じ言葉を話してくれたおさむさんの感想は次の通りでした。

さっきやいつもと比べてスッと声が出たというか、出しやすくなりました。
(声の印象は)丸くなったというか、穏やかになった気がします。

これはおさむさんのお腹周りの余計な緊張がなくなったことで起きた変化です。

おさむさんだけではありません。あなたもきっとカラダに余計な緊張をさせながら声を出しているはずです。それがなくなるだけで声はもちろん、声の印象は大きく変わります。

それだけではなく、私はもう一つ提案しました。

おさむさんがお話しすることでどんなことが起きて欲しいかを考えてみてからお話してみて欲しいのです。

実は、9割の人は話すことに対する目的を定めていません。ただ思いつくままに話しています。でも存在感があったり、話すだけで人を惹きつける人は、目的が明確に定まっています。

つまり「自分が話すことでどんなことが起きて欲しいか?」を明確に考えるとこができているのです。

あなたは「いやいや、私は大丈夫だよ」と思っているかもしれません。でも話し始める直前に思っていたとしても、話し始めるとすぐに忘れてしまうんです。

話すことの目的を明確に定めてもらった後におさむさんに話してもらうと、また新しい違いが生まれました。それはおさむさんにとっては良い違いで、ずっと話しやすくなったと感想を言ってくれていましたよね。

今回、おさむさんに渡したこと、話すことの目的を明確に定めるというのがココロの使い方の1つのアイディアです。

正直なところ、ここまでのレッスンの内容のうちのどちらか1つだけを教えてくれるレッスンは他にもあるでしょう。そしてカラダの使い方だけを学ぶ、もしくはココロの使い方だけを学んで、レッスンの受講生はできた気になってしまうのです。

ところが、そこに2つの落とし穴があります。

・新しく獲得したことはすぐに忘れてしまう
・すぐにいつも通りの習慣(過去の方法)を繰り返してしまう

これは人間なら誰もが訪れることなのですが、新しく獲得したことは新たな習慣として定着させないかぎり忘れてしまいます。なぜなら、これまで長い間使い続けていた習慣、つまり過去の方法を無意識で選択してしまうのです。

あなたも私も、人間ならだれでも起きることです。だって、余計なエネルギーを使いたくありませんからね。わざわざ新しい方法を考えたり意識するよりも、これまで通りの方法を使った方が手間がないし省エネですからね。

だから次に同じ状況になった時、結局、これまでの方法を繰り返してしまうんです。いつまで経っても状況は変わらないわけですね。そこで私は、そのことをこんな言葉でおさむさんにお伝えしました。

意識して使わなければおさむさんは今まで通りの方法を使うことになってしまいます。なぜなら今まで通りの方法というのは長年使われた習慣としておさむさんに定着していますので、それとは違う方法を意識的に選択していく必要があるんですね。

アスリートが何度も何度も同じ練習を繰り返すのは、新しい方法や習慣を定着させるため。試合中のとっさの状況の時でも新しい方法を選択できるように、カラダやココロに新たな神経回路をつくるのです。

そのステップがない限り、いつまで経ってもあなたの悩みは解決しないし、望みが叶うこともありません。それどころか、だんだんと悪くなって言ってしまいます。あなたも私も、毎日の生活で余計な刺激に囲まれて生活していますからね。

そこで必要なのが、新しい方法を選択する意識づけです。

そのための方法はいくつかありますが、おさむさんにお伝えしたのは「カラダとココロの統合」という言葉です。

声というのはその瞬間のおさむさんのすべてを表しています。カラダの使い方はもちろん、考えていることや心理状態、それまでの経験や人生も表しているんですね。だからそれらをすべて統合して声を出す必要があるわけです。

きっと9割くらいの人は「爽やかな声」とか「通る声」とか「艶がある声」を出すための方法があると考えていることでしょう。残念ですが、そんな方法はありません。

それを決めるのはあなたではなくあなたの声を聞く相手です。

だからあなたの主観で声を出しても「爽やかな声」や「通る声」や「艶がある声」にはならないのです。そんな声を出そうとした時点で、カラダは余計なことをし始めますからね。

そこで私は、おさむさんにこんなことをお勧めしました。

今この瞬間のおさむさんのすべてを統合すると思って、またさっきと同じように自己紹介を話してみてもらってもいいですか?

これまでとは違う新しいカラダの使い方とココロの使い方を使って、今この瞬間のあなた自身で声を出すと言うことです。つまり、余計なことを何もしなければ、あなたの声は邪魔されることなく、本来の魅力を取り戻すことができるわけです。

しかしながら、簡単そうに見えてそこにも落とし穴があります。おさむさんもこう話していましたよね。

うまく言えないんですけどなにか違和感を感じるというか、居心地が悪いような気がするんですけど・・・、話しやすいし呼吸も楽にできますし、声の雰囲気も違う気がします。さっきよりもより落ち着いたというか・・・

おさむさんの言葉通り、確実にいい結果が起きているのにカラダや感覚には違和感が残るのです。とても不思議なことなのですが、誰にでも起こりうることなのです。

なぜなら、これまでの習慣、つまりいつもの方法とは違うことをやって声を出したからなんです。だからいい結果が起きたのですが、いつもの方法とは違うことをするとあなたも私も「いつもと違う」という違和感を感じます。

その違和感の原因は、あなたや私がこれまでに経験してきたことと比較してカラダが知らせてくれているから。でもそれはただの情報でしかありません。違和感そのものは「いいもの」でも「悪いもの」でもありません。

ところが、いつもと違うという違和感を9割の人は「間違っている」と受け取ります。ただいつもと違う感覚がするというだけで「これはなにか間違っているに違いない」と考えてしまうんですね。明らかにいつもの方法でやったときと比べていい結果が出ているのに。

そのことをおさむさんにお伝えしたくてこんな風にお話しました。

多くの方は違和感があるから「これは間違っている」と判断してしまうのですが、ただ今まで何千回、何万回と繰り返していたいつも方法と違うからそう感じるだけなんです。それはいい・悪いとは別次元のことなんです。

もし次の2通りの選択肢あるとしたら、あなたはどちらの方法を選びたいですか?

A. これまで慣れ親しんだ方法を続けて、いつまで経っても「魅力的な声になりたい」と思い続ける

B. これまで慣れ親しんだ方法とは違う方法を採用して、魅力的な声になる

もしB.を選びたいなら、ぜひ私のレッスンを体験してみてくださいね。

きっとあなたも、おさむさんのような体験ができるはずです。それはあなたが確実に変わるためのきっかけにもなりますよ。

 

まとめ

それでは今回のまとめです。

今回のまとめ
魅力的な声になるためには・・・
カラダの使い方を変える
ココロの使い方を変える
カラダとココロを統合させる

わたしたちのカラダは声という音を奏でる楽器です。カラダ全体を使って声を出しているんですけど、9割の人はそれを知りません。

だからボイストレーニングや発声練習をして喉だけを鍛えるようなことをしていたり、話し方セミナーに行ってテクニックだけを学ぶようなことをしています。

でもそれだけでは効果がないのは当然なんです。

楽器の演奏で考えてみてください。

どれだけ高価な楽器でも、演奏者の技術がなければひどい音が出るでしょう。

どれだけ演奏者の技術が良くても、ボロボロの楽器で演奏してもそれなりの音にしかならないでしょう。

楽器で考えればみんな知ってるはずです。楽器のメンテナンスも必要だし、演奏技術も方法も必要だし、当然、表現も必要です。それらすべてを統合することで初めて相手を感動させることができるわけです。

発声、つまり声を出すということも全く同じなんです。

ところが、声についての指導やレッスンをする方は鍛錬や技術・テクニックを教える人がたくさん居るので、その人の言う通りにやっても効果がないのは当然なんです。

もちろん、今回お伝えしたことは一朝一夕でできることではありません。あなたがこれまで培ってきた習慣を変えることと同じですから、それなりに時間はかかるでしょう。

でも確実に変えることは可能です。

もしあなたが行動を起こすかどうか迷っているなら、早い方がいいです。

仮に今から5年後に「あのときやっておけばよかったな。今からやろう」と思ったとしても、これから5年分は今までの習慣を繰り返しているわけです。これから先の5年間あなたが理想の声を出すことを邪魔している習慣を繰り返した後に取り組むわけですから今より大変になるのは目に見えてますよね?

 

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