ヨシ・トクガワ
ボイトレをさせないボイストレーナーをしている現役ナレーター。アレクサンダー・テクニークをベースに、発声練習をしないボイトレ『ボイスアクティベーション』というレッスンをしています。面倒な発声練習をすることなく、日々の生活を通じてあなたの声の本来の魅力を引き出す方法をお伝えします。ボイトレでは教えてくれない声のヒミツが満載の『読むだけでいい声になれるE-Book』を期間限定で無料プレゼントしています!!
ヨシ・トクガワの記事一覧
腹式呼吸について考える、後半です。 早速ですが前回の復習から。 ・呼吸のスタートは吐くことから ・息を吸うのではなく、横隔膜が動くことで空気が入ってくる と紹介しました。 ではその通りにやってみて、腹式呼吸について考えていきましょう。 まずは「呼吸のスタートは吐くことから」なので息を吐きましょう。 何も考えずに吐ききっ...
腹式呼吸は、発声のトレーニングを進めていく上で誰もが通る道でしょう。 「お腹に空気を入れてー」とレッスンで習う方も多いでしょうし、そう教えられている方も多いです。 でもちょっと待ってください! お腹に空気は入りませんよ! いやいや、そんなことは知ってるよ、という方、 「お腹に空気が入るイメージだよ」といっても、身体はイ...
ナレーター、声優になるためにレッスンに励んでいる方から「私は上手くないから練習しなきゃ」という声をよく聞きます。 真面目な方に多いのですが、このとても殊勝な気持ちは時にあなたの上達を妨げることがあります。 ひとつはすでにお話しした「練習しなければならない」という義務形。 もう一つは「私は上手くないから」という表現。 一...
「本番前にドキドキしてしまうのを何とかしたい!」 「本番前に緊張するのをどうにかしたい!」 という声をよく聞きますので、本番前の緊張について考えてみたいと思います。 いざ本番に備えて、舞台袖や控え室でスタンバイ。 なんだか緊張してきたなぁ・・・ セリフ間違えたらどうしよう・・・ 心配したらよけい緊張してきた・・・ まず...
人の身体が持つ協調作用を最大限に高めるにはボディマッピングが有効です。 何か新しいことをするとき、マニュアルはあなたにとっての道標になりますよね? 最初はマニュアルに沿って動きますが、いずれマニュアルがなくてもそのようにできるようになります。 それは脳内で髄鞘化され、その動きに必要な回路が形成されたから。 (髄鞘化につ...
動きの精度を上げるテクニックの一つに「リーディングエッジ」という考え方があります。(leading edge) 直訳すると「導きの先端」でしょうか。 あなたが動くとき、その動きの先端となる箇所、あなたの動きをリードする部位があるのです。 例えば、手を挙げるとしましょう。 まずは何も考えずに手を挙げてみましょう。 そして...
こんにちは。 発声改善士のトクガワ です。 人は正しさを求める傾向にあります。 パフォーマンス中に「相手のセリフを聞くことができているかな?」と、相手のセリフを聞くという行為を正解設定し、そこに向かおうとします。 これは自分に集中することになり、相手との関係を切ってしまいます。 パフォーマーとして機能しなくなっている状...
演技に携わるある方の言葉らしいです。 私たちはいつどんなときでも、正しいかそうでないかのチェックをしています。 台本を読みながら「噛まないようにしよう」、本番中に「とちらないようにしよう」、歌を歌いながら「喉を閉めないようにしよう」などなど。 カタチはちがえど、何らかの判断基準のもと、正しくあろうとしています。 噛むこ...
プロフィール
フリーのナレーター。31歳の頃、文字を声に出すことができない現象に悩む。克服した体験を活かして、現在は発声改善士としてアレクサンダー・テクニークをベースにした発声改善レッスン『ボイスアクティベーション』を提供。
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