恋愛のトリセツ

私のブログを読んでくれている友人から「恋愛」について書いて欲しいとの依頼をいただきましたので、書いてみます。

パフォーマンスとは異なりますが、セルフプロデュースという点では共通点はあるのかなと。

いきなりですが、まとめから入ります(笑)

いろんな恋愛本やマニュアル、異性に好かれるテクニックはありふれていますが、結局のところは「自分がどうありたいか?」だと思うのです。

 

発想を変える

巷にあふれる異性に好かれるテクや恋愛に関する本を視点を変えて読んでみると気づくと思うのですが、「相手にどう見られるか」という視点でのみ書かれて入る本が多いんじゃないかと思うのです。
そんな外見ばかりを着飾ったり取り繕ったとしても、どこかで無理をしているので、いつかは自分自身が辛くなります。

まずは「相手にどう見られるか」という発想そのものを変える方が良いと思います。

例えば、恋愛に臆病になってる人がよく口にするのが、「1人になるのが怖い」とか「傷つくのが怖い」ということ。
「相手にどう見られているか」にも共通しているのですが、そう考える人に共通しているのが
『受け手の立場』にいることです。

 

与え手になる

人間は誰でも承認欲求を持っています。
誰かに認められたい、受け入れて欲しいという気持ちを持ちながら組織の中にいます。

組織というと会社などを想像すると思いますが、いわゆるコミュニティです。
学校、クラス、家族、友達、サークル、スクール、習い事など、様々なコミュニティがあります。

この承認欲求はもちろん恋愛面でも顔を出します。
「好きになって欲しい」とか「相手によく見られたい」なんていうのはその最たる例です。

承認欲求を持ち続けている限り、いつまで経っても受け手の立場から抜け出すことはできません。

受け手の立場から抜け出したいのなら、恋愛でも与え手になることです。

「好きな人に気に入られたい」とか「好きになって欲しい」という自分主体の気持ちはいったん置いといて、「好きな人のために何ができるか」という気持ちを持つことです。

異性同性に関係なく、プレゼントを選ぶときは相手が好きなものをリサーチして、喜んでもらえそうなものを選びますよね。

「好きな人のために何ができるか」は、そのときの相手に対する気持ちと似ています。

 

見返りを求めない

ですが、与え手の立場になると全てが上手く行くというわけではありません。
傷つく機会は確実に増えます。
好きな人のためにしてあげたいことが、相手に受け入れられないことだって当然あるからです。

「私はこんなにしてあげたのに、なんで応えてくれないの?」と思うこともあるでしょう。
でも、その思いは与え手ではありません。

好きな人のためにしてあげたいことがあるので与え手のように見えるのですが、見返りを求めてしまっていることはまた別の関係性を生みます。

行為の対価を求める、典型的なビジネスのカタチですよね。
恋愛での関係性とは全く違うのに、なぜか気づかないことが多いです。
(恋は盲目とはよく言ったもので…笑)

与え手の立場になるということは「こんなにしてあげたのに応えてくれない」ことを受け入れる必要があります。
それはとても辛いこと。
でも、相手が受け入れてくれないからといってあなたの人間性が否定されているわけではありません。

受け入れるか、受け入れないかは相手の問題であり相手が決定すること。
あなたがどれだけ長い時間をかけて考えても、相手の決定に影響を与えることはありません。

だから傷つくまで考えずに、手放しましょう。

見返りが欲しいなら、それこそビジネスの手法に倣ったまた別のアプローチをすべきです。

 

私は「どうありたいか?」

さて、お気づきでしょうか?
「好きな人に振り向いて欲しい」というのは大切なことを見落としているのです。

それは、結果だけを見ていること。

よく男性にありがちなのですが、好きで好きでアタックしまくって、気持ちが押さえきれなくなって告白してしまうこと。
そんな経験ありませんか?

残念ながら、告白された女性からは「えっ?そんなつもりないし…」という現実が突きつけられます。

結果を追い求めるあまり、プロセスを忘れてしまっているのです。
自分の中だけで盛り上がってしまって、相手のことを見ていなかった証拠です。
恋する自分に恋している、みたいな。

プロセスを丁寧かつ繊細に積み上げていけば、相手の気持ちがこちらに向く瞬間はあるのです。
逆に、プロセスを積み上げないなら、相手の気持ちが向くきっかけは生まれません。

いつ向いてくれるかもわからない相手に対して、してあげたいことをし続けるのは大変です。

想い続けることに疲れるかもしれません。
その時はそれでいいじゃないですか。
またその人のことを想えるまで休めば。

ふとしたときに、急に別の人が気になることもあります。
今まで好きな人がいたのに、急に他の人が気になると気持ちを無理に押さえつけようとしてしまいます。今まであんなに好きだったのに、他の人に惹かれている自分を隠そうとしてしまいます。
それは自分の変化として受け入れて、その時はどちらを想うか決めればいいじゃないですか。

押さえつけが行きすぎてしまうと自己否定につながります。
だから、自分の変化として受け入れてあげましょう。

浮気や不倫を肯定しているわけではありません。
相手がいるのに他の人を好きになってしまうことはあるでしょう。人間だもの。
でも、そこから先に進むなら、これから先、自分と自分の周りにいる人と間に何が起こるか想像してみてください。
今決断しようとしていることが、これから先どんな影響を与えますか?その上で、相手とどんな関係になることを望んでいるのですか?
その決断が、あなたという人間を表すことにも繋がります。
まぁ、それが茨の道であることは重々おわかりですよね。

恋愛は楽しいことも辛いこともありますが、どんな状況であれ、見返りを求めるのではなくてあなたが相手とどういう関係を築きたいかということを見失わなければ、その人とあるべき関係を築くことができると思います。

大切なのは、「あなたがどうありたいか?」です。

 

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