こんにちは。
発声改善士のトクガワ です。
ずいぶん前に書いたこんな記事を書いたんですけどね、新年度・新学期を迎えたせいか最近またヒットし出しているようです。
私は「自分を変えたい」という願いを持っている方を声を通じてサポートしたいと思っているので、そう願っている方が私のブログを読んでくれるのはとても嬉しいです。
変わりたいという願いがなければ成長はそこで止まってしまいますから、人生は下降線を描くばかり。
「私はこのままでいいから」と現状維持でいいと思っているなら要注意ですよ。実は現状維持が一番大変なんですから!
この事実に気づいていない人がなんと多いことか!!
今回は何か変化を起こしたいと考えている方に向けて役に立つアイディアをまとめておきます。
もしあなたが、変わりたいと思っているのになかなか行動に移すことができないというような悩みを持っているならきっと役に立つアイディアになるはずです。
Step1. 望んでいることを明確にする
まず初めのステップは「望んでいることを明確にする」ことからはじめましょう。
「なんとなくこうなりたいな」とか曖昧なままにしておくと、この後のステップでぶれます。ちょっとしたきっかけで崩れます。しかも、この後のステップでの重要な判断基準になるので、面倒でも丁寧にやっておきましょう。
意外と曖昧なまま進んでしまって、後のステップで迷いや不安に負けてしまう人はたくさんいます。
そんな人ほど言い訳が大好きなんですよね。「時間がない」とか「忙しい」とか、「ホントはあんまり興味なかったんだよね」とかね。
あなたが変わりたいと強く望んでいるなら、自分を変えるためにまず初めにやって欲しいステップは望みを明確にすることです。
できるだけ具体的かつ完結に表現できると良いです。
たとえば、私は「声やコミュニケーションについて、悩みがある人をサポートしたい」という望みがあります。
こんな風に、何をどうしたいかというシンプルな一文でいいんです。
でもこんなのはオススメしません。「内気な自分をなんとかしたい」とか「マイナス思考をやめたい」とかね。
これは全く具体的ではないんです。
「内気な自分をなんとかしたい」というのは具体的に見えるかもしれませんが、それは現状についてだけ。どんな自分になりたいかについては、一ミリも具体的ではありません。
「人前で堂々と話ができるようになりたい」なのか「初対面の人と気軽に話がしたい」なのかだと、ずいぶん違いますよね。
「なんとかしたい」というふんわりとした曖昧な状態ではなく、「こんな自分になりたい」という具体的なイメージを持つことが大切です。
同じような理由で「マイナス思考をやめたい」も全く役に立ちません。
マイナス思考をやめた結果、どんな自分になりたいのかが全く触れられていません。プラス思考になりたいのか、毎回
きちんと考えて判断できる思考になりたいのか、具体的なイメージを持っておきましょう。
言い換えれば「マイナス思考をやめる」は可能性がありすぎる。
「何でも楽天的に考えられるようになりたい」というのも、「何も考えずにお気楽に生活したい」というのもそこに含まれていますからね。
自分がなりたい姿を具体的にイメージすることができたら、次のステップに進みましょう。
Step2. やることを明確にする
望んでいることを明確にできたなら、次のステップに進みましょう。2つめのステップは「やることを明確にすること」です。
自分の望んでいることを実現するためには、何らかのアクションを起こす必要があります。
当たり前ですけど、何もせずに指をくわえて待っているといつの間にか実現するものではありませんからね。
では、どんな行動を起こせば望みは実現するでしょうか?または、実現に近づくことができるでしょうか?
闇雲にただ努力をすれば良いというものではありません。必要なことを必要なだけ行動する必要があるんですね。
このステップで大切なのは、できるだけ小さなアクションにしておくことです。
例えば、「人前で堂々と話ができるようになりたい」という望みがあるとしたら、そのために必要な小さなアクションをいくつも書き出しておきます。
・事前に話す内容を考えておく
・話す内容は印刷してポケットに入れておく
・人前に出る時、2,3回意識的に呼吸をする
・話す場所に立ったら、全員を見渡す
・見渡した後、お辞儀をする
・お辞儀をしたら、1回呼吸をする
こんな風に、必要なことだけを書き出しておけば、あとはそれをひとつひとつ実行していくだけです。ToDoリストみたいにね。
このリストがあるのとないのでは、大違いですよ。万一、アタマが真っ白になったとしてもリストのどれかを実行すれば元通り。
まぁ、多くの人はプライドなのかなんなのか、こんなアンチョコを持つのを嫌いますよね。でもデキる人こそ隠し持っていて、それを誰にも明かしていないだけなのです。
Step3. やりたくないことを明確にする
やることを明確にできたなら次はその反対のことについて考えておきましょう。
ほとんどの方はこのステップをすっ飛ばしてしまいます。
で、いざ本番になるとせっかくリストアップしたやることをそっちのけで、やらなくていいことばかりやってしまうのです。
だから事前にやらなくてもいいことややりたくないことも書き出しておきましょう。
例として「人前で堂々と話ができるようになりたい」という望みを使ってみましょう。
これを達成するためにやらなくてもいいことややりたくないことは何でしょうかね?
・相手の表情から内面を推測する
・批判されるんじゃないかと心配する
・私は役に立っているんだろうかと不安になる
などなど、あなたが「人前で堂々と話をする」ために必要でないことや、やらなくてもいいことは探せばたくさんあります。
これを事前に知っておかないと、いざ話している最中にやらなくていいことばっかりやってしまいますよ。
3つのステップができたらあとはやるだけ!
では最後のステップです。3ステップってタイトルなのに4ステップ目w。
でもそんなに難しくありません。
望みを具体的にして、やることとやらないことも明らかになっています。だから、あとは実行あるのみ。
望みを達成するために、やることだけをやればいいのです。
もちろんこの時にアタマと脊椎の関係性を使うことができれば、さらに上手く行く可能性が高くなるでしょう。
アタマと脊椎の関係性について詳しく知りたい方は私が書いた【読むだけで声が良くなるE-Book】を読んでみてください。ホント、これだけで声変わりますよ。
まとめ
自分を変えたいけど変えられない・・・
そんな風に悩んでいるあなたに対して、周りの人々は「精神力が足りない」とか「意思の力が弱い」とか好き勝手なことを言っています。あたかもあなたに非があるかのように。
でも決してそんなことはありません。
「今のままでいたい」と願っていたり、習慣がそのようにさせていて、「変わりたい」と願っている気持ちよりも勝ってしまっているだけなのです。
なのに心ない人は個人の人格を否定するかのような言葉も投げつけてきますよね。ホントに身勝手極まりない。
私たちは変化や未知のことに対して恐怖と感じるようにプログラムされた本能が備わっていますから、「今のままでいたい」という気持ちが「変わりたい」と言う気持ちに勝ってしまうのは当然のことだと言えます。
そのためには、小さいゴールを設定して、徹底的に自分を甘やかすことで、変わることの楽しさを身をもって体験して行く方が良いでしょう。
- 望んでいることを明確にする
- やることを明確にする
- やりたくないことを明確にする
このステップを達成して変化が起きると、喜びや楽しみが生まれます。ほんの小さなことかも知れないけど、変わることは楽しいことだと、何度も何度も体験できるんですね、すると自分の脳がそれを覚えていき、次第に習慣化されていきます。
そのためにはやることリストでできるだけ簡単なことを書き出して、それを達成することの楽しさを体験していくことがオススメです。いわゆるベイビーステップと言うヤツですね。
ちなみに、私がブログを書くときに気が向かない場合は「ノートPCの電源を入れる」とか、ホントに小さなことから始めていますwこれが案外効果あるんですよね。
もしあなたが何か上手くいっていないことがあるとしたら、今回のステップを試してみることからはじめましょう。それが変化への第一歩ですよ。
ちなみに、私のレッスンは単なる声のレッスンではなくて、達成することの楽しさを体験していくレッスンでもあります。
E-Bookの特典で無料レッスンをプレゼントしているので興味があればゼヒ体験してみてください。人生変わりますよ。
知らなくてもいいけど、知っていると人生に役立つめちゃくちゃ便利なこともお教えしますから。
ちなみに、E-Bookのプレゼントと無料レッスンのプレゼントは期間限定なので今のうちにダウンロードしておいてくださいね。